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4年という時間

2ヶ月前に私は、3年10ヶ月付き合った彼とお別れをしました。
2ヶ月経った今の気持ちをここに綴ります。
あと、半年後そして一年後、自分がどういう感情を持つのか、
当時の気持ちを忘れないためにも、素直な思いを書きます。

私は彼の誰にでも優しいところが大好きで、日が経つにつれて、嫌なところも見えてくるのと同じで、彼の優しさがどんどんすきになりました。
付き合った当初はまだ学生だったし、就活をとおして遠距離になることがわかって不安になって、取り乱したこともありました。
そのタイミングで体調を崩し始めて余計にヒステリックになったりもして、それでもずっとそばにいてくれた彼の優しさに感謝がし切れません。
いつか別れるんじゃないかという漠然な不安が常にあって、それを確かめるため
取った数々の行動に反省するものの、当時はそれしかできなかったんだとも思います。言われたら嫌なことも言ってしまってごめんなさい。
それでも話を最後まで聞いてくれてありがとう。

遠距離になることが決まって、不安になっていた時、「離れても手紙買いてくれる?」と聞いた私に、「もちろん書くよ」と言ってくれて時、その言葉だけで嬉しかったよ。
実際に働き始めてから手紙を書いてもらうことはなかったけど、お別れしてから1通の手紙をもらいました。

私は猫、彼はペンギンに似ていて、レターセットは猫のを、小さなシールは前に走ろうとしているようなかわいいペンギンが貼られていて、今までの思い出をこれだけで振り返れるような気持ちになります。

一緒にいた4年間は、本当に幸せでした。もちろんお互いに嫌なこと、許せないこともあったと思うけど、私は彼と出会って、同じ時間を過ごせたことを嬉しく思います。
それでも一緒にいることができなかったね。もちろん悲しいけれど、この選択肢をとれてよかったとも思います。
なぁなぁになってきた最後の1年間をこのような形で最後まで話し合って、向き合って、しっかりと答えを出すことができてほんとうによかったです。

だから別れた今でも彼のことが大好きです。嫌いになれません。

実は先日、体調が悪くなり、彼に連絡をしました。そこから連絡をとっているうちに、これを長く続けるのは良くない気がしてきて、けりをつけようとしました。
傷つくこともあったけど、受け入れることもできて不思議なきもちでした。

そして最後に意を決して、会いました。
その時感じていたことを全て隠すことなく曝け出して、箱ティッシュ1箱使い切りました笑
もう新しい一歩を踏み出そうとしている彼ですが、一緒に過ごした4年間は綺麗で可愛い大好きな思い出のままでいいんだと思うことができました。

思い出したら辛く、涙が込み上げてくるけど、それでもこの選択肢をとれた自分が誇らしく好きです。

無理に新しい恋に進もうとしなくてもいい。無理に忘れたり、逃げたりせず、自分のペースで進めばいいんだよ、と自分に言い聞かせます。
先週、急に発症してしまった急性難聴。右耳だけ音が聞こえにくいし、検査入院あるし、先の予定は暗いけれど、私なら大丈夫と思います。彼にも応援されてるから。

これから新しい生活が始まるけど、私は私のまま毎日を過ごしていきます。
またいつかどこかで、会えたらいいね。
どんな形であれ、大切だったことに変わりはないから。
あなたと付き合って、ハンバーガーをよく食べるようになったし、ポテトも絶対頼むようになったし、パンだって朝から5個も買って食べてたし、コンビニの焼きそばパンも食べたし、ラーメンも食べるようになったし、ラーメンをすすれない私を待ってゆっくり食べてくれてとても嬉しかったよ。ゲームもしたし、スプラトゥーンは下手くそだったし、動物の森で雑草抜きばっかりして、テレワーク終わるのをまったり、肉じゃが作ったり、柔軟剤だけで洗濯してたり、変な言葉話したり、全く同じタイングで同じ曲を歌い出したり、険悪な話は公園でしたり、いろんなところ行ったりしたね。
外に出かけたい私とおうちでゆっくりしたいあなたとですれ違うこともあったけどそんな時間も懐かしいよ。

本当にありがとう、幸せでした。あなたの将来も私の将来も幸せでありますように。

最後に、今の私は少しずつ前に向き始めています。
今日は帰り道に、youtubeでいろんな人に失恋動画を倍速飛ばしまくりでみた。
忘れなくていいと思えたし、自分磨きをして自立することは素敵だなと思えました。そしたら気が楽になったよ。
それでこれから自分磨きを頑張ろうって思ったところだけど、半年後や1年後どんな気持ちで私が過ごしているのだろうかと思って綴りました。

まずはこの難聴に向き合って、治します!
今まで諦めなかったことは全てかなえてきたから、今回も大丈夫でしょう!

自分が心地いいと思える感覚で進んでいこう!
やることたくさんあるよ!手持ち無沙汰なんかじゃない!
そして人に優しく、家族を大切に。

こんなふうに思えるのは紛れもなくこの4年間があったから。
ありがとうの気持ちを込めてこの文章を終えます。

また気が向いたらメモ書こ〜!にゃご

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