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喜び 悲しみ 醜さ 美しさの結晶 生命を燃やして生き抜いた 僕の証達です。
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2024年4月の記事一覧

【ゆく友へ】

【ゆく友へ】

キミゆけば 明日の私はまた1人

キミも同じくまた1人 

花残り月も去る今日日

明日の戦は個々のもの

抗う術などなくしても

風に吹かれてキミよ行け

時には夕陽に立ち止まり

夜の明かりに語らって

昨日の談笑に涙し

飄々と今日を生き残れ

公園のベンチは今広く

大の字になり空を仰ぐ

紺色の草木が身を包み

夜風が昨日を空に映す

おやすみキミよ また会おう

明日の先でまた会おう

【風のうた】

【風のうた】

メロディが風に吹かれて跳ね回る。

昨日の僕が知らなかった うららかな歌を連れてくる。

彩雲が鳥を形造り 雄々しい翼が空に舞う。

鳥の背中で少年は青藍に笑みを投げかけた。

電線に止まる鳥たちは 空に描かれた五線譜。

弾むリズムは朗らかに 大地を駆ける春のトリル。

風のタクトの思うまま 

揺れる菜花に相乗りして

あっちにこっちに風まかせ

昨日の自分も今日の自分も明日の自分も気分次第

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【瓦解】

【瓦解】

酒に深淵が暴かれる時

両目は奥行きを見つめ続けて、意識は天と融和する。

もう僕に泥酔の感覚はなく、ただ麻酔のようにタナトスを流し込みながら死神を肺に招待しているに過ぎない。

ガタガタと自分が崩れ落ちていく音を感じるが、不思議と不快感や不安はなかった。

土砂まみれの瓦礫の真ん中から光が溢れ

神々しい解放の兆しが魂を浄化させるのを感じる。

今わかった。

崩れ落ちてゆく自分は死体になってい

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