■『貧乏国ニッポン』下がり続ける給料、 上がり続ける社会保障費・住まいととクルマ。どう生きる?
読後感としては、
「あぁ、言ってしまった」。
平成の30年間の政治・経済の失敗により、
日本はどんどん貧しくなっています。
これはもうもう論破しようのない現実です。
だから、安倍政権では
必死に経済対策をして、
無理やり賃上げをしようとしていたのです。
ただ、著者はもう日本経済の復活は諦めているようで、
外国に投資するなり、出稼ぎに出るなりするしかない
と喝破します。
確かに、若い人たちにとってはその方が得策な気もします。
われわれミドル世代は
そうした若者たちが自由に羽ばたくことを
邪魔することなく応援する姿勢が大切ですね。
著者の現状認識に異論はありませんが、
処方箋には異論があります。
インターネットの時代であり、
もはや国家という概念が陳腐化し始めていますから、
日本にいながらにして、小さな独立エリアを作り、
そこで新時代を創ることも有効ではないでしょうか。
また、外国に稼ぎに行くとしても、
世界的な環境破壊が深刻なわけですから、
目先のお金が稼げても、長期的には破滅に
加担することにもなりかねない。
であるならば、お金に頼らない
自給自足の生活設計、包摂社会の創造こそ
私たちの生きる道であるようにも思います。
すべては、日本の上司を元気にするために。
※備忘録は「前川孝雄のはたらく論」
https://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-12626981217.html
#前川孝雄 #上司力 #人材育成 #働きがい #はたらく論 #FeelWorks #コロナ氷河期 #貧乏国ニッポン #加谷珪一 #貧困
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?