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19歳、わたしは親に捨てられ、そして親を捨て去った。

わたしはいつだって愛情に飢えていた。
単純に馬鹿だった。いつか来るはずの親から愛される日を19年も待ち続けてしまったのだ。

せめてもの想い。それは、どうせ捨てられるなら私の方から先に捨て去りたかったということ。

だって、虚しいじゃないか。あれだけ酷い事を散々されてきたのに、結局捨てられるなんて。
みすぼらしいじゃないか。捨てられる最後の瞬間まで、まだ心の片隅で信じていただなんて。

でも、捨てられて初めて気づいた。
あぁ、親からの呪縛から解き放たれるとこんなにもすっきりするのかって。

そして、新たに学んだ。誰かのことを心の底から信用するなんて、もう辞めた方がいいって。

心療内科に入院して1ヶ月。
いまのわたしの心のうちを描いていきます。

①家族ってなんだろう

あなたにとって家族ってどんな存在ですか?
それは温かいですか?それとも冷たいですか?
私にとって家族はとても冷たかったです。
そして、今のわたしには家族がいません。頼れる身内も1人もいません。いずみって一体誰だったんだろう…そんな事を最近考えてます。
わたしはいままで19年間家族と過ごしてきました。でも、捨て去られた今、年数なんて関係なかった、血の繋がりなんて関係なかった、そんな風に感じています。

わたしは10月で20歳になります。私にとってこれはとても大きいことで、人生の大切な分岐点にもなると思っています。そこで、わたしはそのタイミングで名前を変える手続きをしようかと迷っています。
親から貰った"いずみ"という名前。
でも、もういずみとして生きていくのは限界だと感じています。沢山の傷を負って、親と繋がりのあるこの名前。それすらも捨て去って、新しい人生を歩みたいと考えてしまうのは、私の身勝手でしょうか?
家族という繋がりが分からない今、わたしが私として生きていくにはどうしたらいいのか、それを必死に探っています。

②1人で生きていく覚悟をすること

わたしはここ最近、精神科医からも弁護士からもかなりキツい言葉を貰いました。

"親から本気で離れたいなら、自分で全てを背負って生きていく覚悟をしなさい。"

19歳、未成年である私は親に扶養されて当たり前だと少し勘違いをしていました。
そう、結局わたしは心のどこかで親をある程度当てにしていました。完全に捨て去ることを出来ずにいました。成人したいと思いながらも未成年である事を利用している卑怯な人間だった。
だから、腹を据えて覚悟を決めたんです。
これから先の人生、私は1人で生きていくって。
学費も生活費も自分で全て賄っていくって。

そして、もう一度ここで、、、
"わたしには家族はいません。"

③心療内科に入院して想うこと

入院生活はとても閉鎖的。
許されてるのは1時間以内の外出のみ。
あとは基本的に室内でじっとしているだけ。
だから、時々この入院生活を終わらせたくなる。
それでも終わらせないのは、どうせなら2ヶ月ちゃんと入院して治ってから退院してやろうと思ったから。入院費は親が持つ。最後くらい復讐として多額の請求書を送り付けてあげようと考えた。
それを機に、私と親との関係はお終いだ。

そして、私の大きな課題は過食との付き合い方。
直近だとカカオ95%のチョコレートを食べて、苦味で食欲を抑えるなんて事を試したりしてます。
お腹が空いたなって思ったら、炭酸水や豆乳ラテを飲んでコントロールしたり。
私の摂食障害と繋がるのはやっぱり親。
だから、もうそろそろ切り離さないとって思っています。美味しく食事がしたいんだ。

最後に、、、
いま苦しい人も苦しくない人も、一人一人が優しさを連鎖させていけたなら、もっと世界は温かくなると思うんです。そんな日が一日でも早く来るように、まずは自分の周りから幸せにしていきたいと考えてます。これからも応援宜しくお願いします🙇‍♀️

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