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【booklog】読書のススメ

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読書習慣とは、すぐには役に立たない本をじっくり読んでいく。それが趣味の域を超えてじんわり人生を豊かにしてくれるところに意味がある。 ついに僕は、大学時代の先生の言葉に読書の魅力に…
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#読書

#vol.9 日本という国を理解する5冊の名著

#vol.9 日本という国を理解する5冊の名著

 主に大学生時代に読んだ本をまとめておこうと思う。
 日本という不思議な国に生まれた以上、日本という国を理解しておくことは必要だとなんか感じて大学3-4年生にかけて読み漁った記憶がある。
 というわけで今回も気になった本はぜひ書店でお買い求めくださいませ。

⒈ 日本の歴史をよみなおす-網野善彦

 日本の歴史を雑観するならこの一冊からはじめるのがおすすめ!
 歴史が大の苦手だったぽすたも楽しく読

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#vol.5 会社はこれからどうなるのか。

#vol.5 会社はこれからどうなるのか。

 サラリーマンになり、会社に勤めてはや三年。ずっと気になっていた岩井克人さんの著書「会社はこれからどうなるのか」を読んだ。
 学者の方から、改めて構造を整理した上で会社という仕組みを鳥の眼で俯瞰して捉えてくれているおかげで、会社内にいる人間としての実感と仕組みをなんとなく理解することができた。
 新型コロナウイルスにより、良くも悪くも会社という形態が変わろうとしているいま、今後の会社のあり方も含め

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#vol.3 AIxデータ時代における思考と行動を鍛える3選

#vol.3 AIxデータ時代における思考と行動を鍛える3選

 今回はインターネットがあたりまえの世の中になった今こそ読みたい本3選を紹介。3冊共に少し毛色が違うのでどれから読んでも楽しめること間違いなしです。

 まずは、イシューからはじめよ(#vol.1参照)の著者安宅和人さんが書いた新作から話題になった「シン・ニホン」から! 本書を簡単に紹介すると、安宅先生目線で現在の世の中の変化や潮流を捉え日本社会がこれまで世界に遅れを取ってきた要因を分析している。

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#vol.1 大学生の時に出会って良かった「思考を鍛える5選」

#vol.1 大学生の時に出会って良かった「思考を鍛える5選」

読書習慣とは、すぐには役に立たない本をじっくり読んでいく。
それが趣味の域を超えてじんわり人生を豊かにしてくれるところに意味がある。

大学時代のゼミの先生が言っていた言葉だ。
社会人になるとどうしてもこれを忘れてしまいがちで、なにか知識を身につけたり、自分の身になる読書をしようとしてしまう。

こんな変化の激しい時代、情報過多で多くの事柄が錯綜する時代だからこそ、一度立ち止まってみたい。
このブ

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