【詩】やりきった日に書く詩
やりきった満足感にみちみちた一日
そんな日の心が語る詩はおもしろくない
なぜならば
そこには、迷いがない
そこには、恐れがない
そこには、自己否定がない
そんなときの言葉は
溢れ出てくるのではなく漏れ出てしまう
滲み出るのではなく絞り出してしまう
曝け出すのではなく映し出されてしまう
そんな言葉はおもしろくない
自己満足に別れを告げ
疑うことから始めよう
幸いにも明日はもう一度くるようだ
静かに走り出す、憂鬱な目覚めに向けて
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