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GW_ボリビア旅(渡航前)

バタバタと旅の準備をしていたら、
noteに文字を書きこむことが久しくなってしまった。
反省、反省、はしない。
ゆるりと気持ちが高まった時に書きたいことを書く。
そういう場所にしたい。

GWはボリビアに行っていた。
理由はあげればきりがないほどあるけど、
とにかくずっと南米に行ってみたかった。
会社の役職、仕事的にもどうにか休みをとれそうだったので、
いまがチャンス!と思って行動に移した。
ここではやくも旅の内容からは遠ざかってしまうことをご容赦ください。

いまがチャンス!と思った自分に対して疑問を持った。
なんで来年になったら、役職が上がったら、責任が重くなったら
旅や自分のしたいことができなくなってしまうのだろう、、
自分のしたいことをするためにはお金がいる、だから働く
だけどお金はたまるのに今度は自分のしたいことができない。
ちゃんちゃらおかしな話だ。

たしかによくきく話だ。
学生の時は時間や体力はあるけど、お金がない。
社会人の時はお金はあるけど、時間がない。
おじいさんおばあさんになった時はお金も時間もあるけど、体力がない。
これが少なくとも私の生活圏、属するコミュニティ内での当たり前だ。
先輩方からも「若いうちしかできないからやっといた方がいい」と助言をいただき、優しさを素直に感じる自分と「なんで少し年をとった先輩になるとできなくなるのだろう?」と思う自分がいる。

もちろん仕事だけが制限しているわけではない。
でも一番最初にでてくるのは「仕事があるから」という理由だと思う。
ずっと旅していたいわけではないし、遊んで暮らしたいわけでもない。
何かのためになっている、少しずつでも前進している、という実感を持てるから仕事をすることにもネガティブなわけではない。
ただ、来年も再来年も自分がしたいと思ったことに蓋をして生活するのはなんだか私はもったいないように感じる。

いま、ぱっと思い浮かんだのはワンピースのマリンフォードでの
有名なコビーのセリフ「命がもったいない!」だ。
何のために命を賭して戦っているのか分からないまま、戦いが続く。
まだ24年かもしれないが、もう24年生きているとも捉えられる。
長い短いの尺度は時代や国、地域によっても変わってくるのだからあてにならない。
とにかく何のために資本主義という社会で競争しているかが分からなくなったまま戦闘を続けると、行きつくのは沼。行きつく先なんて死ぬまでないのかもしれない。下手すれば死んでからも続くのかもしれない。
そんな人生、私は許容できない。
せっかく大好きな人たちがいる、優しさで溢れた世界に生まれてきたのだから、私もその人たちのために心をつかいたい。
競争からおりることは言うは易く行うは難し。それでも心のなかでコビーと同棲したい。だってもったいないのだから。

話がやはり脱線してしまったので戻す。
ボリビアにいくにあたって、アメリカを経由するのにESTA申請や必要なもののリストアップ、買い出し、事前の両替、パッキング諸々バタバタした。両替に関しては、円安の追い風のおかげで体がガクガク震えた。渡航前日は早めに仕事を片付け、なんなら休み明けに向けて整理をしておこうと思っていたが、そうは問屋は卸さない。ぎりぎりまで追い込み、途中放棄くらいの感覚で旅立ち当日を迎えた。何事も思い通りにはならない、そんな状況にすでに旅している感覚を覚えながら早朝成田からまずは経由地のメキシコに旅立った。

脱線し、長くなったのでひとまずここまで。
この記事の副題は~命がもったいない編~としておく。

出発前の贅沢な待ち時間

世界中のだれか一人でも、ほんの一瞬でも
温かい気持ちで繋がれたらいいな。
今日もよき人生の旅路を


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