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【現役モデルが実践】「姿勢」を一瞬で正す方法

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

ウォーキング姿勢。
この2つがいずれも毎日の体調に密接な関係があるのは、健康に関心が高い方ならご存じですよね。

正しく歩けば、正しく筋肉が使われて、さまざまな好循環が生まれます。
姿勢が良ければ、体内の内臓が正しい位置にあるので、内臓機能が本来の働きをしてくれ、血流も良くなるわけです。

カリスマ現役モデルで、姿勢・ウォーキングアドバイザーとしても知られる仁香さんは、著書『この習慣で美人になれる』の中で、「この効果を最大にするために、歩く前にしておきたいこと」を挙げています。

それは、「脚のマッサージ」「姿勢のチェック」です。

「さあ、これから歩こう」というとき、背中が丸まって、肩が内側に入ったままだと、体内に十分な酸素を摂り込めません。
 足首が硬いままだと、「かかとから着地して、かかとで蹴(け)り上げる」という歩き方はかなりツラく、ふくらはぎがきちんと働きません。膝や骨盤の動きも制限されてしまいます。
 これでは、正しく歩くことで得られる効果は半減してしまいます。歩く前には、ぜひ足首を柔らかくして、基本姿勢のチェックを行ないましょう。

「通勤前で時間がない」という場合は、最優先すべきは「足首」です。
 ですから、足首だけでも柔らかくしましょう。足首をグルグル回すのです。手を使って円を描くようにしっかりと内回し、外回しして、関節がスムーズに稼働するように整えてあげてください。

 そして、姿勢のチェックです。

正しい姿勢

 左右のかかとと親指をくっつけて、壁際に立ちます。
「後頭部」「肩甲骨」「ヒップ」「ふくらはぎ」「かかと」が壁についているか確認します。このとき、真横から見ると、耳、肩、ひじ、中指、くるぶしが一直線上にあるのが、正しい状態です。
 肩甲骨をしっかり開き、お尻をしまい込むようにして内転筋も締めます。
 このとき、お腹に力を入れて背中のほうに近づけ、背中と壁の間に手のひら1・5枚分くらいの隙間をつくります(それ以上の隙間が空いていたら、反り腰気味ですので、気をつけて)。
 これで、背骨は本来あるべきゆるやかなS字ラインを描き、骨盤が立って、一番負担のかからない、ラクで正しい姿勢のできあがりです。
 一番のポイントは、お腹と背中をくっつけて、背中のS字ラインを適正に保つこと。
 この状態をしっかり記憶すれば、あとは時折の確認だけで、毎日、壁の前、鏡の前に立つ必要はなくなります。その感覚を自分のカラダに、完全にインプットしてしまいましょう。

 ここで、「鏡や壁を使ってチェックするなんてめんどくさい」「チェックする時間がない」という方に、とっておきの方法をお伝えします。
「両手を上げて、姿勢を一瞬で正す方法」です。図を見ながら試してみてください。

図版

①手をお尻に置く。
②息を吸い、吐きながら手を上に伸ばしていく。
③腕がきちんと耳の後ろを通っているかチェックする。両方の親指をくっつけ、手を合わせたら、両腕を伸ばしたまま、いけるところまで上に伸ばす。このとき、デコルテが垂直になっているかどうかをチェック。
④3秒キープしたら、ゆっくり手を下ろす。

私も実際にやってみましたが、これだけでも、姿勢が大きく正されます。すぐ終わりますので、朝起きた一番に、このエクササイズをやってみてください。きっと、とても清々しい気分になりますよ。

書籍『この習慣で美人になれる』では、モデル歴20年以上、姿勢・ウォーキングアドバイザーの仁香さんが、【呼吸】【立つ】【座る】【歩く】【食べる】【考える】という毎日当たり前のようにやっていることをちょっと変えるだけで、内側から美しくなれる「がんばらない」美の習慣を紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。

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