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あまり見ないし読まないという選択

まあ、池上さんのお話は番組なので「台本のあるエンタテインメント」として、「真実性を問わない」として、面白おかしく拝見するものと捉えれば良い。

放送の場合は、引用先を示さなくても、専門家にインタビューして、その専門家が引用した言葉をそのまま使えば「専門家の○○さんが△△話した」という事実で番組が構成され、あえて原典から引用しなくても良いからだ…

それを池上さんは、番組で出演やVTR(今はVTRではなくサーバですね)で
構成させず、事前に専門家に聞いて、その意見を自分の意見として番組内で伝え、気前よく協力してきた専門家は、「最低限、専門家の○○さんから聞いた話では…」くらい池上さんの口から発すれば、それだけでも多少納得するものの、そうではなく、その意見をパクられるという仕掛け…いわゆる”IKEGA me too”問題…

それでも専門家の意見をまとめて話していれば、大きな間違いはしでかす恐れは少ないけど、専門家の意見以外に自分で調べたとされる意見が怪しくて、専門家でも吹き出すような内容が時折散見されたり、変な図やグラフが登場したりする。

とは言え、かれは学位は無くとも大学教授の肩書を持っているわけで、そのような人が、やさしく時事問題を視聴者に伝えるとは言え、引用ルールが怪しく、間違いも多いことに、本当は某大学等は怒らないといけないわけだけど、なにもしていないというか、有名人が学内にいることで学生を釣っているのかもしれない雰囲気… まあよその大学なので知ったこっちゃないけど、学んでいる学生が可哀想なもの…

この記事を読んで、また池上さんがやらかしたと思った次第だけど、そもそもマスコミ関係は、金融政策や経済政策について深く理解している人って、少なくて、省庁関係の会見をそのままの形で伝えるだけだから「自分の頭で考える」ことをしないよね~♪ これじゃ単発の情報に右往左往するだけで、全体像というか、物事を俯瞰して捉えるということができないよね~♪

折角、大学で経済学を学んでマスコミの経済部に入ったところで、この状態…その上、重ねて学び続けるかと言えばそうしない人たちが殆どだから、そのうち考えることもできなくて、表面的なことで右往左往するんだろうね♪ なんと池上さんも慶應大の経済学部卒業とか…

まあ、これからも「エンタテインメント的教養風番組」として、「何処が事実と違うのか」を探す面白い番組として、提供されるのだろう…
良い子のみんなは、事実と違ったり、実際と違う考え方を探してみると面白いかも…

ついでに、わたしは書店に行くことが好きなのですが、池上さんの本は昔はそれなりに読んでましたが、最近は読まなくなりました。理由は本人の意見なのか、誰か別の人の意見を本人の意見として述べているのかがはっきりしないこと。つまりはテレビと同じで、誰かがいったことを映像で流せば、その誰かの意見か、その誰かが引用したものと言うことで、引用の所在は「その誰か」になるけど、「その誰か」を番組に登場させないで「その誰か」の意見を丸パクりするのは、ジャーナリストとしても、教授(教育者)としても、社会人としても、公共の電波を使って公にそれを言うことは、やってはいけないこと。それをご自身の書籍でもやられていることがわかったので…

まだ、正式な引用じゃなくても「○○さんが、こう言ってまして…」などの言葉を入れると、多少は良いのだろうけど、そういうものもない… これは酷すぎるので以来、かれの本はまったく読まないですね~♪

次に、かれの紹介と重なるのが佐藤優氏。
この人も最近書店で本をよく見かけるけど、購入しないですね~♪
読書好きのようだけど、どこか社会主義的な感じだし、ウクライナ戦争関連ではロシア側に寄ってますし… この人が本当にインテリジェンスを語るに当たる人かは疑わしいと思っています。

そういうことで、出版社が本の帯に研究者や文化人、有名人の推薦等を掲載して購入を促すんだろうけど、個人的にはこの2名の推薦に関してもスルーしてますね~♪

長くなりそうなので、このへんで…

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