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【1章まで期間限定公開⇒終了】『商品売るならShopify』まえがきまで引き続き公開中

発売前の新刊『商品売るならShopify』の全文公開は、5日間限定で終了しました。多くの方にご閲覧いただき、ありがとうございました。なお、「はじめに」は引き続き公開中です。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

フォレスト出版編集部の寺崎です。

このところ話題の「アマゾンキラー」と呼ばれるサービスがあるのをご存じでしょうか。

カナダ発のEC構築プラットフォームの「Shopify(ショッピファイ)」です。

※音楽配信の「Spotify(スポティファイ)」ではありません。

ECサイト界隈で話題のShopifyですが、情報がまとまった日本語の書籍がないため、いまいちその全貌がつかめていない人も多いのではないかと思います。

そこで急きょ企画して、12月16日に刊行の運びとなりましたのが『商品売るならShopify』という書籍です。

発売を記念して、今日から5日間だけ1章までを全文公開することとしました(公開終了⇒まえがきまで引き続き公開中)

それでは、どうぞ。

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はじめに


「ネットショップをこれから作るなら、どのプラットフォームがいいのか?」
「Shopify って話題だけど、楽天市場やBASEと何が違うの?」

 このようにお考えのあなたに、本書は「Shopify のどこが画期的なのか」について知っていただき、そしてShopify を活用してビジネスを成功に導くための本です。

Shopifyが急成長している理由

 消費者の購買行動におけるリテラシーは年々高まり、買い物はただモノを買う行為から、新しい「体験」や「経験」のための手段に変わりました。このように変化を続けるECビジネス市場で、最先端のニーズに合致しているのがShopify なのです。

 インターネットでShopify について検索すると、「世界ナンバーワン」「アマゾンキラー」「越境EC(電子商取引)に向いている」「アプリが多機能」「決済が豊富」など、おすすめとされるポイントがたくさん見つかります。
 しかし結局のところ「なんだかいろいろすごそうだけど、ほかと比べて何が優れているのかよくわからない」と感じたことはありませんか。
 Shopify を一言で表すと「機能拡張ができるレンタル型の通販カートシステム」です。レンタル型なのに機能拡張が追加できる。この一点により、ネットショップ運営者にあった、さまざまな課題を解決し、「アマゾンキラー」とまで呼ばれるほどに成長しました。
 ネット通販の代表格といえば、これまでは楽天、アマゾンでしたが、いまや有名なモールに出店しておけば売れるという時代ではありません。
 消費者の購買行動におけるリテラシーは年々高まり、買い物はただモノを買う行為から、新しい「体験」や「経験」のための手段に変わりました。このように変化を続けるECビジネス市場で、最先端のニーズに合致しているのがShopify なのです。

ひとつの「新しい思想」が
ネットショップのゲームそのものを変えた

 これまで多くのネット通販システムは「利用者(購入者)」のほうを向いてシステムが構築されてきました。そのなかで、店舗運営者(マーチャント)の使いやすさや利益がどこか後回しにされてきたところもあります。
 Shopify が大きく違ったのは、利用者をもちろん大切にするのは大前提で、さらに店舗運営者の使いやすさ、利益の優先度を非常に高く設定したことです。
 ECビジネスを始めるには、これまで時間も手間もコストも多くかかりました。新規事業として始めるには高いハードルがありました。
 一方、Shopify ならサーバー管理も不要で低コスト、デザインも簡単かつ基本機能のみで運営をスタートできる仕組みになっています。
 運営後に発生する数々の課題に対しても、その都度、最適解を探すことのできる、多様な機能が備わっており、まずはストアを小さく作り、運営するうちに大きく育てていく思想性が特徴です。
 日本上陸時はほぼ英語だったサービスも日本語対応が進み、急速にローカライズされ、日本独自のサービス(楽天市場との連携や決済など)も日々リリースされています。
 こうした、Shopify だからこそできるビジネスのヒントについても解説しました。

Shopifyを使って成功している国内事例も多数紹介

 Shopify はブランドに共感するファンを創造し、ファンとともにブランドを発展させていく、いま話題を集めている「D2C(DtoC=Direct to Consumer)」との親和性が非常に高いことをご存じでしょうか。
 SNSや付随する広告との連携が簡単なので、顧客とコミュニケーションを取りやすく、拡張機能も顧客の反応を見ながら随時変更していける柔軟さがあるためです。
 とはいえ、何か特別なことをするのが「D2C」ではなく、自社サイトで自社のブランドをお客様に直接伝え、お客様の反応を見ながら改善し続けることそのものが「D2C」のキーコンセプトともいえます。
 ともすると、海外の成功事例ばかりが取り上げられがちなジャンルですが、本書では第3〜4章でShopify でECサイトを構築してビジネスを成功させている国内企業の事例を挙げて、使ったからこそわかるShopify の魅力やビジネスへの活かし方を深堀りしてご紹介しています。
 
 Shopify の魅力の一つに、専門知識がなくても扱えることがあります。
 そこで、第5章ではアカウント開設〜サイト公開までを実際の画面を使ってご案内しています。ぜひ本書を片手にECサイトを作ってみてください。「思ったより簡単だ」ときっと感じていただけるはずです。
 作業中に専門用語でお困りの際には、ぜひ第6章にまとめたトラブル解決集や、巻末付録の用語解説をお役立てください。

ソフトウェアエンジニアである著者が一目で惚れこんだShopify

 私はソフトウェア開発業を20年近く行っております。Shopify が最初に壊したのが「スクラッチ開発」だとすると、まさにこれらを今も稼業としており、本来「反Shopify」の急先鋒的な立場にいるべきかもしれません。
 そんな著者が2017年、まだ日本でほとんど誰もShopify を知らなかった時に「こんなに利用者のメリットを追求したシステムが実現できるのか」と、あたかも「嫌よ嫌よも好きのうち」といった具合で、悔しさとは裏腹に一目惚れをしてしまったのを今でも覚えています。
 2020年のコロナ禍のいま、自社ネットストア構築はこれまで以上に注目されており、その中心にShopify があります。
 この本を通して、「やっぱりShopify ってすごいな」「これなら自分も始められるかもしれない」と感じ、Shopify が持つ、「小さくはじめて、大きく育てる」の入り口に立っていただけると嬉しいです。

     株式会社フルバランス代表 角間 実

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いかかがでしたか。Shopifyがなぜいま注目を浴びているか、その一端がおわかりいただけたのではないでしょうか。

本書『商品売るならShopify』では、ともすれば海外の成功事例ばかりが紹介されがちなところ、国内の成功事例をロングインタビューして掲載しています。

簡単に始められるShopifyの特徴をわかっていただくために、Shopifyでストアを開設する手順を解説しました。

Shopifyサイト構築におけるトラブル”あるある”解決集、ECサイト制作用語集も設けましたので、どなたにも座右の書となる1冊が完成したと思います。

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