falinamai

猫2匹と夫とつましく暮らしてます。 幼少期〜10代はADHD(不注意型。またはADD)…

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猫2匹と夫とつましく暮らしてます。 幼少期〜10代はADHD(不注意型。またはADD)症状がひどかったけど、40手前の現在はだいぶ適応してきました。とはいえ社会低適合者です。

最近の記事

『3Hour Drive』について

サンファ(Sampha)は哀切の滲む歌声が大好きなイギリス人アーティスト。 未見動画はないかとYouTubeを探索していたら、アリシア・キーズとの新曲『3 Hour Drive』を発見! アリシアは『No one』とか好き(昔とくダネで歌うのを観て感動で泣いた。) 曲の動画にぶら下がるコメントから、Netflixでこの曲のメイキングドキュメンタリー(「SONG EXPLODER」)に行き着いた。 前記事で載せた日本語歌詞は、ほぼその番組から引用している。 「You giv

    • 3Hour Drive

      Alicia Keys - 3 Hour Drive (feat. Sampha) 移動中は耳の中で、仕事中は頭の中で 最近ヘビロテ中の曲。 ↓動画は拾い物(大丈夫かしら) 自分用を兼ねて、下に歌詞の日本語訳を載せてみました。※主語の部分「わたし」「僕」は、主観的な解釈が含まれます(汗) あなたがくれた あなたがわたしにくれた命 あなたがわたしに 3時間のドライブ あてもないままに 会いたい時に もうあなたはいない 旅を続ける 旅を続ける あなたの愛を求めて あなた

      • 妄想記

         パニック障害とうつ病で、死に関する妄想の彩りは異なる。これが一般的、典型的症状かはわからない、全く私的な経験であることを断った上で、違いを語ってみたい。  パニック障害とは、「今まさに死んでしまうどうしよう(死にたくない)」であり、うつ病は、「明日死ぬ事が確実なんだけどどうしよう(準備しないと)」の感覚だ。  パニック障害になったのは、仕事の移動で乗った飛行機の中だった。何となく恐い。飛行機嫌いでもないのになんで。  ふいにくすぶった不安が、心理的物理的閉鎖環境でいい

        • 限定配信

           昨日は、ハルオサンの会員限定ライブを視聴した。当日にライブをやると知り慌てて準備。  だってあの異色の漫画家、ハルオサンの中の人っつったらそりゃ興味あるでしょ。急な告知で限られた視聴者ゆえ、かなりプレミアな初回だった。目立とう精神で調子に乗ってコメントしまくったわ。  ※気になりだすと追わずにいられない、そして推しの視界にはより多く入っていきたい、そんな自分の秘めたオタクスピリットを、最近とみに自覚している。  ハルオサンはイメージ通りで、過酷な半生とは裏腹な、真っ当

        『3Hour Drive』について

          好きなライター

           私の尊敬するコラムニスト、小田嶋隆氏のツイートは、にべもなく真理を突く。 noteが玉石混交なのは先刻承知なのだが、凡庸な石の含有率が高すぎる。(中略)物欲しげな半可玄人の、変に気取ったエッセイを読まされて、胸焼けがしている。  撃沈だが正しい。私なぞ拙劣な文章しか書けない紛れもない石ころだと自覚を促されまくるし、琴線に触れるnoteは実際少ない。  また、これも抜粋ツイートなので前後のニュアンスを削いでしまうが、小田嶋氏いわく、 オレ自身が直接に知っている「卓抜な

          好きなライター

          芥川賞のニュース

           芥川賞直木賞のニュースを見て、「出た!前髪重い系男子!」と、遠野遥氏に注目した。   前回の記事の通り、おでこがもっこり毛で覆われた髪型はフェミニン系チャラ男と見えて苦手なのである。しかもイケメン風かつ評価を得た作家とは、カツセマサヒコ氏とキャラ被りしてないか⁉︎  と、興味が止まらなくなり、受賞作「破局」の冒頭を掲載しているサイトへ。  紹介文では、「リア充青春小説と思ったら大間違いだぜ〜」的ニュアンスで、野次馬読者の期待を乞うていた。むむ、カツセ氏の新作をリア充甘酸っ

