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【読書感想&やってみた】YOUR TIME ユアタイム4063の科学データで導き出すあなたの人生を変える最後の時間術


なぜ読んだ?

家事に育児に仕事に・・・とにかく毎日時間がない!余裕がない!

日々時間に追われて時間に踊らされているような気分・・・💃

“このままではダメだ!時間の使い方を考え直さねば!“

そう思いたって、時間術の本を探していたところ、

こちらの「人生を変える最後の時間術」に惹かれて読んでみることにしました。

読書感想&やってみた

〜3ポイント感想〜

①時間術に意味はない
手帳術、todoリスト、締め切り設定・・・
世の中の大半の時間術テクニックは明確に効果があるものはなく、
まともに検証もされてもない。

そんな身も蓋もない!!😭

ですが・・・我が身を振り返り・・・
“時短術”で検索し、なんとなく実行してみるものの、
時間上手く使えた!という感覚になったことはないなあと・・・


正しい時間術とは“予期“と“想起“を調整すること
正しい時間術に必要なのは、以下3つの観点。

・時間ではなく時間感覚を気にする
・時間は平等だが時間感覚には個体差がある
・時間感覚を書き換えれば時間を有効に使えるようになる

この“時間感覚”は、
予期(これから起こる変化の見込み)
想起(過去に起きたことへの確率の見込み)
の2つで構成されている。

人間の脳は過去と未来の変化率を高速で計算しており、
そのプロセスを私たちは時間が流れる感覚として体験している。

つまり、

未来:今の状態の次に起こる確率が高いものを脳が予期したもの
過去:今の状態の前に発生した確率が高い変化を脳が想起したもの

ということ。


“時間感覚“
という考え方はした事がなかったのでとても新鮮でした。

予期と想起について、文章だけだと少しイメージがつきにくいですが、
例が挙げられていたので簡単にイラストでまとめてみました。

予期と想起のイメージ

時間術というと、
「30分かかっていた作業が15分に!」
のような実質的な時間経過に重点を置いたものの意識がありましたが、

それよりも、

自分の脳が時間をどういう感覚で捉えているか

が重要。。。これは目から鱗の考え方でした!


③時間感覚タイプ別の時間術
予期と想起のバランスによって、
以下のような4×4時間感覚タイプに分けられます。

時間感覚タイプ一覧

ちなみに以下の特設公式サイトからも時間感覚タイプのチェックできますので、お試しください!

更に本書では、
この“時間感覚タイプ“別に、おすすめの時間術が紹介されています。

ダイエットも体質に合わせて行うのが大事〜なんて昨今言われますが、
時間術も自分を知ることが大事なんですね。

というわけで、

時間感覚タイプのチェックをやってみた結果
タイプに合わせた時間術のやってみた結果

ついては、以降〜やってみた〜に記していきます!


〜やってみた〜

◇時間感覚タイプのチェック
私の時間感覚タイプは・・・

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予期:容量超過型

常に複数の作業に追われており、焦りや不安、圧倒される感覚に襲われやすいタイプ。
そのため、決して時間の使い方が悪いわけでないものの、常に自分の行動に不満を抱き続ける。

想起:怖がり型
自己効力感が低いため、プロジェクトの失敗や他人の批判などを恐れて、すぐ作業に取り掛かるのが苦手なタイプ。
一方で、一旦作業を始めれば、意外とうまく計画を進められる傾向がある。
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お、思い当たる節が多すぎる・・・💦

ただでさえテンパりやすい性格なのに、
日々業務(時短勤務)や帰宅後の家事など、常に追われて常に不安感を持っていました・・・

更に考えすぎるたちなので、
何か作業にとりかかる前に、細かい部分が気になってしまって、
肝心の作業が思ったより進んでいない!なんてこともしばしば・・・

確かに、
“不安だ!どうしよう!“とアワアワしていても、
作業をスタートすると案外うまくいって、
なんであんなに自分テンパってたんだ😅ということもよくありました笑

◇私の時間感覚タイプの時間術実践
ここでは私の時間感覚タイプでおすすめの時間術の中から、
実際に実践したものをご紹介させていただきます。

①SSCエクササイズ(予期が濃い人向け)
SSCとはStart、Stop、Continueのことで、以下のような作業を実施します。

1 タスクをリストアップ
 2 各タスクにSSCクエスチョン

  ・社会的価値の質問 ※1〜4点(高いほど価値がある)
  →そのタスクを達成したことで、あなたの会社、家族等にどのような良い
   影響があったか?

  ・緊急性の質問 ※1〜4点(高いほど緊急性高い)
  →1日の中で自由に使える時間がほとんどないと仮定して、どれくらいの
   緊急性があるか?

  ・個人的価値の質問 ※1〜5点(高いほど絶対にやる)
  →自分が全てを欲しいがままにしたことを想像し、それでもそのタスクを行
   うか?

  ・移譲の質問 ※1〜5点(高いほど自分でやる)
  →信頼できる仲間が、手伝います!と申し出てきたシーンを想像し、そのタ
   スクを仲間に任せるか、自分が実施するか?

3 価値が低い仕事の特定と分類
2の点数をタスクごとに合計し、点数が低かったタスクに対してそれぞれ3つに分類し、タスク放棄する、誰かに任せる等実行していきます。

 ・放棄タスク:すぐにやめても影響少
・委任タスク:他人に任せることができるタスク
 ・修正タスク:内容を見直せば価値を高められるタスク


私はこのSSCエクササイズを夜に行うようにしています。

点数づけなど細かくできない時もありますが・・・

あらかたタスクの優先度を整理しておくことで、
日々の業務がスムーズに進むようになりました。

あれもこれもやらなきゃ!
と1つ1つの作業に集中できないことがこれまでよくありましたが、

「今はこれ!」「これは後からでOK!」

とメリハリをつけられるようになり、
仕事も前より捗るようになったことを実感しています!

意識していないとまだまだテンパりがちですが、

私の予期が濃いからだな!ちょっと落ち着いて整理しよう!

と、自分を俯瞰できるようにもなった気がしています!


②プレコミットメント(予期が濃い人向け)
こちらは、事前に遊びの予定を決めてしまう、テクニックです。

予期が濃い人は、目先の欲求を犠牲にしがちで、燃え尽き症候群に陥りがち。

そのため、予め遊びの予定を組み込無ことで、
モチベーションの向上や締切意識の強化を図るというものです。

子供が産まれてからというもの、
自分のために時間を使うことに罪悪感がありましたが・・・

たまにはこの日は何がなんでも1人になる!とあらかじめ決め、
家族にも伝えるようにしました。

普段、土日は主人も自分のために出かけることがあるので(私より断然多い😤)、文句なく送り出してくれています。

1人でゆっくりカフェで読書したり、勉強したり、美術館に行ってみたり。

最初のうちは少し罪悪感も感じていましたが、

圧倒的に心身ともに回復することを実感していますし、
頑張ろう!というモチベーションも持続して、
日々の忙しさからくるイライラも軽減されたように感じます!

終わりに

時間に踊らされていた日常💃から、
意識的に時間感覚をコントロールするようになってから、

あ、うまく時間使えてるな!
計画通り作業進んだな!
明日は1人時間もらえるからもう少し頑張ろう!

と、自己肯定感が上がり、
以前よりポジティブに過ごせているように感じています✨

本書ではもっとたくさんの時間術が紹介されているので、
自分に合った方法が見つかると思います!

一つだけでも実践してみると、効果を実感できるのではないかと思います。
ぜひ読んでみてください!📕



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