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【経済的自立に向けた考え方の癖】その 3 「答えを探す世界」から『問題を自分で作る世界』へ

我々は、小学から中学まで9年間、そして人によってはその先の高校、大学と、長ければ合計16年間「問題は出されるもので、その答えを探す世界」で生きていた。

例えば、県庁所在地の問題。多くの人が九州は、県名と県庁所在地が同じだということを知っている。

例えば、11,982,345,678,240が3で割れるかという問題。多くの人が、実際に計算しなくても、全ての桁の数を足したものが3で割れれば、3で割れるということを知っている。(ちなみに、この11兆を超える数字は3で割りきれる)

例えば、閣下スコッチばくろマン。多くの高校生が、これは、カリウム、カルシウム、スカンジウム、チタン、バナジウム、クロム、チタンであるということを知っている。

ある意味、すごい。問題を出されれば、全てに答えることができるこれはこれで大変大切なことであると考える。

ただ、ここでついた癖はそう簡単に治せない

会社に入っても、やはり答えを求めてしまう。
何か仕事を頼まれれば、これの一番いい答えは何かなーって考えてしまう。そして実際、仕事にはそれほど選択肢はなく、結局先輩方がやっていたことが正しい答えということで、それを前例踏襲していく。

「社会人になると、仕事には答えがないから大変だぞ!」
新入社員が後輩の大学生に説教するシーンが少なからずあるが、実際は、先輩がやっていたことを答えとしてやっているだけだというのが実態に近い。

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