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滋賀の激戦区で土地購入をする時に覚悟しておきたい期間と考え方

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

草津市や守山市は、滋賀県の南部エリアの中でも人気が高く、土地購入をするためには非常に時間のかかるエリアになります。実際に今、フィックスホームでも具体的に家づくりのお話しを進めておられる方の中には、初めて出会ったのが、3年~5年くらい前という方もいらっしゃいます。


滋賀の激戦区で土地購入をする時に覚悟しておきたい期間と考え方

以前から、お子さまの入園の前までにとか、小学校に上がるまでの間で焦らずじっくりと探したいという方がいらっしゃいました。その思いについては否定するつもりは全くありません。誤解を恐れず申し上げるなら、5年くらい前までは、それでもそのうち納得できる土地に巡り合えていました。

しかし残念なことに、それ以降、土地価格が上昇し始めたことで、3年~5年の期間を掛けて土地探しをするメリットがなくなってしまいました。そこで今回は、特に激戦区(草津市や守山市など滋賀の南部エリア)で土地探しをする時に、覚悟しておきたい期間と考え方について言語化をしておきたいと思います。

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激戦区での土地購入に時間のかかる理由とは?

激戦区での土地探しに時間の掛かる理由は大きく2つあります。まず、とにかく価格が高いというのが一番の問題です。今や土地価格は、人気のエリアを中心に上昇傾向が続いており、手ごろ感のある価格帯(1500万円~1800万円くらい)の物件が非常に少ないことに加え、選択肢としての物件数も非常に少なくなっています。

土地探しはじっくり時間をかけてやりたいと考えて、いろいろ見ながら気づかないうちに、同じエリアで怒鳴字ような条件の売り土地が、時間の経過とともに100万円、200万円と値上がりを続け、今や300万円から下手をすれば500万円くらい上がっている印象です。

土地価格が上昇しているのは中心部だけではありません。どなたにも家づくりの予算というものがあるために、街の中心に近いエリアで探されていた方が、土地価格の上昇と共に、検討する土地は郊外へと移り、手の届きそうな郊外の土地を購入していくという流れが起こっています。

歩とが増えてくると、それまでは特に注目をされていなかった郊外の土地にも、スーパーやコンビニなどの商業施設も建ちはじめ、もともとはのどかなエリアが賑わいはじめます。すると余計に多くの人から、便利になったのでいいかも。。。と注目を集めることとなり、次に売り出される物件は、それらの付加価値が付いた価格で販売されます。

気づけば、「え?なぜこの場所がこんなに高いの?」と思われるくらいの価格で販売されるようになるのです。これでは、時間を掛ければ掛けるほど、高い価格で土地を購入しなければならなくなってしまいます。

もう一つの理由は、利便性の高いエリアに、空き地が少なくなっていることです。滋賀の南部エリアは、京都や大阪へのアクセスもしやすく、都市圏で仕事をする方のベッドタウンの役割を果たしています。近年は、もともと京都や大阪で賃貸暮らしをしていた方々が、少し広めの静かな場所を求めて、滋賀の南部エリアに移り住むという傾向が強くなっています。

市街地の工場跡地や田畑の多くには住宅が建ち並び、駅近の少し広めの場所はハイツやマンションが建設されました。中心地は開発しつくされたと言っても言い過ぎではありません。それにより、立地条件の良い土地は希少性が高まり、高値で取引されるようになりました。これも土地価格が上昇した要因の一つです。


土地探しに3年~5年を掛ける覚悟なら考え方も変えてみる

賃貸でお暮しになっている皆さんの現在の家賃はいくらでしょうか。お客さまからお聞きする話しによると、ファミリータイプのハイツで築浅の物件だと、7万円~8万円くらいが一般的なのではないかと思います。中には新築の10万円近くの物件にお住まいの方もいらっしゃいます。

ここでは平均として8万円としましょう。月8万円だとすると、1年間で96万円の家賃が掛かります。3年で288万円。もし土地探しに5年の月日が掛かったとしたら、480万円の家賃を支払うことになります。物件によっては2年ごとに更新料が掛かる場合もありますので、おおむね1年で100万円くらいの支出になります。

人気の高いエリアで土地購入を考えるのではあれば、3年~5年くらい掛かってもおかしくはありませんので、少なくとも300万円~500万円くらいの支出を覚悟する必要があるのです。もちろんその間にも土地価格は上昇を続ける可能性は非常に高いです。

そこで考え方を変えてみて、3年~5年後に、家賃を300万円~500万円の支出をした上に、さらに高くなった土地を購入するくらいなら、300万円~500万円くらい高い土地を今、購入する方が、お子さまやご家族とその家で住む期間も長くなりますし、家賃として大家さんに支払うのではなく、自分の資産に対して支出した方が、よっぽど意味のある支出ではないのかと思うのです。皆さんは、どう思われるのでしょうか。



最後に

今回は、激戦区で土地購入をする時に覚悟しておきたい期間と、覚悟が出来たなら考え方を変えてみるというお話しをシェアしました。知り合いの不動産業者の方々も、軒並み売り物件がないとおっしゃっています。それくらい売り土地の回転は早くなっています。

実際のところ、待っていてもあまり特になるようなことはないと思います。今回シェアさせていただいたことが、ぜひご夫婦、ご家族でご相談していただくキッカケになればと思います。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/


2月 湖南市三雲 完成現場見学会のお知らせ

【リアル or WEB 完成現場見学会】
高性能全館空調エコ住宅34坪の家

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■開催場所 : 滋賀県湖南市三雲
■開催日時 : 2022年2月4日(金)~6日(日)3日間
■開催時間 : 10:00~16:00まで
  (ご希望日によっては、受付可能時間が異なりますのでご注意下さい)

※完全予約制の見学会です。
※WEBご予約の締め切りは、2022年2月5日(土)17:00まで。

リンク>>>社会環境の変化に関する対策とお願い

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