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新卒一年目が考える就活のポイント  ~業界・企業分析編~

こんにちは!NARUM!です。


前回まで就活のポイントを考えた記事を書いてきました。
準備・考え方、自己分析と来て今回は業界・企業分析について僕の考えやポイントをお伝えしていこうと思います。
就活生の参考になると幸いです。


前回の記事では自己分析のポイントをお伝えしてきました。
自己分析で自分の考えを固めてきた後はいよいよ業界・企業分析です。
前回の記事をまだ読まれていない方は前回の記事をまずお読みいただければと思います。


前回の記事はこちら


業界・企業分析ですが、僕が考えている分析のポイントは

・自己分析から自分の方向性を決める
・採用情報から自分の希望に合う企業を探す
・企業が出す情報から作戦を立てる

大きくこの3つだと思っています。
この3つを中心に掘り下げていこうと思います。


自己分析から自分の方向性を決める

自己分析を終わらせるとおおよその自分の思考や興味が再確認できると思います。
そこからまず最初にやってほしいことは自分の方向性を決める事です。
具体的には


やりたい仕事と自分に合う仕事のどちらを企業探しの軸にするか


これをやってみてほしいと思います。
なぜここで方向性を決めるのかというと、個人的には業界分析の軸が変わってくると思っているからです。
自分が社会人でやりたい事が決まっている、もしくは昔からの夢があるというような人はそれを実現できる業界をある程度決め打ちして企業探しをしていく事がいいと思います。
対してやりたい事が決まっていないという人は様々な面から業界・企業分析をすることで自分に合う仕事を見つけていくことをオススメします。
ちなみに僕は後者を軸に分析を進めていたので、ここからは主に自分に合う仕事探しをしていく人に向けてになってしまうかもしれませんが、なるべく皆さんの参考になるようにお伝えしていくのでお付き合いください。


採用情報から自分の希望に合う企業を探す

ここから具体的に業界・企業分析に入っていきます。


僕はまず自分の希望条件とその優先順位を決める作業をしました。
ここで譲れないものをハッキリさせて企業を選べないと就職後ストレスになる可能性が高くなってくると思うので大事な作業だと思います。
ちなみに僕が出した希望条件は優先順位をつけると

1 .完全週休二日制(土日休み)
2 .転勤なし(もしくは首都圏内での転勤)
3 .自分の成長・スキル獲得に繋がる

上記のように決めました。
僕は土日にある草野球チームを社会人でも続けたかったので、土日休みと今のチームに通える範囲の勤務地というのは大事にしていました。
そのうえで終身雇用制度が崩れてきている現代で成長出来る環境や今後、世の中に求められるスキルを獲得出来ないと厳しいと感じていたので自分の求める成長が出来る企業というのも頭に入れていました。
ただ、これらを満たしていなくても入りたい企業というのは出てくるのでどこまで譲れるというラインを持つためにも順位付けを含めて希望条件を出してみましょう。


この条件出しが終わったら業界・企業分析に進みます。
僕の業界分析は合同説明会や総合ナビサイトの記事等で情報集めをして分析をしていたので最初はここをオススメします(特に合同説明会は情報を一気にもらえて効率的です)。
僕はこの希望条件を満たす企業が多くて今後の成長性、今後自分が得たいスキル等を考えてIT業界に決めました。
ただ他にもガス、電気といったインフラ業界や駐車場業界も見ていたりしました。
自分の決めた業界の他にも自分に合う企業がある可能性は高いので、決め打ちしすぎない余裕も大事だと思います。大事なのは自分の希望条件を満たしている企業を見つける事が大前提だと思います。
こういった考えがあったので企業の採用情報を重視して見ていました。皆さんも採用情報に目を通して条件と相違ない企業を選びましょう!


企業が出す情報から作戦を立てる

前述2つを進めていくと自分が入社したい企業が出てくると思います。
そういった企業に面接に行く事になると思いますがそこで内定をもらうために作戦を立てていきましょう。
受ける企業を決めるだけでなく、面接の作戦を立てるまでが企業分析だと思っています。


ここで企業がリリースしている情報を見て作戦を立てるのですが、僕が使っていた情報は

企業メッセージ
事業内容
求める人材
先輩インタビュー

主にこの4つですね。
企業メッセージは会社が目指すビジョンや大事にしているものを伝えているので必ず目を通して、同じ考えを持っているというアピールをしましょう。


事業内容は基本ですよね。
そもそもその会社がどういう事をしている会社か分からなければ志望動機なんて話せませんよね。どういう事業内容か説明できるくらい確認するのはマストです。その上で具体的にどういった事業に携わってみたいか、理由も含めて話せるようにしておくといいでしょう。
これを話せると「会社に興味を持ってくれている」という印象を持ってもらえると思います。自分なりで構わないので考えてみましょう。


求める人材は多くの会社が掲載していると思いますが、ここも確認していました。文字通りその企業が欲しいと思っている人材を教えてくれているので、それを基に自分の志望動機や今後の展望をその企業が求める人材の考えに寄せ、ガクチカもその考えが伝わるエピソードを用意するという準備をしていきます。


大まかな例でいうと僕のガクチカはベンチャー企業にはアルバイトの話、大手企業にはゼミの話を重点的にアピールしていました。
なぜかというと求められる成長スピードが違うと思っていたからです。
傾向としてベンチャー企業は速い成長スピードを求められ(大体3~5年かな?)早い段階から企業への貢献を求める企業が多いので、アルバイトでの貢献実績の話をし、貢献したいという気持ちやビジネス脳を備えているというようなアピールが出来るようにしていました。
大手企業では研修費用含む投資分を長い期間で回収する傾向が強いのと、事業を多く抱えている場合が多いので「置かれた場所で咲く力」が求められると思います。
そこで僕は大学生の勉強といえばゼミのイメージが強いと考え重点的にアピールするというような分け方をしていました。
企業や業界毎にアピールする部分は変わるので求める人材はチェックしておきましょう。


先輩インタビューも掲載している企業が多いです。これは掲載していれば必ずチェックしましょう。
なぜかというと、ここで出てくる先輩社員は「会社が優秀と思っている先輩」が出てくるからです。求める人材を具体化した人にインタビューしているんですね。
なのでここも求める人材と合わせてしっかりチェックしていきましょう。


この4つをしっかり抑えて面接の作戦を立てていけば面接官からのウケはよくなると思います。気になった企業は必ず見ておきましょう!


いかがだったでしょうか。
ここまで3つの記事に渡って就活のポイントをお伝えしてきました。
今回の業界・企業分析編で就活関連の記事は以上にしようかと思っていますが、興味を持ってくださる方が多ければ面接編やその他質問に答える記事も書いてみようかなと思っています。
この記事が就活生の参考になればうれしいです。
それではまた次の記事で!

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