カタルーニャ独立推進デモについて

デモはまだ続いている

2017年9月11日、日本でも報道されていたようだが、バルセロナを中心にカタルーニャ独立推進デモが開始した。その後、デモは現在でも続いているようである。

バスの運転手が頭を抱えていた

我々が最初の休憩に入った頃、ドライバー同士がスペイン語で何やら感情的に話しているのをトイレの帰りに目撃した。

そして、バスに戻ると、乗客に色々と説明をし始めた。

最初はスペイン語だったので分からなかったが、前回少し触れたが幸いにもドライバーの一人は英語が堪能だったので翻訳してくれた。

ドライバー:「デモだよ、デモ。数十万人が街を塞いでるんだよ。いつものルートではバルセロナ入りは出来ないんだ。あんな大勢のところをバスでくぐり抜けたら、石でも投げつけられちゃうよ。ホント、クレイジーだよ。」

おぉ、おぉ、まさか!10日以上も前にニュースで見ていたが、正直すっかり忘れていた。

デモが今も白熱しているとは。

再度、ニュースをチェックしてみた。

「ディアダ」と呼ばれるカタルーニャ地方の記念日となっている11日、バルセロナの街路は赤と黄色の旗で埋め尽くされた。

来月1日に予定されている住民投票を、スペイン政府は違法だとしている。

11日のデモ参加者の数の推計にはばらつきがある。デモ主催者が100万人を超えたとした。

BBC NEWS

Wikiリークによると、11日以降、最も白熱したのが、9月20日のバルセロナでのデモ。

この日、カタルーニャの高級官僚14人が不当に逮捕された。

カタルーニャの人々は、その解放を求めて、平和的民衆デモを一層推進しているのである。

※カタルーニャ官僚はその後全員解放された。)

スペイン政府は、何が何でも10月1日の投票を阻止したいと思っており、その手段に投票用紙を没収するなど、試行錯誤しているようだが、住民投票は決行される模様だ。

スペイン憲法裁判所は住民投票実施法を一時停止、警察が自治州政府の複数の高官を逮捕するなか、住民投票の決行を表明。

Newsweek Japan

スペイン政府VSカタルーニャ州

カタルーニャ州は元々独自の言語、文化をもっていたが、300年前のスペイン継承戦争で敗北してからは、スペインに吸収される形になり、独自の文化を封印されることとなったのだ。

カタルーニャ州の州都のような位置づけされるのがバルセロナだ。

300年前の9月11日がカタルーニャ州が自治権を失った日「カタルーニャの日」と定められている。

この「カタルーニャの日」にカタルーニャ州都のバルセロナで独立を訴えるデモが始まったという訳だ。

州民の訴えは、経済的に発展しているバルセロナからスペイン政府が他の地方より税収を高く設定し、徴収していることが一番の不満のようだ。

デモの参加者が増えるにつれ、スペイン政府は目視してられなくなり、とうとう政府は警官部隊を投入。

政府は、カタルーニャ州警察も統率下に入れると発表したが、カタルーニャ州警察は、それを拒否した。

自分の州民を守るという姿勢を貫いていたのだ。

カタルーニャ州民独立主張→カタルーニャ州警察が守る←スペイン警察が鎮圧したい

といった構図になっているのだ。

もう間も無く、バルセロナに到着だ。
生で、デモの様子を見て、ローカルの人に話を聞き、まとめたいと思う。

乞うご期待を。

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