#094 一輪のポーチュラカから
小さなガラス瓶に一輪のポーチュラカを挿した。花が一輪、蕾が2つあり、5〜6枚の葉がついていた、長さ十数センチの細い茎のポーチュラカだった。
ポーチュラカは夕方になると花はしぼんでしまう。しかし、次の日には再び花びらは開いてくれる。茎を切ってガラス瓶に挿したポーチュラカの花は、1日だけだろうと思ったが、次の日も開いてくれた。それを3日ばかり繰り返すと、さすがに花は弱ってきて、次の日はしぼんだままで花びらは開いてくれなかった。このまま枯れてしまうのかなと思ったら、次の日には隣