羽土 富太郎

世の中の不条理を小突いていきます。 余談。明るい場所の足元にいるコガネやカミキリやカ…

羽土 富太郎

世の中の不条理を小突いていきます。 余談。明るい場所の足元にいるコガネやカミキリやカメムシ、ゴキブリでも踏まれないように遠くへ運んでやってくださいお願いします。

最近の記事

女性従業員が男湯に入ってくる問題

忌々しい新型コロナ第5波が落ち着いてきた。そこで羽を伸ばしに熱海へ家族4人と温泉旅行に出かけることにした。 家から車で約2時間。日曜跨ぎだったので客は多くロビーでの受付で待たされたり辟易しながらチェックイン。部屋に到着するとオーシャンビュー。しかも本日は花火が3000発も上がるとのことで高揚しながら夜を待つ。それまでに風呂に入ってしまおうと温泉に向かう。入湯客は指折りで割と空いていた。ラッキーとばかり掛湯を放って湯に浸かる。晩食が待っているので、体を清める程度で上がることに

    • 一切ggらない うろ覚え映画評論 2

      某所で配信をした時、アンケート機能を使って視聴者に聞いてみたことがあります。「どんなジャンルの映画が見たいですか」というベタなものだけど意外な結果が出ました。サスペンス・ホラーに次いでドキュメンタリーが上位を占めたんです。筆者はあまりドキュメンタリー映画を見ない、というかこの手のジャンルに懐疑的なところがありまくる。理由はなんだか高圧的で説教臭い感じがするからで、言わばユニセフのCMじみてるのが嫌いなんです。自然をテーマにしたディープブルー(サミュエルがサメに食われない方)み

      • 一切ggらない。うろ覚え映画評論

        アマプラの上位に注目の映画としてピックアップされていたので見ました。 「ギルティ」というヨーロッパの映画です。 欧米かどっかの映画賞にノミネートされていて、ドラム叩いてる青年と音楽教師がちちくりあい啀み合いのラストでどんちゃかするセッションて映画もそれに受賞してるらしいです。 ちなみに1ヶ月位前に鑑賞しました。斬新さは皆無ですが唸る部分も多少あったので無理やり記憶をひねり出していきます。 主人公は一般人からの通報を受けて、近くの警察に出動要請させる司令室みたいなとこで

        • 目の異常

          それに気付いたのは夜の1時ほど。 いつものように松屋の牛丼とカレーを食おうと店内に入り注文する。 夕方まで海にいて潮風で顔がべとついていた為、待ち時間に顔を洗おうと洗面台へ向かう。 両手で水を浸し、パシャっと顔面をやり、ふと鏡を一瞥。 すると、右白目に赤い斑点が見えたような気がした。 え?と思い、顔を拭った後、鏡の自分を二度見する。 どうやら下の涙点(涙が出る穴)付近にかけて白目に真っ赤な血溜まりができている。 心底引いた。まず牛丼屋のトイレ横で棒立ちになるその

        女性従業員が男湯に入ってくる問題

          金メダルの価値

          紆余曲折、オリンピックが粛々と終わり、日本のメダル獲得総数58個、金メダル27個という快挙。 息も付かせずコロナ報道、日本中に一触即発の空気が充満しています。その中でも一際、国民が震撼した悍ましいニュースに目が点になりました。 名古屋市の河村たかし市長が4日に表敬訪問に訪れた東京五輪・ソフトボール女子の後藤希友投手の金メダルを噛んで炎上。 この記事を目にした瞬間、私は爆笑、いや爆撃を全身に喰らったような強烈な笑い、ではなく笑いとは正反対の感情である怒りを発露しました。

          金メダルの価値

          虫の声と擬音

          蝉がうるさい季節。四六時中ミンミンジージー言ってる。彼らも種を絶やさないために必死だ。 実はこの蝉含め、虫の声を認識しない人がいる。 それは日本人以外の外国人(例外はいます) どうやら耳と脳の構造が根本的に違う。日本人は虫の声を音声、すなわち言語として聞いて理解するのに、外国人は雑音として流している。雑音て…。意識すれば聞こえるそうだが気にならないらしい。なぜなら指摘されないと聞こえないから。 これだと日本人が神経質に感じるが、日本人でも外国人の耳を持つことは理論的に

          虫の声と擬音

          真夜中の蝉

          ミ゛ッ 深夜、ベチベチと何かぶつかる音がする。 マンションのベランダに出てみるとアブラゼミがひっくり返っていた。 可哀想にと思い、拾い上げようとすると再び「ミ゛ッ」夜の闇に飛んでいった。 耳を欹てていると、遠くの方でまたベチベチと始めている。 蝉の音のする方へ駆け足で家を飛び出た。 すると途中、踊り場で小ぶりな生物を発見。 ニイニイゼミだ。 さっきのアブラはどこへやら、目の前のニイニイに釘付けになる。 蝉の中でもかなり小柄で羽を除く体長は2cm弱。警戒心が強

          YouTubeもなんだか飽きてきたな

          俺、テレビ見ないんで。に等しい乾いた空気を生む発言だが、マンネリズムを感じているのは確かだ。 さーて、この要因は何だろうかと考えてみると一つの答えが出た。 テレビの代替コンテンツに成り下がってるのが問題なのだと。 上のランキングは2021年上半期の国内再生数上位である。 この界隈に疎い筆者でも聞き馴染みのある面子がちらほら。子供がなりたい職業ランキング上位にyoutuberが選ばれているので、彼らは憧憬の的なのだ。 昨今、テレビタレントやアーティストの進出が目立っている。こ

          YouTubeもなんだか飽きてきたな

          言ってるそばから不条理な事件

          8月7日 初投稿日から寸時、小田急線の電車内で刃物を振り回して切りつける、無差別の殺人未遂事件が発生。 犯人は30代の職業不定で一人暮らし。 犯行理由は「俺がクソみたいな人生なのに、幸せそうな人を見ると悔しかった。いわゆる勝ち組と言われる女性を殺してやりたかった」と供述している。 この事件に依って、重軽傷者が数名出ている模様。 確か数年前にも電車内で切りつけ事件が起きていたが、あの時は犯人を制して乗客を守ろうとした男性が致命傷を負って死亡している。この時の犯人の供述内容も「ど

          言ってるそばから不条理な事件

          生きていると

          とっても美味しい安倍川餅が食べれます。 ではなく 有り得ない馬鹿げた出来事が起きる。 何れも実生活には支障がない軽微なものだが、その体験と記憶が積もり積もっていくと漠然としたドス黒い糞玉に変わる。 これが精神衛生上、芳しくない。 この糞をどうにか解消できないものかと日々考えている。 元号が令和になってから碌なことが起きていないだとか、永遠の愛を神父の前で誓った二人が翌年には別れて親権で揉めているだとか、殺人を犯して終身刑になった人間が塀の中で充足した毎日を送っ

          生きていると