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ワーママが、早期退職してみたはなし

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約20年勤めたホワイト企業を早期退職してから第二の人生が見つかるまでの、一進一退のあしあとです。
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一億円を捨てて選んだ今【momomiのワーママ人生 振り返りnote】

私は今年、家族との生活や今後の自分の人生を考えて、新卒から勤めた会社を早期退職する、という決断をしました。 私にとって、とても大きな意思決定でした。 大学時代から、もっと言えば大学受験の時から、ずっと頑張ってきたものをすべて投げ出す、という決断。 そして、今のところ後悔はしていません。 ただ、この間ふと掃除機をかけているときに、私がこれから稼げたはずの金額を冷静に考えると、仮に55歳まで勤めるとして1億円以上の金額をぽんっと捨てたのだ、ということに気づいて改めてショック

「いつか辞めて良かったと思える日が来るよ」と言ってくれる先輩たちのありがたさ

今年3月でお仕事辞められた方も多いのか、じわりとスキがつくこの記事。 意外とnoteユーザー以外の方からのスキがつくこともあり、日本にはこういうお母さんがたくさんいるのかと思うと、書いている本人が書くのもあれだけれど、切ない気持ちに。 私はといえば、3月は節目となる月だった。 まずは失業給付期間の8カ月を満了したこと。(給付は全部もらうことを初めから決めていたので)少なくとも働けない期間が終わった。 そして、長かったアイデンティティクライシスの終わりがようやく見えた一か月だ

小学校高学年の子供のママが、なぜ会社を辞めるのか

今日は小学校高学年の子供のママがなぜ会社を辞めるのかと言う事について書いてみたいと思います。これは私のことなんですけど、もともと自分自身がもってた疑問です。 普通に考えたら、小学校高学年になったら子供ってもう大体自分のことできるわけだし、親の負担は軽くなるから仕事に本格投入できそうな感じがしますよね。実際専業主婦のお母さん方はパートで仕事を探しだすタイミングです。 保育園みたいにお世話がいるわけでもないし、なぜそこで仕事をやめる?子供が不登校になったとかで仕事を辞める必要あ

退職して9カ月:早期退職を選ぶ前に考えていた45歳定年と今

失業手当受給の終了も見えてきて、もうすぐ退職して9カ月なんだなぁと思うと感慨深いmomomiです。 時が過ぎるのは本当に早い。 今朝は子どもがけがをしたとかで、小学校から急な呼び出しを食らいましたが、病院に連れていったところ大事にはならずに再び学校へ。 迎えに行って病院に連れていく最中、これは仕事をしていたら「午前中潰れちゃうじゃん」とイライラするパターンだなと思いましたが、こんなことめったに起こりません。二年に一回起こるかどうか。 それでも、以前の私は子どものことや仕事

退職して7カ月:上手くいっていないと感じるときは、上手くいっていることを数えてみる

退職して7カ月目。 最近の不安定な気候のように、相変わらず揺れ続けているmomomiです。 何事も経験してみないとわからない感情があるものだ、と思います。 私の場合は主に二つ。 仕事を辞めたことで、仕事をしてきた自分の居場所やその能力を発揮することがないために感じる、自分を持て余す感覚。 そもそも働いていないことから生じる、謎の劣等感や焦燥感。周りは働いているのに私は何やっているんだろう?という感覚。 多分前者は仕事を辞めて専業主婦になった方や定年退職された人が感じやすい

退職して6カ月:揺れながら、戻りながら、ちょっとずつ未来を考える

気づけば、今年も終わり。 2024年が目前に控えていて、2023年は終わろうとしていますね。 年初には考えてもみなかった、退職していったん主婦になるという生活も気づけば半年が経とうとしていて、もう半年も経ったのかという感慨と、忙しく働いていた過去は一体いつのことやら…という気持ちが入り乱れ、もはや訳が分からなっているmomomiです。こんにちは。 退職して〇ヵ月シリーズも気づけば4回目で、よくもまぁ意外と振り返ることがあるもんだと思います。一か月ってあっという間ですね。

退職して5カ月:ワーママという看板を下ろしつつある今日この頃

退職して5カ月が過ぎ、気づけば冬になっていました。 毎年この時期はどうやって越冬しようか悩むmomomiです。 もし選んで良いのなら、冬眠して春まで寝るか、南の島であたたかくなるまでビーチで本を読んで時々泳ぐかの二択がいいな。 家族はこの時期から春まで「ママは冬眠しているので、もうおしまい(=これ以上対応はしません)」というフレーズをけっこう聞かされています。 さて、5カ月たって少しずつ現状を受け入れられるようになったというか、楽しめるようになってきました。 時間があれば

退職して4か月:立ち止まることは悪なのか?

