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いなくても大丈夫
2023年7月9日(日)朝の6:00になりました。
わたしがいなくなったとしても、3分おきに電車は揺れて。
どうも、高倉大希です。
陽性反応が出て、ここ数日は自宅に引きこもっておりました。
症状は咳のみで、発熱はありません。
家で働けなくもなかったのですが、せっかくなので思い切りお休みしました。
最低限の引き継ぎだけを済ませて、あとは現場にお任せです。
休んでみて、改めて強く思ったことがありました。
「いなくても大丈夫」が、組織としてはもっとも健全であるということです。
「あなたがいないと困る」この言葉は、麻薬だ。組織の中で、「替えの利かない人」は、今の位置にとどまる。「歯車として機能する人」は、人の上に立てる。いっけん、逆だと思ったかもしれない。しかし、残念ながら、これが真理だ。そして、別に、どちらが正解かではない。あなたが、どちらを選ぶかだ。
言い換えるなら、ふだんから「いなくても大丈夫」をつくっておくことが重要だということです。
もちろん、「いなくても大丈夫」なくらいに、ふだんから何もしないという話ではありません。
「いなくても大丈夫」なくらいに、ふだんから仕組みを整えておくべきだという話です。
残される側からすれば、誰かが欠けても大丈夫な準備をしておく必要があるということです。
欠けたら大丈夫ではなくなるのなら、その人に頼りすぎているのかもしれません。
人に頼るということは、大きなリスクを抱えるということと同義です。
その人にしかできないことは、体調とともに停止し、寿命とともに失われます。
人に頼る組織は、人とともに崩壊します。
だからこそ、「いなくても大丈夫」が重要です。
いつ、誰が長い休みを取るかなんて分からない。働いているのは人間なんだから。その時何が大事かと言ったら誰が休んでも回る。帰ってこられる環境をふだんからつくっておくこと。それが職場におけるリスク管理。灰原さんはそれができると見込まれているからプロジェクトマネージャーなのだよ。
どうしても、わたしたちは「いなくても大丈夫」ではない人になりたくなってしまいます。
「あなたがいないと困る」と、多くの人に言ってほしいのです。
ところが、前述のとおり「あなたがいないと困る」は、リスクでしかありません。
ひとりの人間にできることなんて、たかだか知れています。
あなたがいなくても、大丈夫。
そんな組織をつくっていけたらと思います。
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— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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