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【詩】裸眼

僕は、目がわるいから
眼鏡をかけて視力を矯正している

僕は、頭がわるいから
勉強して頭を矯正している

僕は、性格がわるいから
怒られて性格を矯正している

誰しもわるいところがあって、
眼鏡をかけるだけで救われ、
努力するだけで救われ、
孤立するだけで、
救われる

裸眼で見る世界の生きづらさが
誰かのほんとうの生きづらさだとして
だれがわるいか、ほんとうにわるいか

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