山小屋 2
日曜日に家族で、山小屋を見に行ってきました。
本栖湖近くの森の中で、長男は「山やだ、遠くやだ」と言っていたのですが、いざ到着すると、探検みたいで楽しんでいたようです。なぜか、いつも隊長だという長男です。
かつては、オーナーさんがお客さんを沢山おもてなししていた、山荘だったようです。ツリーハウスもあったり、宿泊したり、BBQしたりしていたそうです。今では、放置されてツリーハウスは朽ち果てていました。今はかなり安い値段で売りに出されています。静かな森の中という感じです。隣の区画にも別荘があるのですが、あまり人が利用している感じはない。かつては、マメに利用していたんだろうと予想される、それなりに洒落た外装の建物たちでした。オーナーの高齢化や、諸事情で手放すことになったのかと見受けられます。今でも暮らしている人もいるようでした。どうしても、人がいないと建物は朽ちるのが早い。あたりまえなんですが、建物も生き物かもしれないと思えるところが、そういうところに現れます。
状態はいいとは言えません。中には入れないのですが、窓から中を見ると、薪ストーブと石油ストーブを併用していて、冬の寒さを想像させます。建物自体の断熱の悪さも見受けられます。隙間風がすざまじのかもしれないです。サッシも普通のアルミだったので。オーナーさんはアウトドアが本当に好きで、本当に山小屋という感じに仕上げたのかもしれません。母屋以外にも、おそらくDIYで増築していった、小屋も三棟あり、愛着を感じました。
土地が傾斜地なので、それをうまく活用すると面白くなりそうだと色々妄想していました。
ブランコ、ジップラインなどもあって子供たちの笑い声であふれていたようです。
実際にここを購入したときに、週末に改装しながら利用すると、毎月30万円くらいかかると試算しました。手に入れるのに60万くらいで手に入りますが、年間の管理費で12万くらい。後は、光熱費はちょっと想像できないですが、暖房費がすごいことになりそうです。電気と水道はきていて、ガスはプロパン。薪はどこかで買ってこないといけない。快適に住めるようになるには、週末通ってDIYして半年くらいかかる。ここの申し込み期限は今週末で、当選の結果はその一週間後。手に入れてから冬を迎えるので、改装しようにも寒さと雪で、そこまで手をかけられそうにない。半年近く放置することになりそう。金銭的な余裕があればいけるのは、そうなんですが、まずは家族の理解も得ないといけない。
ロケーションはかなりいい。理想は静かな湖畔の森の中なんですが、富士山に近い、静かな森の中もクリアしている。日本で湖畔てのは難しいかもしれない。本栖湖に近いのがまあいいかなと。
仕事の面もありますが、設計に専念するのであれば、ここに籠って、ネットと電話でやって、午前はDIYと野良仕事、午後から設計業務を、寝るまでやればいいのかなと。もう考えただけで、にやけてしまう。
完全にこっちに来るには、子供の学校問題もあり迷うところでもあります。自分だけ山の中にいるわけにもいきませんし。毎日通うのもきついなと。
締め切りは迫っていますが、迷っています。
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