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心の健康とコミュニケーション

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"だれもがストレスを感じたり、気持ちが落ち込んだりすることはあります。
こころの病気はすべての人がかかる可能性があり、大変身近な問題ですが、本人が苦しんでいたとしても周囲からはわかりにくいものです。
困った時に支えになるのは、メンタルヘルスを理解してくれる身近な人たちです。" 
〔世界メンタルヘルスデーのホームページより引用〕

ストレスチェック

今日は産業保健に関する1,270文字のコラムです。

9〜10月にかけて

ストレスチェックが行われている職場も

多いことと思います。

ストレスチェックって意味あるの?

という声も聞こえてきますけれど

自分のメンタルの調子を点数化して

セルフチェックする

という点で意味があるんじゃないかな

と思います。

10月10日は世界メンタルヘルスデー

10月10日は世界メンタルヘルスデー

私が働き始めた約15年前に比べると

社会的な啓発が進み、

メンタルヘルスへの理解は

ずいぶん進んできました。

ただ、知識の浸透

まだまだ足りず、

繰り返しお伝えしていく必要があります。

たとえば疾患の特徴や

悪化しきる前に医療機関を受診すること、

そしてコミュニケーションの取り方に関する知識です。

BTSが登場するハフポストの記事を読んで、

やはり若いうちからカウンセリングを経験し

相談しやすい体制を作っておくのが

大切だと感じました。

世代による理解の差

世代によるメンタルヘルスへの理解の差には

注意が要ります。

具体的には、中高年者が

長年の経験から

余計なアドバイスをするケース

があとをたたないのが

課題点と感じます。

コミュニケーションで問題になるのは

自分の価値観の押し付け。

たとえば、若者が職場の人間関係で

深く悩んでいたとします。

「人間関係なんてどこの職場にいっても

楽ではないのだから適当に受け流しなさい」

この言葉を言われ「あぁ、そうだな」と

思える人もいますが

場合によっては

不適切なアドバイス

にもなり得ます。

メンタルが弱っている人は

物事の考え方や見方が

狭くなりがち(認知の歪み)。

「元気になって欲しい」という

親切心から出たアドバイスが裏目に出て、

数日間具合が悪くなる

または悪化の一途をたどる

という可能性があります。

本人との関係性本人の特性を考えた関わり

を常に意識する。

これは家庭での関わりでも役立ちます。

コミュニケーションの取り方についても

ぜひ知ってほしい。

あなたの一言で救われる人が

きっといるはずです。

★次の情報はクリックすると厚生労働省のホームページにジャンプします

部下の話を聴けていますか -傾聴のすすめ-

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コロナの影響はどれぐらい出ているか

コロナ禍における、

・労働者の精神健康の状況と関連要因
・対策に関する系統的レビューおよび個別論文
・国内外の対策ガイド

を検索し、整理された報告書を発見。

↓↓↓

新型コロナウイルス感染症流行と労働者の精神健康:総説

体の不調を感じやすい時期

今はちょうど季節の変わり目。

寒暖差により

体の不調を感じやすい時期

でもありますね。

当たり前のことですが

体とメンタルは強く関連しています。

体の調子を整えて

メンタルを常に良い状態に

しておきたいですね。

【あわせて読みたい】

受診する際の注意点、

SNSにおける相談窓口を紹介したコラムです。

よろしければご覧ください。





読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。