はなまるを貰えた読書感想文の書き方
夏休みの宿題の中で1番苦手だったのが、読書感想文でした。なにをどうかけばいいかわからないし、なんなら原稿用紙3枚埋めるだけで精一杯でした。
中3になって、これまでこんなに苦手だったはずなのにその夏初めて読書感想文で「花丸」をもらいました。しかも、すらすら筆が進んであっという間に3枚書ききってしまったんだよね。
それまでと何が違ったのかを今回考察してみたいと思います。読書感想文に苦しんでいる人の参考になったらうれしいな。
あらすじを書こうとしない
物語を選ぶとつい書いてしまいがちなあらすじ。しかも、なんか長くなる。何を書いて何を伝えたいのか分からなくなる。
だらだらと書いて原稿用紙を埋める。
これ、あるあるの失敗。
物語から何を感じて、自分が成長したのか
実はこれが大事なんですよね。
読書感想文で求められているものって、
・その本を読んで何を感じたか。
・何を思い、どう自分自身が読む前と変化したか
だったんですよね。
例で感想文を書いてみます。
例えば、なんだろう。みんな知っている物語で考えてみましょうか。
「ポケモン」だとしましょう。
あらすじから書いていくと「マサラタウンに住むサトシという13歳の少年が相棒のポケモンピカチュウと共にポケモンマスターを目指して旅をしていく物語」です。
簡単に書くとね。で、こっからだらだら書くわけですよ。〜〜タウンのジムが、とか。そうじゃなくて簡単な紹介を書いたら次に気に入ったシーンや印象に残ったシーンを書くの。
初めてのポケモン映画だった「ミューツーの逆襲」のときには、コピーポケモンと本物のポケモンたちのバトルが終盤に繰り広げられます。そのときにピカチュウとコピーのピカチュウが戦うのですが、サトシのピカチュウは戦いたくないと戦闘を拒否します。それでも殴るコピーのピカチュウ。
ただただ涙を流しながら殴られるその姿に心が痛みました。さらに、サトシが止めに入ったとき石になってしまったシーンではもう号泣。ポケモンたちも戦いを忘れて泣いていました。
多分私もサトシを同じように止めに入ったと思います。だって、あんなに苦しそうに戦う姿なんてみたくないから。
そして、こんな風にも感じました。ポケモンたちにもちゃんと感情があって、考えているんだなと。言葉は話せなくても、気持ちを理解し合うことができる。この戦いの中で確実に絆は強くなったし、彼ら自身も強くなったと思います。旅を通じて彼らはもっと強くなる。私はこの物語を通して、私もまだ踏み込んだことのない世界に挑戦してみたいと思いました。
みたいなね。
物語が苦手なら哲学や伝記などの他のジャンルもおすすめ
「やっぱり、物語は苦手だな」と思ったら、哲学や伝記などの別のジャンルから選ぶのも方法です。
実は花丸をもらったのはもともと「哲学」の本でした。この本から得た知識とそれに対して感じたことをまとめたらできちゃったんです。
だから、もし物語は上に書いた方法を使ってもうまく行かないときには違うジャンルで選んでみてください。
一番は自分の大好きな本、とっても気に入った本から選んでね。
では、素敵な夏休みを。
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