ほんだ

24

ほんだ

24

記事一覧

最高

うめーもん食ってセックスして寝る、それだけ。

ほんだ
11日前

よるかぜに はなびらまった てんや哉

ほんだ
2か月前
3

常識の破壊

四半世紀近く生きてきてゴミ箱は立てておくものだと思い込んでしまう。2週間前に私はその思い込みが間違っていたことを痛感した。ゴミ箱は横に寝かせておくものなのである…

ほんだ
6か月前

最後の喫煙者

筒井康隆さんの短篇を子供の頃に読んでいたという町田康さんの文章を読み、今の自分にかなりの影響を与えている町田康さんに影響を与えていたであろう筒井康隆さんとは一体…

ほんだ
6か月前
2

インボイス制度みたいな顔してる人多い、最近。

ほんだ
7か月前

舞妓

子供の頃はとにかくカタカナのかっこよさに惹かれたものだが、今ふと思い返して敢えて一番を選ぶとしたらなんだろうかと考えた時に出てきたカタカナはまさかまさかのあれだ…

ほんだ
7か月前

白い部屋

ベッドに仰向けになり、首の後ろに毛布で高さを作ってやると首が35度くらい持ち上がりスマホをいじりやすくなる。こういうこと、普段何気なくやっていることを文章にしてみ…

ほんだ
7か月前
1

そう、こういう哀しみってのは人に深みを与えてくれるものじゃないのかな。だから惨めだなんて思うことは一切ないんだよ。皮膚を覆う薄い膜を突き抜け、液状の哀しみが心に…

ほんだ
7か月前
1

ちらほら降った雪の中には、悲しいひとの欠伸が宿る。

ほんだ
7か月前

華氏451度

 人は皆違うのに、同じ一つの目的に向かって競い合っている(心の中では)感じがなんとなくしていた。仕事では勿論それでかまわないが、プライベートでもつきまとうそれに、…

ほんだ
8か月前
1

来年

誰でもいいような社会にいるのだから、せめて自分は、自分だけは、自分を見失わないでいたい。

ほんだ
8か月前

密会

病院の中の人たちはみな狂っていた。主人公の男はその中で、必死で妻を探すが、最後の最後には病院のなかにとりこまれてしまう。 安倍工房の小説にでてくる造語は面白いと…

ほんだ
8か月前
2

暗闇の中で蝋燭をつけて、その灯りを両手で挟みこむ。そうすると光が凝縮される。その四方へ拡散する光の玉を見ると、いつも子供の頃遊んでいた公園を思い出す。夕方になる…

ほんだ
8か月前

親にとっては寂しいが、本人にとっては切実なこと。整形。これは親からしたらきっと、想像もできないくらい悲しいことなのかもしれない。でも20数年生きて、やっぱりこうい…

ほんだ
8か月前

引越

何故、2年間の契約が数ヶ月後に迫っているこの時期に、最寄駅も変わらない場所へ引っ越すのか。最近数人に質問された。まだ決まったわけではないから言わなければよかった…

ほんだ
8か月前

火曜の夜は静かに一人 ベッドでまどろみくらくらり やがて来るのは深い森 いつしか時がすすんでて 未来の話はしたくない 明日にはもう、、、

ほんだ
9か月前

最高

うめーもん食ってセックスして寝る、それだけ。

詩

よるかぜに
はなびらまった
てんや哉

常識の破壊

常識の破壊

四半世紀近く生きてきてゴミ箱は立てておくものだと思い込んでしまう。2週間前に私はその思い込みが間違っていたことを痛感した。ゴミ箱は横に寝かせておくものなのである。こう書くと、馬鹿じゃないの。そしたらゴミが散らかってゴミ箱の機能を果たせないじゃない。阿保なのですがあなたは、とおっしゃる方がいると思う。言いたいことはよくわかるし、今でも少しゴミ箱はやっぱり立てておくのがいいのかなとゴミ箱立てる派に流れ

もっとみる
最後の喫煙者

最後の喫煙者

筒井康隆さんの短篇を子供の頃に読んでいたという町田康さんの文章を読み、今の自分にかなりの影響を与えている町田康さんに影響を与えていたであろう筒井康隆さんとは一体どんな小説家なのだろうと思い、タイトルが気になった最後の喫煙者という短編集を読んでみた。
結論からいうと、めちゃくちゃ面白かった。人間ってめちゃくちゃ面白いなと思った。ホントに過剰に描かれているけど人間の持つ排他性、多数派の奢り、妙な仲間意

