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準備には勇気が要る


2023年2月25日(土)朝の6:00になりました。

投稿する文章を、毎朝6:00に準備することなんて余裕です。

どうも、高倉大希です。




「一緒に走ろう」と言っていた友だちが、はるか先を行ってしまう。

「勉強していない」と言っていた友だちが、高得点を叩き出す。

これらがもはや、あるあるとして語られています。


準備をすればするほど、結果に対する言い訳ができなくなります。

「準備をがんばった」という事実が、過去に残ってしまうからです。


だから、じつは準備には、ちょっとした勇気が要ります。

言い訳の余地を、自分で潰す勇気です。


言い訳の余地がなくなると、結果を受け入れるしかなくなります。

最悪の場合、「準備をがんばったのにできなかった」という結果を迎えることになるわけです。



だからこそ、多くの人たちは一生懸命になって、言い訳の余地をつくります。

準備の段階で、わかりやすくサボってみたり。

中途半端なアウトプットを、くり返してみたり。


そんな伏線を張っておけば、いざ結果が出なかったときに

「あのときサボったから、仕方がないよね」

「あのとき中途半端なことをしたから、そりゃそうなるよね」

と、過去を理由にして言い訳をすることができるのです。


問題の本質は、君が世界のことをよく知らないことではなく、君が自分自身のことをよく知らないことだと気づけば、解決への道が開くだろう。問題の本質は外ではなく、君の内側にあるのだ。

森岡毅(2019)「苦しかったときの話をしようか」ダイヤモンド社


受験勉強をすることの価値は、ここにあると思っています。

自分で自分の言い訳を潰す経験を積み重ねます。


そりゃあ、もちろん不安です。

がんばればがんばるほど、逃げ道がなくなります。

時間をかければかけるほど、失敗をの理由を説明することができなくなります。


だから多くの人たちは、全力で準備を怠ります。

やる気がないとか、気が抜けているとか、そういう話ではありません。

準備を怠ると、安心することができるのです。


しかし、「量」よりも「質」が上回り、「質を上げること」が目的になってしまうことは大問題です。あくまで「行動ファースト」であり、それをキープしたまま「確率も上げていく」というのが正しい順番です。この順番を間違えてしまうのが、「働かないおじさん」への第一歩なのです。

安藤広大(2022)「数値化の鬼」ダイヤモンド社


これだけやって、うまくいかないのなら、それはもう仕方がない。

このメンバーを集めて、実現できないのなら、それはもうどうしようもない。


これらが前提になったところから、新しい価値は生まれていくのだろうなと思います。





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