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トービョー日報.4

痴呆糖尿いきなり癌



そして1週間。
体調は変わらず。咳はまだ出てしんどそうなので、病院へ誘うも前回の待たされたのを思い出し行かないとごねる!
取り敢えず本人が行かなくても、1週間分の薬は貰えたが、次回は必ず受診して下さいと。。。

さらに1週間。
未だ咳は止まらない。そして、明らかに痩せた。
流石にこれはおかしいだろと、嫌がる父さんを無理矢理その病院へ連れて行った。そして再度の血液検査。
そこで出た診断は、糖尿病。。。
紹介状書くので、総合病院ですぐ診てもらって下さいと。。。???
前回何も言われず今回いきなり?
家族全員が頭の上に"?"が出たと思う。
"血圧"と"咳"が頭の隅に追いやられ、糖尿病で痩せると言う事に危機感を覚え、何かの陰謀だろうかと思ったのは俺だけだろう。
それからは大変よ。
父さんは毎日数時間おきに、いかにして痩せ細っていったのか、どれだけ痩せた体を自分で見てビックリしたのかを我等に伝承し始めた。
まぁ、それは良い。
だって今までだって多数の古典落語を聞かされたのだ。一つ位増えてもだ。💦
ただ怖かったのは、明らかに痩せていってる事。
前にテレビで見たアハ体験とか言うやつあったよね?映像がゆっくり変わって行って、何が変わったのか当てる問題。
まさにソレですよ。
一緒に生活してる家族は、痩せていく過程が分かりづらいし、ステテコと腹のせいで手足がどれだけ痩せたのかも分からなかった。
父さんは、顔が最後に痩せるタイプだとこの時気づいたよ。
認知の検査も吹っ飛び、紹介状を書かれる程の糖尿病で頭がいっぱいになった家族。
毎日語られる痩せ細って自分でビックリした父さんストーリー。。。

そして、総合病院へ。。。


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