もっとみる

インボイス制度みたいな顔してる人多い、最近。

舞妓

子供の頃はとにかくカタカナのかっこよさに惹かれたものだが、今ふと思い返して敢えて一番を選ぶとしたらなんだろうかと考えた時に出てきたカタカナはまさかまさかのあれだった。あれとはなにか、そう、マイコプラズマ(肺炎)だった。小学生の頃、同級生がマイコプラズマ肺炎で休みとの報告を教師がするたびに、内心少しマイコプラズマ肺炎にかかってみたいなと感じていたと思う。なぜそんなにこのワードに惹かれるのか?洗濯機回

もっとみる

白い部屋

ベッドに仰向けになり、首の後ろに毛布で高さを作ってやると首が35度くらい持ち上がりスマホをいじりやすくなる。こういうこと、普段何気なくやっていることを文章にしてみると面白い。恥ずかしい話だが、3分くらいかかってしまった。どうすれば読んでくれた人に伝わるだろうか、考えると結構時間がかかる。
こんな大したことのない一文でも苦労したのに、この何倍もの文章を書いて読者に伝える小説家の方々は本当に凄いと思う

もっとみる

そう、こういう哀しみってのは人に深みを与えてくれるものじゃないのかな。だから惨めだなんて思うことは一切ないんだよ。皮膚を覆う薄い膜を突き抜け、液状の哀しみが心に浸透する。いつもなら膜の表面をなぞるだけ、でも今日は心にきて辛かった。きっとこの辛さは、自分だけのものではなくて、ありきたりな辛さだと知ってる。そういうことがわかってしまうのも辛かった。一切が過ぎ去っていきます。と思い、空っぽだったんだよ、

もっとみる

ちらほら降った雪の中には、悲しいひとの欠伸が宿る。

華氏451度

 人は皆違うのに、同じ一つの目的に向かって競い合っている(心の中では)感じがなんとなくしていた。仕事では勿論それでかまわないが、プライベートでもつきまとうそれに、社会人になってから2年経とうとしていた今、うんざりしている自分にようやく気付かされたのはこの本のおかげかもしれない。
 この本に出てくるクラリス・マクラレンみたいな感性が自分にもっとずっと昔にはあったような気がする。いつしか、自分の人生に

もっとみる

来年

誰でもいいような社会にいるのだから、せめて自分は、自分だけは、自分を見失わないでいたい。

密会

密会

病院の中の人たちはみな狂っていた。主人公の男はその中で、必死で妻を探すが、最後の最後には病院のなかにとりこまれてしまう。

安倍工房の小説にでてくる造語は面白いと毎回思う。オルガスム記録保持者とか、、、笑 

暗闇の中で蝋燭をつけて、その灯りを両手で挟みこむ。そうすると光が凝縮される。その四方へ拡散する光の玉を見ると、いつも子供の頃遊んでいた公園を思い出す。夕方になると踏切の向こうにあんな夕焼けが見えてたっけな。夕焼け公園ってよんでたな。

親にとっては寂しいが、本人にとっては切実なこと。整形。これは親からしたらきっと、想像もできないくらい悲しいことなのかもしれない。でも20数年生きて、やっぱりこういう目にしたいとかそういう切実な気持ちの方を優先させたい。なぜならこれからの人生の方が長いし、お金で解決できるコンプレックスは拗らせる前にとっとと解決した方がいいのだから。

引越

何故、2年間の契約が数ヶ月後に迫っているこの時期に、最寄駅も変わらない場所へ引っ越すのか。最近数人に質問された。まだ決まったわけではないから言わなければよかった。とくに理由なんてなかったから質問に対しての答えが曖昧になってしまい、その結果質問した方は怪訝な顔つきになる。なんとなく、部屋が広すぎると思って、狭い部屋に住みたいと思い、引っ越そうと決めた。普通は逆だろうと思う。私もそう思う。でも、なんだ

もっとみる

火曜の夜は静かに一人
ベッドでまどろみくらくらり
やがて来るのは深い森
いつしか時がすすんでて
未来の話はしたくない
明日にはもう、、、