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自覚症状がない「血管」の健康を保つ方法

このnoteは2022年6月1日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

自覚症状がない「血管」の健康を保つ方法

今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める、今井佐和です。本日は「脳梗塞・糖尿病が85%防げる生活習慣術」をテーマに、フォレスト出版・編集部の森上さんとともにお伝えしていきます。森上さん、どうぞよろしくお願いいたします。
 
森上:よろしくお願いします。
 
今井:85%防げるっていうのはかなりの高い水準だと思うんですけど、生活習慣でそんなに防げるようになるものなんですか?
 
森上:そうなんですよ。僕もこれにはすごくびっくりしていて、それこそ糖尿病では「炭水化物を控えたほうがいいよ」とか、やり方っていろいろとあると思うんですけど、今回は血管にフォーカスを当てたいと思っていまして。いわゆる生活習慣病とか、血管の専門ドクターで、栗原毅先生という方がいらっしゃるんですよ。
 
今井:はい。
 
森上:その先生と『血管が強くなる習慣』という新刊をご一緒させていただきまして、(2022年)5月21日に発売されたばかりの本なんですけども。どうしても血管って老化してきちゃうのは否めないんですけども。特に血管って目に見えないじゃないですか。

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今井:はい。
 
森上:なのに、基本的に自覚症状がないんですって。
 
今井:だから脳梗塞って突然起こるような感じなんですね。
 
森上:まさにその通りで、だからいつの間にか悪くなったりとかしているらしいんですよ。それこそ血液絡みだと、“血液サラサラ”とか、“血流”っていうのが注目されたり、一般にも広がっていると思うんですけど、その血管というところにフォーカスして、血管を強くする、血管の健康管理についての習慣術が載っているのが今回の本で、習慣術は50個近くあるんですけど、その内の5つをやるだけでも血管の健康状態が全然違うって言うんですよ。
 
今井:でも、習慣術ってすごく難しいことなんじゃないですか?

朝起きてすぐやったほうがいいこと

森上:そうですよね(笑)。そう思っちゃうんですけど、実はめちゃめちゃ簡単なものばっかりで、僕もびっくりして。例えば1つ、今日ご紹介したいのが、朝起きたらまず佐和ちゃんは何をします? 朝、ベッドから起きました。
 
今井:顔を洗いに洗面所に行きます。
 
森上:なるほどね。そのときにうがいとかする? 水を飲んだり?
 
今井:口の中が気持ち悪いから、ついでに歯磨きもそのときにしちゃいますね。
 
森上:あ! それが一番いいみたいです! っていうのもね、先生の習慣術の1つが、「朝起きたら口をゆすぐ」っていうやつなんですけど、そんなにたいしたことないでしょ? でも、これってめちゃくちゃ重要で、ご存じの方はご存じだと思うんですけど、口の中って寝ている間にすごくバイ菌がいっぱい繁殖していて。実際によくありがちなのが朝起きたら「のど乾いた」って言って、水を飲むとか。起きてすぐ飲んじゃう人ってたまにいるらしいんですよね。水分が失われているからそれも大事なんだけど、口をゆすがずに水を飲んじゃうと、体内にその菌が全部入っちゃって、それがまた腸内細菌に悪さをするらしいんですよ。
 
今井:あらら……。自分の口の中から発生したのに、それが腸に入ると悪さをしちゃうんですね。
 
森上:そうらしいんですよ。あの何とも言えない、気持ち悪い、ネバネバした感じ。あれがまさにそのバイ菌の正体らしくて。これ、先生の表現がすごくうまいんですけど、このケアが不十分な場合は1兆個の細菌が発生していて、これって肛門のまわりよりも細菌の数が多いらしいです。
 
今井:おっと(笑)。
 
森上:これ、お食事中に聞かれていたら、気持ち悪くてごめんなさい。
 
今井:「アラレちゃん」に出てくる、ニコチャン大王みたいですね。おしりが頭にあるみたいな。
 
森上:そうそう(笑)。まさにそんな感じで、うがいをせずに、そんな菌だらけの口で水を飲んじゃうと、全部入っちゃうっていうことです。
 
今井:それはもう「ゆすがなきゃ」っていう気持ちになりますね。
 
森上:そうなんです。これが最終的に、血管にも悪さをし始めるんですね。だから、それが血管の健康とすごくつながりが大きいらしいんですよ。深いつながりがあるらしくて。だから、腸内環境を整えるのってめちゃくちゃ大事で、そこに対して腸内細菌も戦い始めちゃうんですね。だから、すごくよくないらしいです。
 
今井:なるほど。腸内細菌との戦いに力を使っちゃうから、血管のほうまで回らなくなっちゃうっていうことなんですね?
 
