おはぎさん

嫁様と猫に飼われてます。 日々の生活などを綴って行きます。 ヒモじゃないよ?

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最近の記事

痴呆の父

ご無沙汰です。生きてます。 この一年、公私共々ジェットコースターの様な日常でした。 余命3ヶ月だった父は、、、、元気です!とりあえす。。。 色々あって手術をして、色々あって癌ではなかったり。💦 今はガリガリのガリ男になり、呼吸も苦しそうですが元気?です。痴呆は進みました。 今朝は、家のテレビを指さして値段を聞くので、15万くらいだよ?と教えたら、この大きさ(55インチ)で15万と言うことは、作った人が自信無かったんだろうな。。。と、申しておりました。 えー、、、元気です!

    • 間話

      5年ぶりに友人のラーメン屋に行って来た。 当時お店は閑古鳥。 紆余曲折でたどり着いた煮干しのラーメンは、当時地元では受け入れられず、人気は正直無かった。 しかし、自分の出したいラーメンを作り続け、時代が追いついたのか人も入り人気店に。 1人で切り盛りしているお店なので敢えて声は掛けず、友人も忙しさからか気付いてない様子。 待っている間、近くの老夫婦がひとこと二言。 「美味しかったぁ。久しぶりに完食出来たんじゃない? 嬉しいなぁ」 と、小声で話していた。 出来れば店主に聞

      • トービョー日報.11

        痴呆糖尿いきなり癌 肺の水抜きをやらずに帰った。 母さんは水を抜くだけなのに逃げ帰ってきた父さんを責めたて、それに言い訳をする父さんと話が噛み合わない。 お互い耳も遠いので、声も大きくなってくる。 散々話したら少しずつ自分の現状を理解してきたようで、水を抜かずに病院から帰ってきた事を悔やみ始めた。 「戻って謝ってこねばなんねべが?」 「だども、60年連れ添った母さんと相談しねばでぎねがった。。。」 「いぎなり、癌だっけとられねぇじゃ」 結果、肺の水を抜くと言う事が癌を切

        • トービョー日報.10

          痴呆糖尿いきなり癌 コレから肺の水を抜く。 ↓ 何故水が溜まっているのか。 ↓ このデキモノのせい。 ↓ コレからデキモノ取る。 以上。 多分予想ですが、こんな思考に陥った父さん。 何かブツブツ話してたが、とにかく処置をして欲しいので、スルー気味で話を進めた俺たち。 そして、先生は水を抜くので隣の処置室へと父さんを促す。 家族は待合室で待っててくれとの事。 姉「素直に水抜くなんて思わなかった。良かった   わ」 姪っ子「今日は良い爺ちゃんだね」 こんな会話を

          トービョー日報.9

          痴呆糖尿いきなり癌 内視鏡検査は終わった。 色々あったが終わってしまえば笑い話よ。 姪っ子達は引き攣った笑顔だが。。。 後日、ここで一旦俺の仕事が忙しくなり、泌尿器科の検査に同行出来なくなった。 検査内容は尿道から管を入れ、直接膀胱内の腫瘍を見る。コレを聞いた時、父さんは絶対拒否するだろうと思ったが、何故かすんなり受けたらしい。 ここから暫く父さんはトイレで唸る事になる。 そりゃそうだ、部分麻酔はしてるが尿道に捩じ込まれるんだから。💦 排尿時の痛み、出そうで出ないアノ感

          トービョー日報.9

          トービョー日報.8

          痴呆糖尿いきなり癌 中待合室。 待合室と診察室のあいだ。。。 ベンチシートに、俺と父さんが並んで座っている。 看護師さんにココで話す様にと言われたがどうしたものか。。。汗が滲む。だって、さっきまで順調だったもの。まさかイキナリ、内視鏡なんて聞いてないって言われるとは思わなかった。 待合室で何度か確認もしたし。 何なら、口より鼻からの方が楽だよなんて会話もしてたさ。中待合室って記憶が削除される場所だったろうか?。。。などと軽い脳内パニックを起こしつつ父さんに聞いた。 俺「どーし

          トービョー日報.8

          トービョー日報.7

          痴呆糖尿いきなり癌 内視鏡検査当日、我が家の布陣は俺、姪っ子2人 考えられる最強の布陣! 何せ姪っ子の1人は会社を休んで来てくれた。 デレる父さんを横目に待合室で考える。 今日、めっちゃ大人しい。 本当に検査内容分かっているのか不安になった。 なので少し振ってみた。 俺「父さん、胃カメラとかやったこたあるの?」 父さん「いや、ねーな。。。。」 俺「まぁ、麻酔かけるし、鼻からでも大丈夫だか ら。昔みたいに苦しくないよ」 父さん「。。。しかし、おれ何でこんなに

