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特定の人に深く深く刺さる本。【かくれ繊細さん/HSS型HSP】

「ずっと悩んでた答えが見つかった気がした」「自分の性格が的確に言語化されていて、胸がいっぱいになった」「HSS型HSPに焦点を絞ったこの本をようやく読めてよかった」「泣きながら読みました」「HSS型HSPにとって、バイブルになる神本」「やっと自分らしく生きていけそう」「心に響いた所にふせんを貼ったら結構な数になりました」「この本に出会えてよかったです」「ほんとこれは、保存本。一番しっくりした」「激ヘドバンするくらい共感してしまった」「笑っちゃうほど当てはまりすぎて涙まで出てきた」「かくれ繊細さんについて知ったのはこの本のおかげです」「泣きそうになりながら一気に読んだ」「複雑な自分を持て余している人に読んでほしい1冊」「生きにくさの原因がわかり、肩の荷が降り、心が救われた」(Twitter、Amazonレビューより)

人口の6%しかいないと言われるHSS型HSP、通称「かくれ繊細さん」。人数は少ないながらも、かくれ繊細さん自身には深く深く刺さるようで、ネット上に熱いレビューがこだましている『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』(時田ひさ子 著)

今回は、noteに書籍の感想を書いてくださっている記事のご紹介と、本書のなかから、「かくれ繊細さんとお金」について抜粋してご紹介します。

人一倍不安の大きい「かくれ繊細さん」がお金の不安を克服するには? HSS型HSP専門心理カウンセラーとして年間延べ1300時間相談を受けている時田さんが見出した方法をお伝えします。

また、以前にご紹介したHSS型HSPチェックリストの記事のリンクを最後に貼りますので、かくれ繊細さんかどうか気になる方はチェックしてみてくださいね。目次から飛ぶこともできます!

ご感想、ありがとうございます!

▼「私、繊細さんでした( ˙ー˙ )」

▼「自分をさらに理解できてよかった。また、希望が感じられた。無敵になった気分!!!!!」

▼「著書を読み進めてみると、ほんっとすごいです。恐らく、かくれ繊細さんはみんな涙を流すのではないでしょうか?」

▼「これほど正確に内面を言語化してくれている本に会ったことはありませんでした」

▼「うわーこれはまさしく自分のことだわー、とページを進める手が止まらなくなってしまった」

▼「HSPじゃない人も含めみんなに読んで欲しい」

▼「ものすごく共感できます(・∀・)💦」

お金の不安がかくれ繊細さんの自己肯定感を著しく下げる(本文より)

 かくれ繊細さんは基本、いつもひやひや、ドキドキしています。
 それが生まれながらに持ち合わせた気質からくるもので、デフォルトです。
 ひやひやドキドキして不安。だから、不安を払拭するために頑張るのかもしれません。

 お金についても、ひやひや、ドキドキしています。
 かくれ繊細さんのお金との関わり方は、人によってすごく極端です。
「お金のことに関わらないように目をふさいで生きてきた」か、「真っ向からお金に立ち向かってお金を安定的に稼ぐことで自分の不安をなくそうとする」かのどちらかに偏りやすい、とセッションでお会いするかくれ繊細さんたちから感じます。
 かくれ繊細さんは、今はお金があったとしても、先々のことを考えて「これじゃ足りないかも!」と不安になりやすく、基本、お金に振り回されてしまいがちです。

 そんな自分をやめたくて、真逆の人の真似をしたことがあるのではないでしょうか。
 お金に対するストレスや不安のないスタンスの方っていらっしゃいますよね。
「お金がなくてもなんとかやっていけるよー」という、のんきな方の真似です。
 その真似をしようとしたことが、私もあります。
 お金がなくても「平気」と思おうとするのです。でも、できなかったのではないでしょうか?

 表面的には、のんきに構えているように見せられます。
 でも、内面ではすごい汗だく。
「お金、大丈夫かな。なくならないかな」と今ある収入を必死に守ってしまいます。次の支払いの算段をしてしまいます。のんびり構えていられないんです。
 結局いつもやっているのと同じで、「表」は余裕のあるふり、「裏」はぜんぜん余裕がなくてひやひやドキドキしている自分でした。お金に不安のない人の真似をしてもなんの解決にもならないと思いました。

 では、かくれ繊細さんが、お金にひやひやしなくなるなんてことはあるのでしょうか?
 結論から言うと、この世に生きている限り、ないと言えます。
 ずっとひやひやしてしまう質(たち)なのだろうと思います。
 唯一ひやひやしなくなるには、現実にお金を稼ぐしかない。
 それも、ある程度使っても大丈夫と思える以上の稼ぎを得ることでしか解決しないようです。

 お金に不安があるときとないときの両方を経験したことがある方なら、身に覚えがあるかと思うのですが、かくれ繊細さんはお金がないというだけで、自分に対する信頼感、安心感が大きく変わる人たちです。
 お金がない、お金を稼げないということが自己肯定感を著しく下げてしまいます。

 それに、かくれ繊細さんはお金の不安がすごく強くて、一定の固定収入がなくなると途端に自分を信用できなくなってしまいます。だから、一定額の固定収入はなるべくなくさないでおいてください。
 すべての退路をなくして自分を追い込むことは、一見覚悟を決めるよい手段のように見えますが、かくれ繊細さんには絶対に向きません。
 全部を手放した瞬間、収入のなくなる不安でガチガチになり、自分の能力がまったく発揮できなくなる可能性があります。怖くて、柔軟性がなくなってしまうのです。
 かくれ繊細さんは、好奇心旺盛であると同時に「怖がりである」ということを忘れないことが大切です。
 かくれ繊細さんは、冒険したがり、チャレンジャー、無謀な挑戦者なのに、同時にめちゃくちゃ怖がりなのです。だから、命綱(一定の固定収入)は持っておいてください。

 お金という現代のマルチツールがあるだけで、自分への自信は安定します。
 お金はとてもわかりやすく、かくれ繊細さんのメンタルを保ってくれるのです。
 お金への不安がなくなることで、自分への不安は目に見えてなくなっていき、自己肯定しやすくなっていきます。
 ですから、かくれ繊細さんは、お金を稼ぐこと、ためること、増やすことに、本気で、真剣に取り組むべき特性の人たちだと言えると思います。それによって、ほかの才能も発揮しやすくなっていきます。

※本稿は『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』(時田ひさ子 著)より抜粋したものです
※イラスト/カシワイ

「かくれ繊細さん/HSS型HSP」チェックリスト

(編集部 杉浦)


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