見出し画像

「主体的・対話的、深い学び」とは

「主体的・対話的、深い学び」とは、アウフヘーベンのことであるという見方ができる。

「アウフヘーベンする」とは「対立する考え方や物事からより高い次元の答えを導き出す」「議論を深めることでさらに良くする」「見方を変えて解決策につなげる」という行為を指します。つまり「対立する二者を超越した結論を導く」という意味になります。

アウフヘーベンの意味って? 使い方や例文をわかりやすく紹介

そのように考えると…
「ダイバーシティ & インクルージョン」
多様性の意義や、尊重・寛容といった望まれる個人の態度、場の心理的安全性などの大切さの意味もわかりやすい。

多様性の意義
異なる知見、意見、経験などの交流からこそ、新たな価値が創発されるのだということ(多様な個性を持つみんなの違いが共創の源泉であるということ)。

逆に、多様性に欠ける一様で、単一な状況(みんな同じの集団)からは新たな価値は生まれにくいということもよくわかる。

尊重・寛容、心理的安全性
尊重の反意語は、無視、軽蔑など、
寛容の反意語は、厳格、狭量など、
尊重や寛容に欠く態度では協働や共創は期待できない。

相手を受け入れない、認めない関係性からは妥協以上の成果は期待できない。
差別や偏見、排斥からは何も生まれない。

対立する両者が、合意できる最上位概念(理念)の共有を起点として、対話を通じて合意形成を図るというのも同じこと。

全ての人が合意できる最上位概念の一つが、ウェルビーイングですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?