「女だから」を、卒業しよう。
男性が圧倒的に活躍している世界で働いていた。
父が経営している会社だったことや、社内で一番若かったこと。
女性という引け目もあって社員の方々には気を遣って働いたつもりだが、今考えたら、気を遣わせていたことも多かったと思う。
経営者の家族ということもあり、給与は最低賃金。
だからといってラクできるワケもなく、立場上わたしが現場を取り仕切らなくちゃいけないことも多かった。
とはいえ、自分よりもキャリアが長く、年配の男性に指示を出す時は気が引けた。
なるべく角が立たないように