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(ワケあって)ブータンにバ〇ブを送った、その後。

ワケあって、ブータンに住む友人にバイブを送り付けて数か月が経ちました。(ワケあってブータンにバイブを送る話はコチラ


友人はコロちゃん騒動で無事、日本に帰国したワケですが、わたしの脳裏にかすむのは、あの事ばかり。


送ったバイブは、今、いずこ?


緊急帰国の際、ブータンから友人が持ち帰ってきたのであれば、なんとなく安心ですが、あのお棒状のモノが異国の地に取り残されていることを考えると・・・。 

色々な不安が頭をよぎります。

「あ、あのさ。こっ、こないだ送ったお棒状のモノなんだけど・・・」

さりげなさを演出したのですが、なんだか気持ち悪い聞き方になってしまった!!!

焦るわたしに、友人がサラリと言いました。


「ブータンにあるよ☆」



やっぱり、ブータンにお棒状のモノが、あ・る!!!

でも、ブータンの、どこ?

ベッドの下? 下着の入っている棚?!

捨てた場合、分別ゴミで出したの? 

不燃ゴミ? 

可燃? 

リサイクルすんの!?


不安と共に疑問が溢れ、友人を質問責めにした、わたし。

すると、友人は言いました。


「日本食の入った段ボール箱に入れてあるよ♡」


と。



食料品の入った、段ボール箱。

お棒状の居場所を聞き、わたしは青ざめました。

ロックダウンを早々に決めたブータン。

友人は今、zoomなどを使ってブータンのプロジェクトを引き続き行っているそうですが、外国人の受け入れは未だ目途が立っておらず。

いつ友人がブータンに戻れるかは未定です。

そんな長期不在の部屋。しかも、緊急帰国した友人の部屋は、少なからず、散らかっているはず。

そんな友人の部屋を、現地スタッフが整理しに来ないと、思いますか?

わたしだったら絶対、チェックしに行きますよね。

そして、食料品の入った段ボールを見つけたら、腐っているものがないか、見ますよね。しっかり。

え?

だって、

異国の食料品って面白いじゃないですか。

あわよくば「腐りそうだったから」という理由を付けて、食べ物を漁りますよ。(※わたしの場合の話です)


しかし、です。


「ジャパニーズ・ブイヨン。ナイス!」

「ジャパニーズ・ソイソース。グッレイト!!」

「ジャパニーズ・フリカケ。テイスティ!!」

からの流れでジャパニーズ・バイブを見つけた場合、どうなります?


アッメイジング!!


と、なるでしょうか???

ブータンの恋愛や人生観は日本に比べたら大らかと聞きます。

「俺の方がイケてるのに、なんでこんなものに頼るんだ」

と、悲しくさせる可能性も高いと聞きますし、

最悪、コロちゃんが落ち着き、ブータンに戻った友人に変なウワサや勘違いが生じる場合も、あるんじゃないかなぁぁぁぁぁぁ???

魅力的なブータン人から友人を守るために送ったバイブ。それなのに、それなのに、これじゃ、

元も粉もないですっ!!!


泡立て器だとか、電動ミルにも見えるスタイリッシュなバイブです。

ブータンの方々が最先端の調理器具と間違えてくれることを祈るしかありませんが、パッケージに思いっきり「vibrater]と書かれてあったような・・・。

そんな不安な日々を過ごしていたある朝のこと。

友人のメッセージを受け、目が覚めたわたしはベッドから飛び起きました。


「逮捕だ!」


た、逮捕!?

「これは密輸のケースだけど、やっぱブータン、バレたらヤバそう」

というメッセージに添えられたのは、ブータン国営ニュースのURL。

なんかよくわからんけど“セックストイ“、“六人の男性”と書かれたタイトル。

友人の「逮捕」という言葉が、起きたばかりのわたしの脳内を直撃しました。

え? セックストイ、ダメなの?

記事を読みながら、胸の鼓動が収まりません。

だって、ブータンはお棒状のモノを壁に描いたり、キーホルダーやオブジェにしている国じゃないですか!!


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魔除けとしてこんな絵を家の壁に描き

ブータンのヤーツ

カラフルかつサイズ多様なお棒状のものたちが家やお店、お寺にもある。


そんな国なのに、セックストイで人が捕まった???