          トービョー日報.7

          トービョー日報.6

          痴呆糖尿いきなり癌消化器内科の先生の話はまだ続く。。。 CTを見て"膀胱癌"ではないかと話が続き、肺とリンパにも何かあると。 言われて写真を見ると肺の片方も1/3位萎縮して、中に何かデキモノの様な物があり、食道付近のリンパにも何かが出来てる様だった。 泌尿器科と呼吸器科の受診を勧められ予約。 消化器内科として食道の内視鏡検査もしたいと。 ここまで話が大きくなると現実味がなくて、ドラマの様に"父は助かるのでしょうか?(滲む涙)"的な事もなく、頭の上を話がすーーーっと過ぎて行った

          トービョー日報.6

          トービョー日報.5.1

          間話どちらかと言うと自分の為に書いています。 覗き見出来る日記。 数年後自分が見返した時、石を飲んだみたいに胸の辺りが重くならない様に軽く書いています。 当然家族に歴史があるので様々な思いもあり、頭の中はグルグル色々な事を考えてしまい、一周してスタートに戻っています。 仕事の日報の様に淡々と書きたいものです。 同じ様な病気の方が読んだ時、不快に思われたらごめんなさい。

          トービョー日報.5.1

          トービョー日報.5

          痴呆糖尿いきなり癌"癌" 身近になった人が居なかったわけではない。 でも失念してた。 病院へ行くたびに新しい病気がみつかり、その一つ一つに驚き家族で話し合った。 そして今回は"癌" 今の段階では疑い有りと言われ説明を受ける。 まぁ、先生の話を聞くまで大変だった。 分かったことが2つ。 1つ目は、父さんは待たされる事が異常に嫌がる事。ビックリするくらい短気になり、途中で帰りそうになる。 これも前頭葉の萎縮のせいだろうか。 当然、陰謀論も出る。 2つ目は、孫パワーは絶大だと言

          トービョー日報.5

          トービョー日報.4

          痴呆糖尿いきなり癌 そして1週間。 体調は変わらず。咳はまだ出てしんどそうなので、病院へ誘うも前回の待たされたのを思い出し行かないとごねる! 取り敢えず本人が行かなくても、1週間分の薬は貰えたが、次回は必ず受診して下さいと。。。 さらに1週間。 未だ咳は止まらない。そして、明らかに痩せた。 流石にこれはおかしいだろと、嫌がる父さんを無理矢理その病院へ連れて行った。そして再度の血液検査。 そこで出た診断は、糖尿病。。。 紹介状書くので、総合病院ですぐ診てもらって下さいと。。

          トービョー日報.4

          トービョー日報.3

          痴呆糖尿いきなり癌話は数ヶ月遡る。 我が家の母さんは、俺の記憶では20年前まで中肉中背だった。ハズ? 免疫性の病気で肝臓が悪くなり、薬を飲み始めてから見違える様に丸くなった。 性格ではなく、見た目。💦 そのせいか、体重と老化で骨が悪くなり杖生活。 それで、介護認定を受けてもらって、ついでに父さんも認定をと役所に相談したのが始まりよ。 認定するには、かかりつけの医療機関の先生に書類を書いてもらわなければならないと。 ん?父さん病院行った事あったかね?? 昔何かで病院へ行き、先

          トービョー日報.3

          トービョー日報.2

          痴呆糖尿いきなり癌アルツハイマー、認知症、ボケ。。。 世間様では何でもかんでも名前をつけて区別する。じゃぁ区別出来ないものはどーすれば良いものか。 初めは、むかーしのエピソードを日にちを空けて話す程度。普段の生活で、耳にしたワードがスイッチとなりそれに照らし合わせた昔ストーリーを語り出す。 たまに聞く分にはさ、年だし、あるよね? あまり面白くない落語だと思えば我慢もできた。 父さん「よし子さん、晩御飯はまだか?」 よし子「あらお義父さん、さっき食べましたわよ? これで8回目で

          トービョー日報.2

          トービョー日報.1

          痴呆糖尿いきなり癌父さんの話なので、父さんの人物像(俺視点)を始めに書くか。。。 一言で表すと"ガンコ" 平仮名で書く優しいがんこでも漢字で書く知性ある頑固でもない。 その時の気分で変わるガンコ。 そして、漁師。 ピッタリの組み合わせだべ。 小さい時の記憶で、食事中いきなり殴られて居間と土間を仕切るガラス窓の引き戸を突き破って飛んだ記憶がある。大人になって理由を聞いても覚えてなかった。笑 小学校時代、喧嘩がとても弱いくせに男女関係なく喧嘩っ早くしつこいので、見兼ねた先生が

          トービョー日報.1