森上:そういうことです、そういうことです。まずそれが1つ目の先生が紹介している習慣ですね。

「1日に食べていい卵は1個まで」という大きな誤解

森上:あともう1つ、簡単なもので言うと……。佐和ちゃん、卵って一日何個食べたらいいとかっていう話は聞いたことあります?
 
今井:一般的には1日2個とか3個って言われていますけど、もう無制限に食べます(笑)。
 
森上:本当ですか? 結構卵はバンバン食べている感じですか?
 
今井:はい。
 
森上:それはめちゃめちゃいいらしいです。
 
今井:全部でゆで卵にしていますね。
 
森上:それは素晴らしい。卵っていろんな食材に入っていたりするから、1日1個までで、それ以上は卵を摂り過ぎみたいな。そういう誤解を招くような説がまかり通っているらしいんですよ。
 
今井:うちの母も糖尿病だから、「私は卵をそんなに食べちゃいけないの」って言っていたので、「食べても大丈夫なんだよ」っていう話をしました。
 
森上:本当ですか! それでいいんだと思うんです。栗原先生は「卵はそれこそもう2、3個食べていい」と。「むしろ1個だけじゃ足りない」って言っているんですよね。
 
今井:むしろ食べろという感じなんですね?
 
森上:そうなんです。それで卵に入っているアミノ酸があるんですけど、アルギニンという、健康診断の結果に出てくる数字があるんですけど、その数字にかなり影響するらしいんですよ。
 
今井:それは食べるとよくなるっていうことなんですか?
 
森上:そういうことです。卵ってタンパク質をいっぱい取ることになるので、それが結局、アルギニン値をすごくあげる。それが「ニアイコール元気指数」って先生はおっしゃっていて。「みんな卵を控えたりとかしているけど、それは間違いだ」って言うんですよね。
 
今井:世の中の人は卵を食べないほうがいいと思っている人が多いなって私も感じていたので、ぜひこの「卵をたくさん食べる」が常識になるといいなと思います。
 
森上:そうですよね。たぶん、「卵を食べちゃいけない」って言われている論説の1つに、コレステロール値が高くなっちゃうっていう。
 
今井:よく聞きますね。
 
森上:聞きますよね。でも、これってめちゃくちゃ間違った話で、全く根拠のない、誤った認識だっていうのが証明されているらしいんです。これは卵白に含まれる、シスチンっていうアミノ酸が悪玉コレステロール値を下げるっていうことがわかっていて。コレステロールって、悪玉と善玉がいて、いわゆる善玉のほうが卵らしいんですよ。
 
今井:いいほうが上がっているだけで、悪いほうの値は下がるってことなんですか?
 
森上:そうなんですよ。だからそういう意味では、卵なんてどんどん食べてよくて、先生も毎日2個を目安に卵を食べるようにしてって勧めています。だから卵を食べ過ぎるとコレステロールが上がるとか、そういう誤解をひっくり返すというか。
そういう感じで、意外と知られていないことがたくさん載っている本で、こういう習慣術が50個近くあるんですけど、でも言っていることはそんなにたいしたことはなくて、「卵をいっぱい食べたほうがいいよ」とか、「朝起きたらまず口をゆすいだほうがいいよ」とか、そういう感じですごく簡単な習慣ばかりを集めているので、血管とか、健康に気を遣ってないなっていう方にとってはすごくお役立てできる内容になっているかなと思います。
 
今井:私もこのたくさんある生活習慣術をバーッと読んだんですけど、簡単にできる上に、確かにこれを全部やったらすごく元気が出そうだなってひしひしと感じました。
 
森上:そうですか。これは全部はやる必要はないって言っていて、できることからどんどん取り入れてねっていう感じで。しかも、とても救いなのが45歳からでも充分間に合うって言っているんですよ、血管の健康の管理っていうのは。だから、それこそ40代後半から50にかけて、それ以降になってくると脳梗塞とか、脳溢血とか、そういう話も出てくるし、今の内から、思い立ったが吉日じゃないですけど、すぐ始めたほうがいいかなって、本をつくっていて思いましたね。
 
今井:ちなみにこれは50代とか60代だともう遅いみたいなことは?
 
森上:いや。でも、やらないよりはやったほうがいいとおっしゃっています、先生は。
 
今井:そうなんですね。
 
森上:うん。全然よくなるって言っています、血管の健康が。
 
今井:いくつの方でも今からで間に合うということで、こちらの新刊『血管が強くなる習慣』をお手にとっていただけたらと思います。新刊のアマゾンのURLはこちらに貼っておきますので、ぜひご一読くださいませ。本日は編集部の森上さんと共にお伝えしてきました。森上さん、どうもありがとうございました。
 
森上:ありがとうございました。
 
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)
 

 

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