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【不随意コラム その8】~新しいヘルパーさんと仲良くなろうの巻~


 こーんにーちはー👏👏👏

どうにもふるえが止まらない!
その名も193。読み方はご自由に。


 前回は緊急コラムでしたが

今回は新しく出会ったヘルパーさんとのことを書こうと思います。

※ヘルパーさんが身バレしないように、気をつけて書きますね。(また、介護保険ではない場合のヘルパー制度については別の機会にくわしく書けたらと思っています。)(←同じようにヘルパーとして利用しているのに、めちゃくちゃややこしくて私もまだ勉強中なんです😅)


「そんなもん興味ないわい!」って方は、ここでバイバイ!  See you again!
もしくは他の記事を覗いてみてね☺️
(愉快な作品も取り揃えてるよ!)



【お一人目】


 ベトナム出身で住み出して数年なのに日本語も覚えて、資格も持っている笑顔がとてもキュートなAさん。

異国の地で働いていて「もしかして仕送りをしたりしてるのかな?」と思うと(これはあくまでも私の勝手な想像だけど)、「私よりもずっと若いのに立派だな~😢✨」とつい、おばちゃん目線で感激してしまう。(もちろん他のヘルパーさんや支援者にも、常に感謝の気持ちでいっぱいだよ!)

きっかけはわからないけれど、その年頃で海外で働く勇気がまずすごいし、私自身も種類は違うといえど、ずっと福祉サービスの仕事に携わってきた分、人と接する仕事の難しさを重々承知しているので、言葉の壁って大きいよな……という面もあり、老婆心が芽生えて、今にも花が咲きそう🌱🌷(どんなや!)

日本でも若くして働いて家にお金を入れている方や、海外で働いている方もたくさんいらっしゃるとは思うけれど「公共交通機関の使い方一つ未知の世界なのでは?」(一人で移動するのとはまた違う難しさもありそう)と思うと、移動支援(これは余暇活動の場合に利用出来る制度)でお出かけも兼ねて、一緒に楽しく日本での移動手段を覚えるきっかけとして私を使ってどんどん学んでもらえたらいいなと思っている。(突発的に喋れなくなる症状や身体の不自由さはあるけれど、私もこれまでにベテランヘルパーさんのおかげで学んだことがたくさんあるので、情報共有といった感じに近いかな?)


 今は居宅介護メインだけど、せっかくなので私もベトナム語を学ぼうと

「こんにちは」

「ありがとう」


を教えて頂いたよ🤗✨
(その時のAさんがとっても嬉しそうで、私まで嬉しくなっちゃった🥰)

発音に自信がないため(確認したらかなり聞き間違えていた……発音的にも中国語に近いなとも感じた)、Google翻訳で復習し次に会う時にはバッチリ言えるようにしておこっと!(毎週支援に入ってもらう予定なので)

支援を受けながら語学が学べるとは、なんて恵まれた環境なんだろう!

自力での移動が困難な私からしたら、家で異文化交流出来ることに感動すら覚えている。

 次はどんな言葉を教わろうかな~? と、今からAさんが来る日をワクワク💓と楽しみに待っている。

でも秒で忘れるから、せっかく教えてもらった言葉が咄嗟に出でこなそうで、ドキドキ💓もしている……

 それも含めて、私自身も経験あるのみ!
(個人的に、世界情勢を含む海外全般のことが無知なので、これを機にベトナムの文化も勉強したい!


【お二人目】


 新卒のBさん。ベテランのヘルパーさんとともに通院に同行して頂いた。聞いたところによると、これまでは院内の簡易車椅子しか押したことがないそうで……(車椅子と私と荷物の重さを思うと、かたじけない🙇)

コロナの影響で看護師資格は持っていても長期間の実習に行けず、今後数年間は新卒の新入社員は実習生のように丁寧に教えていこうという流れになっていると、どこかで見聞きしたことがあったので、Bさんにもぜひとも私を実習相手として使って頂けたらと思っている。

そして、私自身もベテランヘルパーさんが新人教育している姿がとても優しく細やかで丁寧なので、支援を受ける立場ながらふむふむと一緒に学んでいる。(それは内容だけではなく、教え方も含めて尊敬の念しかない!


また、介助者に負担をかけない方法が見つかれば、そういう情報もお伝えしていきたい。(とはいえ、取り入れるかどうかは支援を受ける側次第ではあるのだけれど……でも、中にはそういう仕組みがあると知ったら使ってみようと考える人もいるかもしれないし!

何よりBさんは素晴らしく飲み込みが早い!
数時間過ごしただけでも分かる成長っぷり!

