マガジンのカバー画像

ワーママが、早期退職してみたはなし

19
約20年勤めたホワイト企業を早期退職してから第二の人生が見つかるまでの、一進一退のあしあとです。
運営しているクリエイター

#早期退職

一億円を捨てて選んだ今【momomiのワーママ人生 振り返りnote】

私は今年、家族との生活や今後の自分の人生を考えて、新卒から勤めた会社を早期退職する、という決断をしました。 私にとって、とても大きな意思決定でした。 大学時代から、もっと言えば大学受験の時から、ずっと頑張ってきたものをすべて投げ出す、という決断。 そして、今のところ後悔はしていません。 ただ、この間ふと掃除機をかけているときに、私がこれから稼げたはずの金額を冷静に考えると、仮に55歳まで勤めるとして1億円以上の金額をぽんっと捨てたのだ、ということに気づいて改めてショック

仕事しようがしてなかろうが、私は私。そして仕事を辞めて何気に自己肯定感が上がった話。

専業主婦だろうがワーママだろうが、私は私だ。 そう声を大にして叫びたいmomomiです。こんにちは。 私が仕事を辞めてから、もうすぐ一年になろうとしています。 そりゃもちろん、日々焦ったり悩んだりしています。 でも、実はそれは勤めていた時も同じです。 むしろもっともっと、余裕なんてなかった。 キャリアのことで悩んだり、仕事とプライベートのことで悩んだり、トレードオフに苦しんだり・・・子育てに悩んだり。 でも散々悩み、もがき、楽しい時間を過ごし、考えを新たにした今は、え、

虹 ふたたび:私のやりたいこと

しばらく前から、私はクロード・モネの描いた睡蓮と橋の絵をZoomの背景に使っている。ときどき背景変えようかなと思うけれど、結局この絵が一番落ち着く。 もともとモネの絵が好き。 20代の頃フランスに行ったとき、オランジュリー美術館の睡蓮の間で、その美しさと幻想的な雰囲気に圧倒された記憶がある。 ボーっと絵をみていると、自分が絵の中に引き込まれてうっかり絵の中に溶け込んでしまうような感覚。 そのまま出てこれなくなって、時間が溶けていくような感じ。 そんな時間を味わいに、もう

キラキラ起業にまったく憧れない私が、自治体の女子起業支援セミナーに行ってみた

少し前まで自分には会社員として稼ぐか、勉強くらいしか能がないと思っていたmomomiです。こんにちは。 うっかり主婦になって早一年。 最近は少しずつ、地味に新しいお仕事にむけたチャレンジ(というか可能性の探索)をしているところで、意外と忙しくしています。 もう少し形が見えてきたらnoteにも書けるかもしれません。 この一年を振り返ると、別に仕事について何も考えてこなかったわけではなくて、これまでのキャリアを活かしたライフサイエンス系の業務委託ができないかな~と考えてみたり

コンフォートゾーンを抜けるには。

ふと思い出して、これまで自分がコンフォートゾーンを抜けるためにやってきたことについて。 特に自分が痛みを伴う成長や、大きな変化を望むときに。 以前私は会社員時代にロールモデルがいなかった、という投稿をしたけれど、コメントのやり取りをきっかけにいろいろ昔のことを思い出していく中で『会社員としてこの人のようになりたい』というロールモデルはいなかったけれど、この人の仕事のやり方は好き、別の会社だけれど(もしくは会社員ではないけれど)こんな人になりたいな、はあったなというのを最近よ

読書メモ:トランジションとは?

今日は秋晴れの良いお天気で、お散歩日和でしたね。 少し暑いくらいでしっかり歩いたら汗ばむ陽気でした。 ここ数年すっかりお散歩好きになり、のんびり歩くのがすきです。 さて、今私は人生の中休みというか、サバティカルタイムを個人的にとっているのですが、仕事を辞めて全く次を決めずにいくという話を以前知り合いにしたときに『ああ、それは完全なトランジションだ…』というコメントをもらってからずっと気になっていたワードです。 トランジション、聞きなれない言葉ですよね。 今回は下記本からの

セカンドライフについて考えたことってありますか? 人生で初めてのオフ会をやってみた

ふと、コロナが終わってからもフルリモートが可能、週一出社でOKであれば会社員を続けていたかもな~と思ったりもするmomomiです。 こんにちは。 私は現在セカンドライフに入っていますが、そういえば私は会社員を辞めるまでセカンドライフなんて遠い未来過ぎて考えたこともなかったな、と思います。 私の場合は定年退職ではないので、今は文字通り”第二の人生”というニュアンスで使っています。 今までの私とは違う、新しい選択肢を生み出してみたくて。 昨年3月までバリバリ働いていて、せっ