          芥川賞のニュース

          明けなかった方の若者

           恋愛文筆の旗手、カツセマサヒコ氏の新作『明け方の若者たち』がTwitterで話題(新作だしね)なので、絶対ハマらないだろうと思いながら、本屋でチラ読みしてみた。  なるほど、ヒロインとの出会いの舞台が、「勝ち組合コン」だった。勝ち組なる呼称をもちろん主人公は皮肉っている。が、一流会社に内定をもらった者だけが参加する云々の描写に、わが懐かしき暗黒時代を思い出し、うんざりして、本をそっ閉じしてしまった。  大学が直接原因ではないが、世間の就活時に鬱を発症し、社会不適合が決定

          明けなかった方の若者

          ADHDっぽい人

           私は精神科医でもない(ただのワープアだ)し診断もされていないが、自分をADD、母についてもADDかADHDと考えているし、ADHDの人ならちょっと見分ける自信がある。    そもそもADDやADHDが世間で話題となり自分が知るきっかけになったのは2001年頃、いわゆる「片づけられない女たち」、一見普通の社会人しかも女性の自宅が、実は驚くべきゴミ屋敷だった!というキャッチーな現象が、夕方のワイドショーで囃された時だ。    ゴミ屋敷の原因はどうやら「注意欠陥障害(ADD)」と

          ADHDっぽい人

          スカしてるは死語かもしれないが

           ※これは若かりし頃に見聞きした事を思い出し連ねた散文であります。  スカしちゃう男性の困るところ。    それは初対面から。緊張なのかキメ顔なのか知らないが、無愛想で反応も薄いため、対す女は身構えてしまう。     たとえ間違って二人で飲むことがあったとしても、オチのないオレ語りが空気を重くする。    他方、ただの同僚で互いの心的距離が全く縮まっていないのに、突如として勝算無視の大告白をしてきたり。  あの最初の無愛想は意識してたからなのか!と遡行してわかる。が、当方、

          スカしてるは死語かもしれないが

          続・不運について

           さて前回の続きとして、最近のわかりやすい残念エピソードをふたつ書きたい。  ひとつは、よくある話だが、通行中にスズメのフンをひっかぶったこと。もちろん100パー私のせいではない不運。頭ではなく着ていたダウンに付いた。ダウンの方が精神的ショックは小さいが、洗うなら頭髪の方が楽だ(悩ましい)。微妙な罪悪感と共に洗わず着続けているダウンよ。  ふたつめは、夜にライブ鑑賞があり着飾った上で、他用も兼ね昼から出かけた日のこと。  ハイヒールだったため、いつも歩きで25分かける間を

          続・不運について

          不運について

           私の嫌いなもの。電車の座席にドスンと勢いよく座る人。隣でされるとイラッとする。意外と若い女子に多い。も少し腹筋使ってこ!  嫌いについて書く、と初記事で告知したので枕に書いたが、さて、話は変わる(早速)。  私の好きなYouTuberの井上ジョー氏は、よく自分の不遇をかこっている。道を歩けば人がぶつかってきて、外食すれば異物混入。それがデフォルトの人生らしい。気の毒だ。  張り合うわけではないが、私にも自慢できる残念エピソードは多い。    おもらしとか、同級生の面前

          不運について

          恐怖リアクション

          先日話題の映画を観に行ったのだが、隣席に私の嫌いなタイプの女がいた。恐怖のリアクションが大げさな人だ。リアクションというには早過ぎる程の先走りアクション。 おおかたの例に漏れずその淑女も、残虐シーンが始まるやいなや「無声でキャー」のポーズをキメてきた。肩をすくませ連れ合い(女性)にくっついてみたり、手で顔をおおったりするやーつ。ヤメて怖いわのやーつ。完全に歳上お姉様のこれ見よがしの姿態に興醒めしつつ、その時の俺はいやむしろ意趣返しとばかりに、本編の画づらがグロくなる程にコー

          恐怖リアクション