嘘が通用しない人
2023年6月20日(火)朝の6:00になりました。
本当の自由な心とは、認めるということである。
どうも、高倉大希です。
ときどき、嘘が通用しない人と出会います。
その人の前では、小手先のテクニックが無効化されます。
いつもなら、愛想笑いで受け流していたようなお話も。
適当な相槌をうって、ごまかしていたようなお話も。
その人には、なにもかもが通用しません。
そんな人と過ごす時間は、いつも非常に有意義です。
嘘を許してくれない分、相手も嘘をつかないからです。
「唯一普遍のありのままの姿」で対峙してくれているというわけではありません。
取り繕っていないだけであって、「唯一普遍」とは限りません。
あくまでも、その瞬間に思ったことを、包み隠さず述べているだけです。
明日にはちがうことを言っていたとしても、まったくおかしくありません。
変わりゆくことを前提にしながら、いまの自分には嘘をつかない。
これが、今日の記事で言うところの「嘘が通用しない人」です。
嘘が習慣づいていると、「嘘が通用しない人」が恐ろしく見えてきます。
なぜなら、ふだんの自分では太刀打ちができないからです。
だからといって、嘘をつかずに話す方法がわかりません。
どうにもこうにもいかなくなって、最後には黙り込んでしまいます。
嘘をつかずに話す方法が、わからなくなっている。
この事実に気づくことができただけでも、そこには大きな価値が生じています。
自分の嘘を見逃してもらえる世界で、生きていくのか。
自分の嘘が通用しない世界で、生きていくのか。
べつに、どちらが正解かではありません。
あなたが、どちらを選ぶかです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。