見出し画像

本音で生きること

言いたいこと、言って欲しかった言葉
それを相手に伝えるのは難しい
大切な人ほど肝心な事は言えず
共に過ごす時間を荒立てないように振る舞う
〝楽しい時間〟なのだと、〝大切だから〟と意識に植え付ける
メールやSNSの返信は言葉を選んでいるはずなのに、すれ違ってしまう事もある
相手にとっての受け取り方と言葉を紡ぐ方の伝え方はしばしばズレる
その僅かなズレを認識していながら、見ない振りをしてしまうのは何故だろう
私自身は、ハッキリさせないとイライラする
〝どっちなんだ〟と憤る
あまり待つのは得意ではない
理由もなく待たされるのは縁を切りたくなる程だ
それはやり過ぎと言われる事もある
何度もあると〝合わない〟のだと思う
その人に時間を割きたいと思えないのなら、付き合っていこう、関わっていこうと思えない
寧ろ苛立ちしか残らないのならサヨナラだ
お互いの認識を擦り合わせようと話し合いをしてみても、相手も私も〝変えられない〟のなら〝楽しい時間〟はこれから過ごす事は困難
寧ろ、話し合いにすらならん

元々ハッキリと答えを出したくなるのは、期待して待って裏切られるのが嫌だから
たくさん悩んで、モヤモヤして途方もないと感じる日々を過ごしながらたった一言を待つ
相手にとっては些細な事だとしても
私にとっては大切だったりするのだ
色々な考えが頭の中を埋めつくしながら、様々なパターンを考え対応しようとする
正直とても疲れる
考え尽くす人も居れば、何も考えず別の事に夢中になる人もいる

〝答えのないグレー〟を好む人が居るのも分かる
だが、好きじゃない
どっち付かずに見えてしまう
結局どうしたいのか、意図が読めない
てか、分からん
そういう人とは反りが合わない
話が通じない事も多いから、分かり合えないのだと思うことにしている

「皆と仲良く」していては、本音で生きられない

義務教育で集団行動を勉強する
あれは人の顔色を伺う勉強でもあると思う
私は集団行動がとても疲れる
お前ら自由過ぎだろと何度も思った
社会に適応するように、学校生活で訓練する
誰かに合わせて過ごす
決められた勉強をする
狭い世界の中で、逃げ場の無い日々
毎日を〝こなす〟には言いたい事を我慢する
家では〝望まない〟言って欲しかった言葉を飲み込む
私の義務教育時代は〝忍耐〟

こんな時代を過ごしているものだから、ガチガチに自分を抑え込んだ反動が今出ている
〝完璧〟である必要はない、〝中途半端〟が苦手
白か黒かと決めたくなる
決めた方向に突き進みたい
自分の軸をブレさせたくないのはある
腹を括ればひたすらに進む
これが楽なんだろうな

現状はゆっくり穏やかに生きる事を勧められている
人に合わせるのが、好きじゃなかった
延々とどうでもいい話を聞くのは苦痛
嫌だと思う事を言葉にするのが怖かった
我慢するのは嫌い
否定ばかりされると思い切りビンタしたくなる
色々な事を認めるのがとても辛かった
否定していたのは私
そして1番分かって欲しかったのも私自身

嫌われる勇気ってなかなかに凄い
嫌われない為にやってきた事の真反対だから
それが、〝本音で生きる〟ことに繋がる

少しずつでも〝私自身〟を大切にしてくれる人を増やしていく
私が大切に出来る容量はそんなに大きくない
愛は有限だぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?