「いつか辞めて良かったと思える日が来るよ」と言ってくれる先輩たちのありがたさ

今年3月でお仕事辞められた方も多いのか、じわりとスキがつくこの記事。 意外とnoteユーザー以外の方からのスキがつくこともあり、日本にはこういうお母さんがたくさんいるのかと思うと、書いている本人が書くのもあれだけれど、切ない気持ちに。 私はといえば、3月は節目となる月だった。 まずは失業給付期間の8カ月を満了したこと。(給付は全部もらうことを初めから決めていたので)少なくとも働けない期間が終わった。 そして、長かったアイデンティティクライシスの終わりがようやく見えた一か月だ

退職して9カ月:早期退職を選ぶ前に考えていた45歳定年と今

失業手当受給の終了も見えてきて、もうすぐ退職して9カ月なんだなぁと思うと感慨深いmomomiです。 時が過ぎるのは本当に早い。 今朝は子どもがけがをしたとかで、小学校から急な呼び出しを食らいましたが、病院に連れていったところ大事にはならずに再び学校へ。 迎えに行って病院に連れていく最中、これは仕事をしていたら「午前中潰れちゃうじゃん」とイライラするパターンだなと思いましたが、こんなことめったに起こりません。二年に一回起こるかどうか。 それでも、以前の私は子どものことや仕事

退職して7カ月:上手くいっていないと感じるときは、上手くいっていることを数えてみる

退職して7カ月目。 最近の不安定な気候のように、相変わらず揺れ続けているmomomiです。 何事も経験してみないとわからない感情があるものだ、と思います。 私の場合は主に二つ。 仕事を辞めたことで、仕事をしてきた自分の居場所やその能力を発揮することがないために感じる、自分を持て余す感覚。 そもそも働いていないことから生じる、謎の劣等感や焦燥感。周りは働いているのに私は何やっているんだろう?という感覚。 多分前者は仕事を辞めて専業主婦になった方や定年退職された人が感じやすい

退職して6カ月:揺れながら、戻りながら、ちょっとずつ未来を考える

気づけば、今年も終わり。 2024年が目前に控えていて、2023年は終わろうとしていますね。 年初には考えてもみなかった、退職していったん主婦になるという生活も気づけば半年が経とうとしていて、もう半年も経ったのかという感慨と、忙しく働いていた過去は一体いつのことやら…という気持ちが入り乱れ、もはや訳が分からなっているmomomiです。こんにちは。 退職して〇ヵ月シリーズも気づけば4回目で、よくもまぁ意外と振り返ることがあるもんだと思います。一か月ってあっという間ですね。

退職して5カ月:ワーママという看板を下ろしつつある今日この頃

退職して5カ月が過ぎ、気づけば冬になっていました。 毎年この時期はどうやって越冬しようか悩むmomomiです。 もし選んで良いのなら、冬眠して春まで寝るか、南の島であたたかくなるまでビーチで本を読んで時々泳ぐかの二択がいいな。 家族はこの時期から春まで「ママは冬眠しているので、もうおしまい(=これ以上対応はしません)」というフレーズをけっこう聞かされています。 さて、5カ月たって少しずつ現状を受け入れられるようになったというか、楽しめるようになってきました。 時間があれば

退職して4か月:立ち止まることは悪なのか?

退職して4か月が経ちました。 思っていた以上に動けず、正直なところ焦りを通り越して受け入れるしかない心持になってきたmomomiです。 あまりに動けなさ過ぎて、知り合いにタロットで見てもらったら「今はそういう時期ですね。休む時期です。」と言われたので素直に従おうと思います。 4か月目の振り返りはこんな感じ。 意外な人と1on1で会って話す あまり普段二人で会う機会がない人と、二人で会って濃い時間を過ごすことができました。 遠く離れた友人がたまたま東京に来ていたので、

息子にパパが仕事を減らしてママが働けばよいのにと言われた話

私が仕事を辞めてから、夫の帰宅がどんどん遅くなっている気がします。 もともと夫は新幹線通勤で、20時代に帰ってくると「あれ?今日早いね。どうしたの?」というのが我が家の会話のパターン。 私が息子を生む前から夫は新幹線通勤だったので、子どもを産んだばかりの頃、産院の面会時間に帰ってくるには大変でした。 今では懐かしい思い出。 そして子供が小さいときと比べても責任が増して忙しくなった今は、帰ってきたとしてもPCを開くことは多い。 要するに仕事終わってないのね、というのが本当の