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■上司に求められるリーダーシップはビジョン型とコーチング型『EQリーダーシップ』

『EQリーダーシップ』を読み返しました。

2002年6月24日に第1刷が発行され、
2024年9月5日に第26刷となっています。ロングセラーですね。

いま読んでも、いや今こそ必要な上司力®

に通ずる真理が溢れています。



本書で紹介されている
リーダーシップの6類型をもとに、
どんなリーダーが理想かエン・ジャパンが調査したところ、


ビジョン型が30%、コーチング型が25%と
合わせて過半数になっています。

理想の上司像「ビジョン型」が最多の3割 民間調査


本書のなかでも、

「ビジョン型、コーチ型、関係重視型、民主型は、
 業績を向上させる共鳴を起こす。
 ベースセッター型と強制型は、
 特殊な状況下では有用であるが、
 注意して使う必要がある」

とされています。



僕もこれだけ不安定で編が激しく、
将来が見えない時代。



リーダーには束ねるチームが目指す
パーパスや組織ビションを自分の言葉で語ることが
重要だと考えています。

そのうえで、多様な人を育て活かすには
指示・命令ではなく、共感・支援が大切だと確信。



まさに、ビジョンとコーチングですね。



一方で、ダニエル・ゴールマンらは
ビジョン型リーダーシップの欠点もこう指摘しており、
深く頷けました。



「ビジョン型リーダーシップは効果的ではあるが、
 万能ではない。
 たとえば、チームのメンバーのほうがリーダーよりも
 経験や専門知識に優れている場合。
 リーダーが壮大なビジョンを説明しても、
 大げさで時代遅れに聞こえるだけだ。
 そういう失敗は冷笑を招き、業績が下がる。
 もうひとつは、リーダーがビジョンを
 示すつもりで高圧的になってしまう場合。
 チームの平等精神が蝕まれる」

以下、備忘録▽


前川孝雄のはたらく論

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