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自由と孤独

どんなに自由になりたくても
好き勝手発言したくても
世の矛盾を叫びたくても

現世に生まれてしまった
社会というしがらみの中に

社会に属し、組織に属し、グループに属し
家庭に属し、地域に属し、血の繋がりに属す

自由って程遠い

目には見えないネット社会でさえ
コミュニティは出来上がっている
界隈なんてものが存在していたりする

神のように、天の声のように、
ある日、自由気ままに思われて、勝手に崇められて、
ときには罵声を浴びて、ヘイトをかって、
それでもいいと思える人間は
やはり、神か幻か

疑問しかないその境地には、わたしはいない
否が応でもやってくる出来事に振り回され

熱くて強い感情に触れ、感化されて
負のエネルギーなら負の方向へ

何が真実かもよく知らない界隈でも
その出来事に触れて感じてしまったなら、
幾許かでも心に感覚は残るのだ

真実などすぐに覆ってしまう
嘘と隣り合わせの薄っぺらな紙一重の世界

本当に大切なものって何か
建前ではなく、心から求めているものは何だ

それすらわからなくなって、流されるままに流され続けて
そこに自分は存在しないかのような感覚に陥ってはいないか

波の一部でも大きなピラミッドの一角でも
そんなとこに存在したい存在だったのか

わたしは、否と答えるために
孤独を選ぶ、自由を選ぶ

本当の自由って独りではなかろうか



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