2018年に考えてきたことの総まとめ

ある方から質問というか、あるリクエストを受けたので、本来は痛みに関する基礎的事項をすべて紹介してから総まとめとして書こうと思っていた内容を今から書いていくことにします。ずらずらと書き綴っていくので纏まりがないことを予め了承しておいてください。そして無駄に長いです(笑)。

今年の自分自身のテーマは「神経(痛)」と「痛みの科学」でした。私はずっと筋肉の”悪い”部分(いわゆる筋硬結)から骨格の歪みを治すという方針で治療をしてきましたが、2013年の解剖実習で筋肉からファシアに興味が移り、ファシアを勉強するにあたってもう一度生理学を勉強していくことになり、そして今年は生理学から「痛みの科学」について勉強していきました。

今年参加した講習会は「neuroimmune mobilisation(いわゆる神経のストレッチ)」、Ben Cormac氏の「Functional therapeutic movement(痛みに関するいろいろなリサーチを元に最適な処方、主にエクササイズを指導)」、そして「Explain pain」でした。

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