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【あたらしい学校寄付のカタチ】KASSAI×部活!寄付の集め方を東海大菅生高校さんに聞いてきました!

お初にお目にかかります。Fintertechで、KASSAIを担当している葛西です。
Fintertechに2022年5月に入社しました。クレディセゾンからの出向者のうちの1人です。好きなものは、ワイン・日本酒・料理・ゴルフ・カラオケ・野球観戦・ラグビー観戦。北海道札幌市の出身です。今後とも、よろしくお願いいたします。

さて、上記の通り、私は野球観戦が好きなのですが、特に高校野球のドラマティックな展開に心を動かされている一人です。
今回は、2023年の春のセンバツ高校野球でKASSAIを使って寄付金を集めていただいた東海大菅生高校の早川経理部長に、部活への寄付金を集める活動について、インタビューしてきました!

「KASSAIってナニ?」という方は、こちらの記事をご参照ください!

 お話を聞いている中で、寄付金を集めるにあたり、振り込みや持参による寄付金受領の課題感やKASSAIの取り組みでできたことをお伺いできました。

これから学校の活動への寄付を考えている人に、ご一読頂けると幸いです!
 
【東海大菅生高校での部活動での寄付のお取組み】
・第95回記念選抜高等学校野球大会出場に対する支援のお願い
・第71回全日本吹奏楽コンクール出場に対する応援寄付のお願い

↓ここからインタビュー開始です↓



1.東海大菅生高校ってどんな学校?

葛西「いつもKASSAIをご利用いただき、ありがとうございます!今日はよろしくお願いいたします!」
 
早川様「よろしくお願いします。」
 
葛西「では、早速ですが。まず初めに、東海大菅生高校ってどんな学校なんですか?」
 
早川様「東海大菅生高校は、緑豊かな東京都あきる野市にあるのですが、学校法人菅生学園として、小学校、中学校、高校までの一貫教育を実践している学校です。
 
子どもたちの学生生活を、より充実したものにしてほしいという思いから、勉学だけではなく部活動にも熱心に取り組んでいるのが大きな特徴です。
 
高校の硬式野球部や吹奏楽部は全国トップレベルの実力を誇っており有名ですが、ほかにも、男子バスケットボールや男子バレーボール、剣道部や弓道部も活発に活動しているし、自然科学部という文科系の部活動も盛んです。」


上空から見た菅生学園 自然豊かで広いキャンパスです

2.寄付金を集めるときって、どういうことをやるの?

葛西「活発な部活動をするためには、費用もかかると思いますが・・・」
 
早川様「そうなんですよね。
子どもたちに充実した部活動の環境を提供したいと思うと、お金もかかります。部活の活動費は基本的に、部員が支払う部費が基本ですが、それだけではまかないきれず、父母の会からの助成や、学校からの給付金も活動費の一部となります。
 
ただ、子どもたちが充分な部活動をしていくには、充分とは言えなくなってきています。」
 
葛西「なるほど。そこで、”子どもたちに部活動をとおした充実した学生生活を提供したい!”という趣旨に賛同いただける方からのご支援を受け付けている、というわけですね」
 
早川様「そうなりますね。」
 
葛西「学校の部活動への寄付金を受け付けるにあたり工夫したことはありますか?」
 
早川様「硬式野球部では、かなり前から甲子園出場に際して振込による寄付を受け付けていました。学校の保護者や、学園関係者で組織する硬式野球部支援団体、OBOGの方、地元の方、学校のお取引先様等、硬式野球部を応援していただける様々な方にメールやDM等でアナウンスをして、寄付のお願いをしてきました。」
 

硬式野球部の応援サイト 熱量が伝わってきます!


葛西「なるほど。学校の思いを理解していただける近い関係にある方々に向けて、ご協力を呼びかけたんですね。」
 
早川様「そうですね。学校の取り組みを見ていただいている方から、たくさんのご支援をいただき感謝するとともに、身の引き締まる思いもあります。」
 
早川様「一方、吹奏楽部では、いままで、そのような寄付金を呼びかける取り組みをしたことがありませんでした。
3月の春のセンバツ高校野球大会への出場にむけて、KASSAIを利用して初めてクレジットカードによる寄付金を受け付けたことから、吹奏楽部の全国大会出場にあたり、寄付金を呼びかける活動を取り入れることにしました。

吹奏楽部の応援サイト 全国大会金賞受賞おめでとうございます!

 
まずはスモールスタートから…と思い、父母の会へのメールで取り組みを告知したほか、招待されたコンサートや学園祭で寄付の取組を呼びかけました。大々的にDMの発送は実施せず、ほぼ口コミのような形で寄付の呼びかけをしましたが、結果として、大きなご支援をいただくことができました。」
 
葛西「そうだったんですね!口コミでこれだけの思いが集まるということは、吹奏楽部のみなさんの努力する姿が支持されているなによりの証拠だと思います!」


菅生学園経理部長の早川様

3.支援者の方からの声はどのようなものがありましたか?

