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フォレスト出版の新刊・既刊・これから出る本の試し読みができるコーナー
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2021年11月の記事一覧

自社ブランドのファンになってもらう「仕掛け」

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 「サブスクD2C」をはじめとしたストック型ビジネスにおいて、絶対に欠かせないのはリピート率の強化、いわゆるファンづくりです。自社商品やサービスに一度でも興味を持ってくださったお客様を、どのようにファン化していけるか。それが、ストック型ビジネスの成功のカギを握っているのはご承知のとおりです。 では、具体的にどのような形でファンになってもらうか? そこには「仕掛け」が必要です。 【サブスク×D2C×単品リピート通販】を体系化

私たちの脳が過去の「失態」をずっと忘れらない大事なワケ

フォレスト出版編集部の寺崎です。 前回記事(11/27)では「海馬の驚くべき機能」についてご紹介しました。 脳、そして海馬は「失敗の記憶」のみ側頭葉に投げ込み長期記憶化していきます。それ以外の「生死にかかわりのない情報」はあえて記憶に残しません。 では、この我々の人生と永遠に切り離せない「失敗」がいかに脳にとって重要なものであるか、苫米地英人博士の新刊『「イヤな気持ち」を消す技術 ポケット版』の内容を以下抜粋して、もう少し深く切り込んでみます。 予期せぬ出来事を記憶す

ミレニアル世代ならではのお金の知識・常識が存在する

こんにちは。 フォレスト出版の森上です。 ミレニアル世代(2000年代以降に成人を迎える世代)と呼ばれる世代も、今や30代に入っています。長引く不況、年金不安、上がらない給料、奨学金問題、少子高齢化、副業解禁、キャッシュレス社会、シェアリングエコノミー……。 ミレニアル世代を取り巻くお金にまつわる環境や未来は、劇的に変化していきます。そんな変化するなかで、上の世代の「お金の常識」をそのまま鵜呑みにするのは危険とも言えるでしょう。 ミレニアル世代には、ミレニアル世代に合っ

毎日、目ににしているものなのに、記憶に残らないのはナゼか?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 先日、人間の脳がなぜ「イヤな記憶」ほど忘れられない仕組みになっているのか、ひもときました。 海馬、扁桃体が記憶を司るカギなのですが、じつはこの「海馬」にはすごい機能があります。今日は苫米地英人博士の新刊『「イヤな気持ち」を消す技術 ポケット版』から「海馬と記憶」の関係について深く探っていきます。 海馬はすでに知っていることは記憶しない  さて、まずは海馬の働きについて学んでいきましょう。  海馬というのは興味深い存在です。すでに述べたよ

「社長はいますぐ経理をやめてください!」~数字に自信のある社長はたった1割

スタートアップや会社の規模が小さいうちは、社長が経理を兼ねることがよくあります。しかし、公認会計士・税理士として1000社以上の経理を見てきた町田孝治さん曰く、「数字に強い社長は全体の1割」。今回は、社長が経理業務をすることがいかに機会損失につながっているか、というお話です。 *** 数字が苦手なのに、経理もやらなくてはいけない社長社長自らが経理をやっている中小企業は少なくないと思います。 経理「も」やっている、というのが正しい言い方かもしれません。 これは特に創業社長に

「レッドオーシャン」を「ブルーオーシャン」に変える戦い方

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 商品やサービスを開発、設計する上で、市場調査は不可欠です。 できる限り、競合他社の商品・サービスとの熾烈な競争を避けたい、いわゆる「レッドオーシャン」を避けて「ブルーオーシャン」を狙いたいと思う人は多いでしょう。大手企業が参入する市場だったらなおさら。もしレッドオーシャンで勝負するには、相当高いリスクを覚悟するとともに、競合他社を超える、差別化を図った付加価値をつけた自社商品・サービスが求められるものです。 そんななか、「

イヤな思い出ほど、忘れられないのは、なぜか?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 「あのとき、あんなこと言わなければよかった……」 「あのときこうすれば、こんなことにはならなかった……」 こうした「過去への後悔」は誰しもあるのではないでしょうか。私自身、飲みの席でうっかり失言してしまい、しばらく後悔と自責の念に駆られたことがたびたびあります。 あるいは・・・ ◎信用していた部下の裏切りがいまでも許せない ◎夫に言われたひと言を思い出すと腸が煮えくり返る ◎上司からされた理不尽な扱いがいまでも忘れられない こんな「

