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8月2日(金):「ちがさき健康チャレンジ」から運動の習慣化へ

昨日は私の住む神奈川県茅ケ崎市で9月1日から始まる「ちがさき健康チャレンジ」のことを取り上げました。

こちらは神奈川県がリリースしているスマホアプリ「マイME-BYOカルテ」を利用して実施期間中にスマホをもってウォーキングをし、体重や血圧などを入力するとポイントが付与され、茅ヶ崎のグルメなどが抽選で当たる仕組みです。

茅ヶ崎に限らず全国の様々な自治体でもアプリやポイントを使って健康づくりを推進する取り組みが展開されており、誰でも気軽にできるウォーキングはその代表例です。

昨日も記したように今年になって厚生労働省が「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しましたが、そこでは先般には厚生労働省が「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。

そこでのトピックスのひとつは新たに「座位行動」という概念が盛り込まれ、「座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する」と明記し、「座りすぎを避け、今より少しでも多く身体を動かす」ことを示唆したので、その入口としてウォーキングが広がるのは良いことだと思います。

ただ、ウォーキングだけをしていればそれで十分かといえば、そうではありません。

前述したガイドでは成人・子ども・高齢者というライフステージごとに身体活動や運動に関する推奨事項も以下のように明記されることになりました。

●こども
・中強度以上(3メッツ以上)の身体活動(主に有酸素性身体活動)を1日60分以上行う
・高強度の有酸素性身体活動や筋肉・骨を強化する身体活動を週3日以上行う
・身体を動かす時間の長短にかかわらず、座りっぱなしの時間を減らす。特にスクリーンタイムを減らす

●成人
・歩行またはそれと同等以上(3メッツ以上の強度)の身体活動を1日60分以上
(1日約8,000歩以上=週23メッツ・時以上)
・息が弾み汗をかく程度以上(3メッツ以上の強度)の運動を週60分以上
(=週4メッツ・時以上)
・筋力トレーニングを週2~3日

●高齢者
・歩行またはそれと同等以上(3メッツ以上の強度)の身体活動を1日40分以上
(1日約6,000歩以上=週15メッツ・時以上)
・有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動、柔軟運動など多要素な運動を週3日以上
・筋力トレーニングを週2~3日

このなかでポイントをあげるとすれば、高齢者の運動で有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動、柔軟運動など「多要素な運動」を推奨している点です。

やはり年齢を重ねていくと様々な面で衰えが生じてくるので、より多面的な運動が必要になってきますね。

できることならウォーキングを入口にしつつ、その先では先に触れたような多要素な運動が日常に取り入れられていくような施策へと発展していけば良いんじゃないかと思っています。

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