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政策が実現したときに「おめでとう」と言われることに対して

神奈川県鎌倉市で議員をやっている、鎌倉アップデートチャレンジのマコちゃん!こと藤本あさこです👏
脱サラして鎌倉市議会議員になってもう少しで3年が経とうとしています・・・
前回の選挙が終わったと思ったら、もう次の選挙が目の前に😥
「次の選挙には出るんですか?」と聞かれるたびに「いやーさすがにそんな先のことは、まだ結果も出してませんし」などと言っていたが、もはや目の前やないかーい・・・!!

さて、今日は「政策実現」の時にお祝いする対象は?みたいな話です。なんじゃそれって感じですよね、こんなことわざわざ言及してるのはたぶん歴史上私だけなのではないでしょうか・・・

政策実現の主体は誰かという話

わたしは常日頃、議員として市民のみなさまのご意見をうかがい、それらを整理して、鎌倉の未来に繋がるであろう提言を行っておるわけなんですが、ありがたいことにそれらの提案を順調に実現していただいております。

そしてそれらの提案が実現したことを市民のみなさまにご報告するというサイクルを回しているわけなんですが、その報告をする際にしばしば「おめでとう!」なんて言われるわけですね。
わたしとしては、自分がめでたいことはまったくないと思っていたので、毎回対応に困っているわけです。

誰か困っている人がいて、その方にとって助かる制度改革が起こるわけですから、本来的にはその方々におめでとうと伝えたい気持ちはあっても、わたしなんかはただ仕事をこなしているだけなので、それらの事象に実際にはあんまり関係ない位置にもいると言えます。

つまり、わたいの政策が実現したからってわたしにおめでとう、は全然関係ないわけですよ。
わたしはみなさんが生きにくいのを改善したいだけで、わたしが自分の何かを実現したくて議会で意見してるわけじゃないんだから。
政策実現している政治家おめでとう!みたいなのはお門違いで、わたしらはただの代弁者に過ぎないと思ってます。
「ありがとう」とか「おつかれさま」とかは嬉しいです。🥰

なんでこんなことうるさく言ってるかって言うと、「政策を実現した政治家を称賛する」ってことをやっちゃうと、現場の人が見えにくくなっちゃうと思ったからです。
「すごいね‼●●さん、政策実現したね!」「社会変えててすごい!」とかをね、政治家の評価にしてしまうと、政治や政策提言や社会が変わる、ということと現場の距離が開いてしまうわけです。
「社会を変える」とか「政策提言する」とかは、「政治家がやることでしょ」ってなってほしくないわけです!!!

わたしたちは接続点でしかないんです!!!
社会を変えてるのはあなたなんです!!!

コンビニでPayPayで支払いしたときに、PayPayに「すごいね!お金払ったね!!」って言わないでしょ??
支払いをしたのはあなたでしょ??
それと同じなんですよ!!!!

つまり政治家はPayPay

PayPayが250円支払いしたときに「250円支払いました」って画面に出て、報告してくれるでしょ?それに対して「おめでとう!!」って言わないでしょ!?そういうことよ!!!

結論、政策実現しても政治家はおめでたくない
おめでたいのは現場の市民

ただね、そうすると「でもおまえら、選挙の時だけは実績アピールするじゃねーか!!」ていう声が聞こえそうだからお伝えしておくと、そりゃPayPayがその機能をアピールするには「XXX回の取引実績!!」とか「●●●万円の取引実績!!」てなるわけでしょう。
そういうことですよ。

まぁなんっつうか小さい違和感をいちいちい口に出さないと気が済まない性分でしてね、わざわざnoteなんて書いてますっていう。

政治家が政策を実現したら、「やったね!」とか「グッジョブ!」

ぐちぐちうるさく言ったけど、これからも一緒に社会変革していこうね~~

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