きっと緊張しながら押し慣れてない車椅子で、普段とは違う場所が筋肉痛になっているかもしれないけれど(おばちゃんとしては飴ちゃん感覚で湿布をあげたいけれど、あげられない悲しみ……そしてたぶん湿布より給料を上げた方が喜ばれるとも思う(笑))、自分の身体を壊さないように(肩こり、腰痛持ちの介助者も多いので😭)、夏なら熱中症にならないように気を遣わずに水分補給をしたり、トイレに行ったりできるよう私の方からも声をかけていきたい。(どうしたって年上相手だと慣れるまでは気を遣っちゃうからね……)


 ちなみに、私の通う病院は待ち時間がとても短いのだけど、ヘルパーさんの記録法が(これはたぶん、介護保険じゃない場合だと思われる。最近より厳しくなったとか……)めちゃくちゃ細かく(家~駅まで○時○分、電車○時○分、病院○時○分、薬局○時○分など)、ヘルパーさんの負担がえげつないので、私も意識が朦朧してなければ、こまめに時間をチェック(これに関しては自分も発作のタイミングをよく見るのも兼ねて)、もしくは診察券を通した時に印刷される紙に時間が印字されるので、それを見せたりしてアシストしつつ、私自身も一緒に成長したいと考えている。


【福祉サービスを受けて改めて思うこと】


 私が福祉の現場で働いていた時にたくさんの障がい児を見てきた際に上司が言っていた

「“特定の場所や人なら大丈夫!” では
 その子のためにならない」

という言葉が、当事者としてサービスを受けてみて、身に沁みてわかった


もちろん安心できる場所(家族や仲良しな友達や家)も必要ではあるのだけれど、子どもの場合なら進学先や新しいクラス、新しい友達や先生、大人になっても部署や上司、同僚が替わることは、誰にでもあるはず


それは、健康でも、病気や障がいを抱えていても、当事者でも、支援者でも、老若男女問わず基本的には同じことだと思う。

特性や病気の種類によっては「誰とでも」や「どこででも」が難しい人もいるため、一概に言えない部分もあるけど、少なくとも一人だけしか対応できないよりも対応できる人が複数いることで、当事者も安心できるし、支援者の負担も軽減できる。(それは介護に限らず育児もまたそのひとつかなとも思う。ワンオペ育児がまさにそうじゃないかな?)

だからこそ、支援者として「どんな人とでもやっていけるようになる」ための練習になるのであれば、私の体調がよっぽどひどくない限りは新人の通り道に使ってもらっても全然構わないと思っているし、そうお伝えしている。(そこから自分以外の人にも役に立てるなら、私としても嬉しいので☺️)

他にも若い障がい者の方を支援してる可能性がゼロではないと思うけれど、介護と障がい者福祉だと記録一つ全く違っていたりするため(これは私も当事者になって知ったくらいで、ヘルパーさんでも慣れるのに時間がかかるほどややこしいんじゃ!)いろんなパターンを学ぶために、私を踏み台にしてくれてもええんやで~! とも思っている。

それに早いうちからどんなパターンでも対応できるようになっておけば、この先どんな人でも、どんな場所でもやっていけるようになるはずだから。


 そして一緒に学んだ中で、もっと周知されたらいいのにな~と思ったのは、「ヘルパーは救急車に原則として同乗出来ない」こと。


救急隊員によく同乗を求められるそうなのだけれど、周囲に応援を頼み、体調の変化や緊急連絡先を伝えることは出来ても、乗り込むことは出来ないそうだ。(※ケースバイケースもあるけどね。)

それはヘルパーさんとしても苦渋の決断ではあるけれど、目の前の緊急時対応が必要な人以外にも、次の支援に行く事情などもあるからだそう。(裏事情としては、医療制度と介護制度の狭間問題もある模様。)


 その辺も含めて私自身も、追々は「後見制度も検討した方がいいのかなあ」(その制度にも種類があるので、その辺も勉強しなくては!)と思うこともある。

一番は自分より若いパートナー(もしくは石油王並みのお金持ち)を見つけるのが手っ取り早いけど、それは相手側に対しての負担が重すぎるので、自分からはグイグイ行けないかな😂(周りの人は応援してくれるけど、好きな人であればあるほど負担をかけたくないから、自分からそっと逃げちゃうんだな…)

 それに私の場合は緊急搬送されても、既に薬をたくさん飲んでるし、どこにも異常が見つからないから特に医療処置することがないのが現実なんだな……(こないだお風呂で溺れかけたけども!)


【こぼれ話】


 新人のお二人とも私より10個くらいは年下なのに「同じくらいかと思っていました!」と驚かれた🙈笑🙈(お世辞だとも思うけどね!)

思春期頃には、散々成人に間違われてきたというのに、成人してからはほぼ実年齢-5歳くらいに見られ、最近はもっと若く見られることが増えた(マスク効果もあるとは思うけれど、実年齢を言うとまあまあの確率でざわつく)私はどこかで年を取るのを忘れてしまったのだろうか……(どうせ止めるなら時よりも、ふるえを止めて~😭😭)


 実際、車椅子に乗って、ベビーカーのお子さんと鉢合わせると、大きなお友達だ~! という反応をされるのだけれど、たぶん君のママより年上やで……



 最後は自分の若さ自慢やん! だって?
だって、ほんまのことやもーん!
(ってなわけで、なんだかんだ元気!


 お次はヘルパーさんを含め、たくさんの人への感謝の気持ちを書いたよー!


《つづく》
最後まで読んで下さりありがとうございました🙇🙇


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