【サブスクD2C×単品リピート通販】商品設計を考えるとき、絶対に押さえるべき3つのポイント

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 ◎社員1人・商品1つで、年商10億円。 ◎利益率80%以上。 ◎徹底したリスク管理。 ◎中長期的に安定した収益が上がる。 そんな特徴を持つ新しいビジネスモデル【サブスク×D2C×単品リピート通販】。 専門知識がなくても、個人でも、専門家とのアウトソーシングで実現できるのが、このビジネスモデルの魅力です。 ただ、このビジネスモデルでの成功を決めるのは、商品設計が9割だと言います。 【サブスク×D2C×単品リピート通販】を

あの天才ベストセラー作家のひさびさの新刊が本日発売!

2011年3月11日(金)14時46分この日時。 わかりますね。 そうです。国内に未曾有の被害をもたらした東日本大震災が起きた瞬間です。このとき、みなさんはどこで何をしていましたか? 私は当時勤めていた出版社が乃木坂にありました。青山一丁目方面に足を伸ばして遅めのランチを食べ終えて会社に向かう途中でした。ちょうど乃木神社の前あたりを歩いていたときに突然地面が激しく揺らぎ、目の前の高層ビルがグラングラン揺れる映像はいまだに脳裏に貼りついて忘れられません。 そして、大津波

ときおり何億円もの横領事件が起きる背景。

時折、何億という会社のお金を着服していたというような横領事件が報道されては、その大胆な犯行っぷりに毎度驚かされるものです。公認会計士・税理士として1000社以上の経理を見てきた町田孝治さんが、横領事件が起きる背景と実際に遭遇した事件についてお話します。 *** 経理は職人に似ている経理の仕事の進め方は、どこか職人に近いところがあります。  まず、高度な専門知識や技術を必要とすること。 チームワークというより、1人黙々と自分の仕事をこなすこと。 正確性やミスのない「完璧さ」

サブスクとは、「モノを売る」のではなく、「ライフスタイル提案」――サブスクに合う商品とは?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 ◎社員1人・商品1つで、年商10億円。 ◎利益率80%以上。 ◎徹底したリスク管理。 ◎中長期的に安定した収益が上がる。 そんな特徴を持つ新しいビジネスモデル【サブスク×D2C×単品リピート通販】。このnoteでも、3本の関連記事でその魅力と特徴をお伝えしてきました。 すでにお読みいただいた方はわかると思いますが、サブスクにしろD2Cにしろ、大企業だけではなく、中小零細企業でも個人事業主でも成功できるビジネスです。 ただ

ビジネス書編集者がひねり出す図版・イラストの舞台裏

ビジネス書をつくるうえで外せない要素に「図版」「イラスト」という視覚要素があります。 なぜ、視覚要素が必要なのかというと、文字で読ませるよりも理解が早いからです。何事も百聞は一見にしかず。 実際、視覚要素を盛り込んでつくったほうが売れるケースが多いです。 最近ではホントに紙面を「見るだけで理解できる」というものがよく売れていたりします。代表的なのは永岡書店の「サクッとノート」シリーズ、宝島社の「見るだけノート」シリーズでしょうか。 ▼永岡書店「サクッとノート」 ▼宝

経理はなぜ「現状維持」が好きなのか。

会社の守りの要である「経理」。鉄壁のディフェンスであることが求められますが、それだけにとどまると、会社の成長を阻む存在になりかねません。 会社の数字という宝の山をもつ経理こそ、攻めの姿勢であるべき、と話す公認会計士の町田孝治さんが、経理が保守的になってしまう理由について教えてくれました。 *** すぐ「それはできません」と言う経理「経理は難しい」「数字はよくわからない」という社長にとって経理は、会社のすべての数字を任せている存在です。そのため、社長の唯一の弱点にもなり、

自社ブランドを販売するなら、なぜモール型ECより自社ECがいいのか?

こんにちは。 フォレスト出版編集部の森上です。 ◎社員1人・商品1つで、年商10億円。 ◎利益率80%以上。 ◎徹底したリスク管理。 ◎中長期的に安定した収益が上がる。 そんな特徴を持つ新しいビジネスモデル【サブスク×D2C×単品リピート通販】。このnoteでも、2本の関連記事でその魅力と特徴をお伝えしてきました。 お読みいただいた方はおわかりのとおり、ネットを含めた社会環境や消費者の購買習慣がいよいよ整い、今は「個人で自社ブランドをつくれる時代になった」といえます。