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社員からの声で不妊治療のための休暇制度を導入しました

こんにちは。広報の佐藤です。

子育て中のメンバーが多く活躍している「ファンくる」では、社長の山口さんを筆頭に「仕事で良いパフォーマンスを出すためにも、まず家族を大切に」という考えが根底にあります。

そのため私たち「ファンくる」は、メンバーが家族との時間を大切にしながら、安心して仕事と向き合える環境づくりに努めています。

その一環として、全ての社員が家庭と仕事を両立できることを支援する福利厚生制度「ワッフルゥ制度」の中に、不妊治療を目的に取得できる「ファティリティ休暇」を導入しました。

今回は制度の導入に至るまでの背景も交えながらご紹介しようと思います。


ファティリティ休暇とは

「ファティリティ休暇」は通常の有給に加え、月1日の特別休暇を不妊治療に取り組む全社員に付与するものです。休暇名は直接的な名称を避け、「肥沃な」、「子どもがたくさん産まれる」、「繁栄する」を意味する“ファティリティ”を用いています。またプライバシーを保護するためにも上長への申告は不要としています。(上長には有休として報告するため、人事以外のメンバーに知られることがない仕組みになっています!)


きっかけは社員から、目を見張るスピードで導入

実は今回の「ファティリティ休暇」の導入は、とあるメンバー2人からの提案がきっかけでした。
自身の周りで不妊治療のことで悩んでいた友人を目の当たりにしていたことや、働きやすく、家庭と仕事を両立していく環境を大切にしている「ファンくる」で、私自身をはじめ誰もが直面するかもしれない問題について、会社からのサポートの必要性を感じていたことで今回声を上げたそうです。
導入に向けてまずは、人事にも協力してもらいながら他の企業の福利厚生や、その効果などのリサーチや社内向けのニーズ調査から着手したそう。不妊治療はデリケートな話題でもあるので、直接山口社長に提案をしたところ、決裁が取れ、そこからはものすごい早さで取締役会に上げてもらい、可決。翌月には社内でリリースされました。

「ファンくる」の制度設計は、メンバーが必要と感じ、それが当社にとってプラスになるものであれば自由に設計できるものとする方針です。今回は、安定した家庭環境の構築が会社にとってもプラスになることとともに、夫婦それぞれの負担の平準化が必要であるとの考えから、制度の導入が実現しました。


家庭と仕事の両立が目的 独自の「ワッフルゥ制度」

「ファンくる」独自の「ワッフルゥ制度」は、全社員が仕事と家庭の両立を支援することを目的に設けた制度です。4年ほど前から福利厚生として存在しており、リモートワーク導入など、これまでも段階的に制度を充実させてきました。
一方で「ワッフルゥ制度」は、既に妊娠中の方や子どもが産まれたメンバーをサポートする制度は充実していたものの、妊娠前のメンバーをサポートする制度はありませんでした。
それが今回の「ファティリティ休暇」導入によって、子どもを望む段階から会社としてサポートすることができるようになりました。

▼「ワッフルゥ制度」についてはこちらから
https://www.fancrew.co.jp/recruit/mid-career

メンバーの声から誕生した新たな制度。
本当に必要とされている制度は、その問題に直面した人しか気づけないものもたくさんあると思います。
福利厚生以外にも、「ファンくる」ではメンバーからの意見で様々なことが形になっています。事業の進化、成長のために事業だけにとらわれるのでなく、組織や働く環境も進化していくべきという考え方はメンバーにまで浸透しているようです。


そもそも「ファンくる」ってどんな会社?と思った方はこちらをどうぞ!
【 『ブランド戦略論』著者 田中洋先生と語る 】17年目の自社サービスを再定義しました


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