みんなガラガラポンしたいのかも…
最近の傾向なのですが、やたらと前々職の関係者からメールが飛んでくる…
理由は複数あるのだろうけど、一つは様子見といったところだろうけど、所謂存在確認とでもいうのか「あの人、あの後どうしてる?」的な感じの探りと言ったところかと…
もう一つは、お悩み相談的なもの。わたしが前々職を早期定年退職した時も、まだまだ人事制度をいじっていた頃だったので、特に中堅の人たちが管理職になる前の足止めを食らったり、専門職として生きるにも足止めを食らっているようで、先々のご自身のキャリアに未来を感じない人が多くなってきたことがあるのかも知れません。そうでなくても前々職の業界は右肩下がりなので、最終的なプロダクトに対する予算もケチられてしまい自由度が無くなっていくのが身にしみて感じられる世代なのかも知れません… その意味では、僕らの世代はまだ逃げ切り世代だったのかも…
良く例に例えられるように、フィルム写真が全盛期の頃は街に写真屋さんがあって、フィルム現像や証明写真等が直ぐに撮れていたけど、デジカメの普及であっという間に写真屋さんが消えていきましたよね~♪
技術の進化と商品化による普及は、業界の絵図をたちまちにして塗り替えてしまうもので…
わたしの前々職の業界も、インターネットの普及と写真や動画撮影ができるスマホ、動画編集や加工の簡易化で、動画そのものがコモディティ化した影響を受けたのかもしれないけど、将来的には細々とは維持できたとしても、右肩は今後も上がること無く下がり続けるかな~♪
転職も良い選択肢…
話を戻して、それらの相談の先には、皆さん転職についての意見を求めてくるようで、前々職も世間に比べると、まだまだ高給な方なので、ベテランになるほど手取りと転職などの不安を両天秤にかけて色々と試行錯誤されている様子…
わたし自身は、実のところもっと早く、早期定年退職が54歳の誕生日から可能なので、その時点で退職しておくと、もっと可能性が広がったかと思っているところです。やはりひとつの組織で純粋培養的に育ってしまうと、居心地が良すぎて他に目が向かないのと、少しでもその待遇から悪くなるようなところを見つけてしまうと、今考えると凄く良い条件だったと思ったところでさえ躊躇してしまい決断できずに流してしまってましたね~♪
まあ、人生にやり直しが効くんだったら、個人的には54歳の誕生日に早期定年退職をして、退職金の上乗せ額も一番多いので、それで有給消化の約1ヶ月を海外で過ごすことをしてみたかったですね…
わたしの場合は57歳の誕生日の13日前まで粘ってしまったのと、退職日の数日前に肺腺癌の宣告を受け、本当に後味の悪い前々職の退職日と前職の入社日だったわけで…
個人的には早期定年退職にこだわらなければ、やっぱりMBAを修了した直後に、有名な戦略コンサルからお誘いを受けていたので、それを素直に受け止めていたら、今頃かなり人生が変化していたんだろうと思っている次第…
まあ現在の自分があるのは、自分自身でその時々にそれなりの決断をした結果ということなので、まあ色々な選択肢があったけれど、大きなミスはしていないのかも知れないと、自分に甘いのかも知れないけど、そこそこ良くやってきたと思ってはいます…
前々職から転職して良かったと思うのは、まずは土日祝日が確実に休めること。前々職は基本的に24時間対応のところなので、休日、付加休日を平日に設定されていることが多くて、滅多なことじゃないと土日や祝日に休みを取得することはできませんでした。また緊急呼び出し等を含め、帰宅している最中も休日の日も、見境なくTeamsのチャットが飛んできてたので、それに受け答えしないといけないことが多くて、あまり休んだ気にはなれないのが正直なところでした。(こういう現状だったので、わたしのSNS好きで投稿好きなところが醸成されたのかも…。)
前職に転職した時は、本当に土日祝日が休めているのと、土日祝日には業務メールやTeamsのチャットすら飛ばないので、そのことに深く感動した覚えがある…
また前々職ではテレビ画面をみながら作業することが日常でしたので、それがないことを逆に不思議に感じた次第…
一番良かったのは、都内出張などで出先で作業をした後に、提携している貸部屋を借りれるので、出先近くの貸部屋でリモート勤務ができること。これはかなり便利でした。
まあ、どの組織にも一長一短はあるもので、これからの時代は一つの組織で定年まで働くよりも、色々な組織を渡り歩いて、自分の可能性を広げつつキャリアアップを図っていく方が得する時代だと個人的には感じています…
そしてまた転職
その後、現職に転職完了…
転職活動がほぼ半月ってところでした…
前職での有給消化期間内に次のところが見つかり、キャリアブレイクなく転職完了できたのは不思議な感じでした…
わたし自身は癌サバイバーなので、そんなに寿命は残されていない(5年生存率30%以下で既に1年経過中…)ので、それを考えるとここ1~2年で前々職の退職金使い果たしもできるかと思いますが、稀にしぶとく生きている場合もあるため、一応の老後対策も考慮しておこうかと考えました…
抗がん剤の副作用も改善より蓄積のウエイトの方が高そうだと自己判断していますので、60歳をこえるとフルで働くということは控えても良いかと思ってます… 70歳までは流石に生きれないと思うので、まあ生きても年金暮らしってところかと…
なので60~65歳の乗り切りを考えると、自分で仕事を決められる状態なのが望ましく、そのための足りないノウハウ吸収ができれば良いとの理解…
そのため、ある程度小さな組織で、企業存続の簡単なノウハウが実務的に学べればOKという感覚で、中堅コンサルを選んだという感じです。現在約4ヶ月経過しましたが、初期の目的は既に達し、企業提案や見積もりを介してスキルと人件費、マージンなどを把握し、同業他社のご事情もほぼほぼ理解した感じです…
あとは現職を選択したほぼ一択の理由にもなっている新サービスの立ち上げさえ完了したら、基本的にわたしのお役御免状態かと勝手に判断…
今年末か来年には、小さな会社だけ立ち上げてパララン状態にして、その後60~65歳は適度に自由に働ける環境にしようかと皮算用中… 果たしてどうなりますか…
自分のワクワク感さえ満たせば、今年末か来年、もう1社体験しても面白いかもと思っている次第で、このくらいのアバウトさを持っていた方が、きっちりしているよりも精神的に楽だと思っている次第…
まあ、最初の転職の時は色々と考えたけど、一度転職してみると、むしろ自分の可能性に気づいた点と、意思決定含めて自分主体で物事考えることができたように感じます。その点で、転職等に関するハードルは感じなくなっているところです。最初に就職した組織が、あまりに居心地が良すぎたので、長く勤務してしまった感じで、それが果たして人の人生としてみた場合に、本当にお得感なのか機会損失していたのかは微妙なところですね…
今日だと、ある程度働き盛りな時に数度転職した方が、自分の望んだ未来を描けるのかも知れませんね(^^♪
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