予算管理におけるコツとTipsについて
こんにちは、予算管理に特化した税理士&コンサルタントのT.Hiroです。
前回記事で、事業再構築補助金やPDCAサイクルなどの情報をお伝えしましたが、今回は、予算管理におけるPDCAについて、お伝えしたいと思います!
(前回記事もご参照ください!)
1.予算管理の流れが”PDCA”が基本!
予算管理を企業に導入する際の流れは、有名なPDCAの流れに沿って運用されます!
・【Plan】予算を作る
・【Do】予算でたてた計画を実行する
・【Check】予算と実績を比較する
・【Action】予実差異の原因を分析し、改善策を立てる
このP→D→C→Aの流れを、月ごと、週ごと、年ごとといった区切りごとに運用していくことで、日々のオペレーション精度を上げ、
ミッション・ビジョン・中期計画の達成に向けて近づけていく。
これが予算管理の大まかな流れとなります!
予算管理≒PDCA で会社を回すデメリットとして、良く下記2点が挙げられます。
2.予算管理のデメリット
予算管理における、弱点は大まかに下記2点と言われています。
【1】 PDCAサイクル自体が目的化し、形骸化してしまう
→ PDCAサイクルを回すこと自体がルーティン化してしまい、新しい発見や斬新な改善案が出てこず、社内の運用システムとして形骸化してしまうこと。
【2】 イノベーションを起こすことに不向き
→ 計画を策定しそれを実行する。この一連の流れが予算管理の肝ですが、これでは小さな改善を積み重ねることに向いている反面、
大きな変革を起こすことには不向きと言われています。
3.予算管理は中小企業で取り入れるべき!
予算管理は、大企業や中堅企業では社内管理の一環として行われていることが多く、
人事評価制度とも結びつき、有機的に機能しているケースが多いと言えます。
一方、中小企業では管理ができていないケースが多いです。
社長が売上と損益は把握するものの、社員にまでその管理が行き届いているケースは稀です。
中小企業こそ、予算管理が必要とされる理由はまた別記事でご紹介したいと思います!!
いずれにせよ、中小企業において予算管理を徹底できている会社は、
その場その場での対応力や競争力などが、各段に違いがあり、
企業の潜在的な成長性も変わってくると言えます!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は予算管理の具体的な策定方法について、お伝えしたいと思います!
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