インドネシア産コーヒーのみ扱うコピカリアンさんが今熱い☕
前回の記事で、私の大好きなコーヒー産産地、
インドネシアのスマトラ島の中でも、
珍しい水洗式加工※のコーヒーをご紹介しましたが、
今日はそのコーヒー豆を販売されているショップ「コピカリアン東京」さんをご紹介します。私の中で今最も熱いコーヒーショーップ！
※水洗式(Washed)とは、収穫後のコーヒーチェリーを一度に集めて一気に大量の水を使用して加工する中南米の加工場ではよく見られる製法ですが、地域の気候や伝統、流通経路的に、スマトラ島ではレアなケースの精製方法です。
一般的なスマトラ島での加工法(半水洗式/スマトラ式/ギリンバサ等と呼ばれます)より、貴重な水と設備費、品質向上への情熱と探求心、丁寧な手仕事が求められます。風味の仕上がりはクリーンで上品になります。
なぜ私がバリスタとして猛烈にスマトラが好きなのかはさておき、コピカリアンさんを訪れてびっくりしたのが、
インドネシア産のみ扱っている事！！！
え、本当に嬉しい。。。震える。
だってインドネシアって、17,000島くらい島があって、地域によって気候も伝統も加工法も違うから、「その土地の味」がそれぞれあるんです！！
日本の特産品で例えると、お味噌とか。
九州の甘い麦味噌や愛知の八丁味噌、関西の白味噌、関東の赤味噌、全く違いますよね？
正確にはもっと細かく分類されますし、それぞれ地域の歴史と文化と気候とプライドがあってその味になりますよね。とてもじゃないけど一括りに出来ない。
(あ、コーヒーとかけ離れ過ぎた例えになっちゃったかも)
そんな風に、インドネシアという国の中のそれぞれの島、精製方法、農園ごとに異なる味わいに出会えるお店なんです。うーん、わくわくしちゃう！
お豆を見ていると、優しいバリスタさんが
味の説明を分かり易くして下さるので選びやすい！
(嫌気性発酵)のコーヒーを注文。
甘くて美味しい～～～！
■コーヒーはサーバーに注がれた状態でやってくるので、よりコーヒーのアロマを楽しめます。
サーバーをワイングラスのように、クルクルクルと回しなら香りを嗅げば(コーヒー抽出の大会のジャッジの皆さんがやるみたいに笑)、カップに注がれるよりももっとゴージャスな香りが立ち上ります。
■精製方法が贅沢
インドネシアのそれぞれの個性豊かな地域別のコーヒー豆に出会えるだけでなく、インドネシアではまだまだ生産量の少ない
アナエアロビック ナチュラル(嫌気性発酵)
ナチュラル(乾燥式)
ハニーアナエアロビック(部分的に粘液を残した嫌気性発酵)
アナエアロビック ウォッシュト(水洗式＋嫌気性発酵)
＝技術と手間とコストのかかる製法で精製された選りすぐりの豆のみが並ぶ！！
ちなみに、こんなマニアックな製法の豆がずらりと並びますがバリスタさんが分かり易く風味の説明をして下さるので意味不明でも心配nothingです。
私がスマトラ島に視察に行った際に訪れた、スターバックスの農業支援センターの前所長さんが研究開発した品種「シガラルタン」が載っていました♡
シガラルタンとは「借金が早く返せる」という意味で、植えてからチェリーが実までの成長が早く収量が多いのが特徴。コーヒーチェリーの収量が多い＝農家さんの収入が増えるという有り難い品種です🍒
とってもフルーティーで贅沢なお味！！🍋🍊🍇
まだまだ紹介しきれない魅力で溢れたインドネシアのコーヒー専門店です。
普通にお洒落なので、そこまでコーヒーにこだわらないけど、ただ美味しいラテが飲みたい人にも使いやすい。
個人的は、インドネシア産のコーヒーって特に好みでは無いなぁ～って方にこそ是非行って欲しいお店です。今までのインドネシア産のコーヒーへの常識を覆す、新しいコーヒーとの出会いがあります。
席が埋まっていることも数回ありましたが、スマトラ好きクララのおすすめのコーヒーショップでした♡
《お店情報》いくつかURLがあったのでこちらにペタッ
■Shop: https://www.kopikalyan.com/tokyo
■Web Store: https://kopikalyan.thebase.in/
■ Instagram
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