葛西「硬式野球部や吹奏楽部に多くのご支援や応援が集まりましたが、ご支援者の方から何か反応はありましたか?」
 
早川様「クレジットカードでの決済ができるようになって、支援する気持ちを学校に届けるのに、便利になったね!という声はありました。
 
葛西「そうですか!クレジットカード決済はすでに広く認知されているので皆さん使いやすいと感じていただけるんですね。
 
私は、吹奏楽部への支援の際の応援コメント欄に『野球部の者です、いつも応援ありがとう!』というコメントがあったことに感銘を受けました。”応援の輪の広がり”を目の当たりにし、菅生高校の学生生活の豊かさを感じました。」
 
早川様「確かに吹奏楽部と硬式野球部のつながりは深く、西東京大会や甲子園での部同士のエール交換や音合わせなどの合同練習もあります。」

4.KASSAI導入の決め手

葛西「部活動への寄付金を募るためにKASSAIを使ってみようと思ったポイントはありますか?」
 
早川様「硬式野球部の甲子園の出場に際しての寄付は以前から受け付けていましたが、郵便局での振込だけでした。しかし、寄付をいただける方から、郵便局に行かなくてはいけないので、手間がかかる、というお声も多くいただいていました。今はネット決済ができる時代なので、寄付者の手間を極力省くような取り組みをしたかった、というのが大きなきっかけです。」
 
葛西「学校も周囲のみなさまからのご要望を取り入れながら、お取組みされているんですね。」
 
早川様「そうですね。
でも、実際KASSAIを取り入れてみると、これだけではない、いろいろな効果や使い方があるな、ということがわかってきました。」

5.寄付金を集めてみて思ったこと・・・

葛西「それは、どういったことでしょう?」
 
早川様「まずは、事務負荷の軽減があります。
郵便局の振込の場合、振込者の情報が紙で連携されてきます。それらの情報をもとに、記念品や寄付控除の証明書等を送付できるようExcel等に情報を打ち込みますが、お名前や住所等、失礼があってはいけないので、間違えないよう細心の注意を払います。
 
一方、KASSAIではご支援者様の情報自体はご自身が入力いただいたデータがそのままCSVファイルにダウンロードできるので、ご支援者様のデータ管理の事務負荷が大幅に軽減されました
 
さらに、KASSAIはメールアドレスを連絡先として入力いただくので、今まで手紙で送付していた案内が、Eメールで実施できるようになりました。」
 
葛西「学校事務のDX化ですね!それはうれしいお声です!」
 
早川様「そのほかにも、寄付を呼びかける上で思ったのは、新聞やチラシ等の紙媒体での呼びかけはそれらの配布直後は動くものの、それでおしまい、ということになりがちです。
 
でも、KASSAIの応援サイトはWEB上で期間中、常時公開しているので、アナウンスをするたびに、寄付や応援が集まるという流れが見えてきました。これもKASSAIの応援サイトを公開している効果だったと思っています。」
 
葛西「なるほど!誰もがアクセスできるところに応援できる窓口がある、ということが、寄付を呼び掛ける上でも重要なんですね」
 
早川様「それに、先ほど話にあった応援コメントは、春のセンバツ高校野球の活動報告に、一部ではありますが、掲載させていただきました。振込みでの寄付でもそのようなコメントをいただくことはありましたが、大々的に収集できるものではなかったので、これもKASSAIを取り入れたことによってできたことだと思います。」
 
葛西「KASSAIの営業冥利につきます。本当にありがとうございます。」

硬式野球部に寄せられたメッセージ 胸が熱くなります・・・!

6.最後に

葛西「これから、学校への部活への寄付金を募る活動で、取り組んでみたいことはありますか?」
 
早川様「そうですね。今は硬式野球部と吹奏楽部だけの取り組みですが、ほかの部活動にも幅を広げていけるといいのかな、と思っています。
 
また、これから学校の部活は、地域の活動とも密接にかかわってくるフェーズに入ってきそうなので、その時々で柔軟な使い方ができるKASSAIを活用していく場面はあるんじゃないかと思っています。」
 
葛西「なるほど。
子どもたちの学生生活を充実したものにしていこう!という支援活動を、地域の方々と共に実現していく社会・・・とても素敵ですね!
これからも菅生学園のお取組みを、応援させていただきます!
この度は、お話を聞かせていただきありがとうございました!」
 
早川様「ありがとうございました!」


最後までお読みいただきありがとうございました!

限られた学生生活を充実したものにしてほしい!という菅生学園の思いを受け、保護者や地域の企業、部活を応援する方々が、みんなで応援していく、という取り組みに心打たれました。また、学校の部活は地域の活動ともかかわっていく可能性があるという話もお聞きでき、今後、学校の部活が形を変えて地域社会に根差していく未来の姿も垣間見た気がします。

菅生学園様にご利用いただいた、KASSAIは初期費用0円で寄付を集めることができるサービスです。
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