退職して4か月が経ちました。 思っていた以上に動けず、正直なところ焦りを通り越して受け入れるしかない心持になってきたmomomiです。 あまりに動けなさ過ぎて、知り合いにタロットで見てもらったら「今はそういう時期ですね。休む時期です。」と言われたので素直に従おうと思います。 4か月目の振り返りはこんな感じ。 意外な人と1on1で会って話す あまり普段二人で会う機会がない人と、二人で会って濃い時間を過ごすことができました。 遠く離れた友人がたまたま東京に来ていたので、

息子にパパが仕事を減らしてママが働けばよいのにと言われた話

私が仕事を辞めてから、夫の帰宅がどんどん遅くなっている気がします。 もともと夫は新幹線通勤で、20時代に帰ってくると「あれ?今日早いね。どうしたの?」というのが我が家の会話のパターン。 私が息子を生む前から夫は新幹線通勤だったので、子どもを産んだばかりの頃、産院の面会時間に帰ってくるには大変でした。 今では懐かしい思い出。 そして子供が小さいときと比べても責任が増して忙しくなった今は、帰ってきたとしてもPCを開くことは多い。 要するに仕事終わってないのね、というのが本当の

自分の中にあるジャッジメントを手放すことは意外と難しい

サバティカルタイムに入って意外と難しいな、と思うことの一つが『自分の中にある判断基準を手放す』です。 社会人になって20年近く、営利企業で働いていたので、いつも自分の仕事ぶりは人から評価の対象でした。 人からどう見られるかより自分がどう思うかだ、と思うようになったとしても、仕事を評価するのは所詮他人。 価値が生み出されているか、進捗はどうか、そういうことをいつもどこかで気にしていたし、それでお金をいただいている以上、当たり前だと思っていました。 自分のことはもちろん、部下

退職して3か月:この1か月を振り返ってみます

早くも会社を退職して3か月が経ちました。 月日が経つのは本当にあっという間。 何もしなくても着実に時は経つことを実感している日々です。 2023年6月に会社を辞めて、サバティカルタイムに入りました。 初めの2カ月が祭りなら、3カ月目は現実に慣れて新しいルーティンを生みだす期間だったように感じています。 3か月目の振り返りはこんな感じ。 退職後に一端やろうと考えていたことを終えたり、スタートした1か月でした。 私自身の記録として振り返ります。 サバティカルタイム3か月目の

ゆっくり急げ!セカンドライフ

退職から2ヵ月と少し経ち、何となく焦りを感じるようになりました。 それはそうですよね。 今まで毎日忙しく働いて『時間がない』と言っていた日常から、急に時間がある生活にシフトして当座の目標を失ったので… というわけで今心境的に一番しっくりくる格言はゆっくり急げです。 これまで仕事面で緊急x重要マトリックスを使ってきましたが、今はライフで緊急重要マトリックスを使う場面が来ました。 今は緊急ではないが重要>>緊急かつ重要のタスクが多いので、大事に時間を使いたいと思っています。

気が付けば会社を卒業して二カ月。

気がつけば会社をやめて、2ヶ月経ちました。 怒涛の、あっという間の二カ月。振り返るとおそらくとっても貴重な二カ月。 この間に何を私がしてたのか振り返っておくのは大事なことかな、と思って 振り返りたいと思います。 会社の人に会えるだけ会う 新卒から約20年、同じ会社に勤めていましたが、私は会社とプライベートを分けたい派だったので職場の人とプライベートで遊ぶことはあまりありませんでした。 特に最後の一年半はグループマネージャーだったので、やはりマネージャーとして常にみられてい