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■『中小企業の新・幸福経営』人に優しい経営は 強い経営があって初めて成り立つもの


尊敬する日本レーザーの近藤宣之会長から
とても高価な新刊を献本頂きました。有難うございます!

(日本経営合理化協会さんの経営者向け希少本です)

近藤会長の経営を指南されるご著書は
ほぼすべて熟読し、毎回感銘を受けていますが、
今回も1ページ1ページ、深く頷きながら、
どんどん線を引き書き込みながら一気に読みました。

読み終えて、あらためて抱いたのは、
「強くなければ優しくなれない」
「厳しさの中にこそ優しさがある」
という感慨です。

近藤会長の既刊本に感動し、すぐインタビューに伺ったのは
2016年。その模様は
FeelWorksオンラインマガジンでも
公開させてもらっています。

リストラは絶対にしない! 生涯雇用と実力主義を
両立させる「新しい日本型経営」/株式会社日本レーザー

その際もお聴きしたのですが、
伝説の名優ハンフリー・ボガートが
演じた私立探偵フィリップ・マーロウの名言も思い出しました。

「タフでなければ生きて行けない。
優しくなれなければ生きている資格がない」
「If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.」

本の中でも、商社という経営の安定化が難しい業態、
中小企業という弱者である状態にも関わらず、
いかに強い経営体質にしていくか
秘伝を開陳されています。

また、近藤会長の論で共感するのは、
成長意欲と行動が伴わない人まで守ろうとするのではなく、
去る者は追わないという潔さです。

人を大切にする、雇用を守るというと
世の中の変化を拒み、現状維持で
他責意識の人まで甘やかすことだと
勘違いされることもあるのですが、
決してそうではありません。

いみじくもコロナ禍真っただ中の現代。
健全な危機意識のもと、自分が厳しい状況にあっても
まわりに貢献することで、真の働きがいと
人間的成長を目指す人だけが、
新・幸福経営の恩恵に与れるのです。

とはいえ、ここまで徹底した
新・幸福経営を目指される経営者は
少数派だと思います。

僕が営むFeelWorksが
10年以上人材育成に打ち込んできたなかでも、
すべての企業、経営者に支持頂けるわけではありません。

それでも、こうした、人をあきらめない上司力が
広がり続けることを強く願い、
これからも働き続けたいと強く思いました。

全ての経営者必読です。

なお、近藤会長の上司力については、
僕の来月発行の新刊でもご紹介させて頂く予定です。

乞うご期待!

すべては、日本の上司を元気にするために。

「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12626920727.html


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