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『パラレルな生き方』転換の壁と乗り越え方

我が家は地方で暮らす4人家族。
夫婦ともに41歳となり
子どもは1歳と4歳。

ここでぶつかってきた現実は
⚪︎父の介護
⚪︎小さな子どもの子育て
⚪︎長距離通勤
⚪︎組織でのキャリアアップ期

子どもが生まれる前までは
子育て以外の問題は
容易にクリアできた。

でも、小さな男の子を2人育てる
ということに向き合うと
1日が24時間では足りなくなる

父の介護も施設にはいるものの
通院や生活サポートなど
手放しではないし、
息子としてやれることをしたい。

男が稼ぎ女が家の守り。
なんて古い概念は当然我が家にはなく
夫婦それぞれの得意分野で
家庭運営をしている。
という感じ。


料理、洗濯、平日の子守、保育園の準備
寝かしつけ、買い出し


皿洗い、洗濯物干し、夜の子守、寝かしつけ
ゴミ出し、片付け

(最近ルンバ様が来てくれたことで
掃除は大変助かってます)

休日は妻がクッキング教室、アーユルベーダの
レッスンに行くときは私が子ども達と。
私がライブ(音楽もしています)や所用があれば
妻が子ども達と。

今は妻が育休を取って
家庭をゆとりを持って回してくれているが
もしも、共働きに戻ったら…
という危機感が立ちはだかる。

私も妻も車で片道1時間〜1時間半の
長距離通勤。

さらに、組織で中堅となった今
より次のポジションに押し上げられようと
している。

責任が重くなれば、お給料は上がるが
感情労働と時間労働が増えることが
予想される。

夫婦でそんな状態で
家庭を守れるのか…という
理由から働き方のシフトを
しようと考えている現状である。

で、具体的にどう動いたか。
であるが、
⚪︎FPに相談し生涯必要金額を割り出す
⚪︎住宅ローン借り換え
⚪︎保険見直し
⚪︎格安SIM
⚪︎iDeCo、ニーサ
⚪︎副業の種まき
⚪︎夫婦で価値観のすり合わせ

などをしてきた。

妻は今の仕事に強い思い入れがあり
現時点で離職を考えていないとのこと。

私は、正直、職場へのこだわりは無く
自分がどう生きるか、何を成すか』を
大事にしたいと思っていて
そのためには今の職場でなくていい
と考えている。

私は得意を通して人を幸せにする生き方に
憧れがあるため、
今後予想される組織内での管理的立場で
働くことに、充実感を持てそうにない。
(リバータリアン思考なので人を管理するのも
苦手)

さらに昔から打ち込んできた
コンピュータミュージックでの作曲
アコースティックギターでシンプルな弾き語り

また、ここ数年で獲得した
上級心理カウンセラーや公認心理師の資格
なども活かして仕事にできれば
という考えもあるので

私が先陣を切ってキャリアシフトを
することに決めた。

ここで、3つの壁は越えられたと思う。
1つ目 仕事を変えて大丈夫なのかという不安
2つ目 お金の不安
3つ目 何をしていけばいいのわからない不安

1 職場を変えても自分のしたい貢献の在り方を
貫くこと
2 生涯に必要なお金を把握しライフプランを
もつこと
3 自分の中の武器を認識すること

それにより家族の理解も得られた。

だからといってすぐに独立!
とはいかない。

今の家庭状況を考えると
安定した地盤も必要。

そこでこれまでの仕事のスキルを
活かせる別の場所
に採用願いを出した。

家庭生活を今よりも大事にできる職場へ。
(保育園送り迎え可能、通勤時間大幅縮小、
勤務時間少し縮小
)

これまでは副業ができない分
お給料や福利厚生が抜群だった。
次お願いしている職場は
その分収入は減るが、自助(副業)はOK

ということで面接をしてきた。

組織のトップの方は80代、
その次のポジションの方は60代。

面接では
『せっかく安定した職に就いているのにどうして…』
『私たちの頃は途中で仕事を変えるなんて
考えられんかった』

という言葉が出てきた。

そうだよなぁ、これが価値観の壁だなぁ
感じた瞬間。

しかし、それ以降のポジションの方は
転職してきた人ばかり。

結局は
『とはいえ、我が社にはこうして転職
してきた者も多いんだ。今はこうした
働き方も主流なのかもね。』

とも言われていた。

パラレルな働き方とはいえ
どちらも手を抜かず
目一杯貢献したいと思っている。

片方は職場という器を通して貢献。
もう片方は自分の裁量で貢献。

どちらも良い流れとなるように
学びはまだまだ続く。

採用の合否は11月に。
ドキドキ…


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