男性のシンボルを信仰するのは良くて、女性の快楽のための使用は禁止ってこと!?

もしそうなら、納得できないです、わたし。




これは、やるしかない。





わたしは覚悟を決めました。

もし友人がバイブ所持で捕まったら、わたしが助けに行く!

法廷でもどこへでも行って、女性の性は罪ではないことを大声で吠えてやりますよ!!

友よ。安心しろ。アンタが捕まったら、わたしが助けに行く!!!!!!

その暁には、この記事を読んでいる皆さん(人間国宝)、日本からの熱い支援、よろしくお願いします!!!


やる。ワタシは!

と、気合を入れた所で、もう一度冷静に記事を読み、英文を翻訳していきました。

すると、ブータン人男性6名は数千ものセックストイを密輸して捕まったと書いてあるじゃないですか!

ということは、セックストイを所持したことが問題ではなく、密輸が問題ってことです。

それに、友人が所持しているのは一本ですし(カウントの仕方がわからない)わたしは日本の郵便局から大変な思いをして送ったのです!! くわしくはこちら

ってことは、密輸ではない? 大丈夫ってことですか?

大丈夫ですよね???


ね?

ね??

ね???(誰か詳しい人、教えてくださいっ)



ふー。


いや、しかし。

逮捕とまではいかなくとも、我が友が早くブータンに帰らないと、バイブが、ブ、ブヴァイブが危ないです!!!


まさか、こんなにスリリングな思いをすることになるなんて、思ってもみませんでした。

しかし、北欧では、「どのセックス・トイが良かった」か、子ども達の前で両親が感想を言い合うほど、それらに関してタブーがないらしいのです。※スウェーデン留学経験のある友人談。

もっとわたしが彼らのように性を肯定的に捉えていれば、いちいち反応せず、こんな気持ちを抱く必要はないのかもしれません。

いや、しかし

魅力的なブータン男性から友人を守るために送ったバイブで我が友が捕まるなんてことが起きたら、やっぱり,、

やっぱり、困る!!


うぅぅ・・・。



法廷に立った時のため、英語の練習じゃぁ!!!



わたしの不安は、友人がブータンに戻るまで、まだしばらく続きそうであります。


▼ ブータン土産と恥ずかしさについての考察


***

noteで配信してきた「ポルノ依存症奮闘記」ですが、11月15日、kindle出版から発売予定となる運びで、ただいま作品の審査に入っております。

散々ワーワー言って、やっとここまで来ました!(たぶん)

性のことを発信しているというだけで、あらゆることを経験してきた身です。

審査に通るかどうか、不安なところではありますが、きっと大丈夫なはず!

本来なら、11月11日の本日を「お棒状の日」と勝手に命名させて頂き発売したかったのですが、色々不慣れなもので、もうしばらくkindleのガイドラインと睨めっこさせて頂きます。

この作品は性、ポルノ依存症を題材としているのですが、いわゆる官能小説ではありません。(期待している方がいらっしゃったらスイマセン)

わたしのために書いた、わたしのための小説ではありますが、男性ももちろん、多くの女性の方に読んで頂けたら嬉しいです。

夢は、「世界中の自分」へ、この作品を届けること。

中国語、英語、ドイツ語、色々な言語に訳して(翻訳して下さる方、ご連絡お待ちしています♡)世界中の「わたし」に届けられたら、なんだかものすごく、元気でハッピーになると思うんですよ。「わたし」が。(元がモンのスゴく偽善者なので、敢えて書かせて頂きました。スイマセン)


タイトルは「Feeling good ever! お相手はポルノ依存症」 ※noteで発信してきた14話含む。


夢は大きく、エゴ全開で。

これからも、やってみたいこと、挑戦したいこと、自分の心に正直に、無理せずに動いていけたら、いいな。(もちろん昼寝、オヤツ付きで~)

それでは、


Have a good お棒状の日!!!!


試し読みにどうぞ~。一話目▼


「性、ジェンダーを通して自分を知る。世界を知る」をテーマに発信しています^^ 明るく、楽しく健康的に。 わたし達の性を語ろう〜✨